千葉県立四街道高等学校
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校長からのメッセージ
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2018/01/16

校長室だより【1月】お年玉

Tweet ThisSend to Facebook | by teacher01
「お年玉」             平成30年1月9日  校長 外山 信司
 お正月とは元日から7日までです。この期間は門松を飾るので、「松の内」とも言います。今年は始業式が9日なので、既に「松の内」を過ぎているのですが、年頭にちなんだ話をします。
 お正月といえば、世の子どもたちにとって大きな楽しみは「お年玉」ではないでしょうか。高校生でもかなりの大金を手にした人もいるはずです。高校を卒業して就職する人は、来年からは弟・妹や親戚の子どもたちに「お年玉」をあげる番になります。
 ところで、「お年玉」は、なぜ「お年玉」と言うのでしょうか。もちろん「お」は丁寧を表す接頭語なので、これを取れば「年玉」となります。
 古来、日本では正月、元旦を迎えると、1年間の日常生活にまみれて気持ちが緩み、世俗になれた人々をリフレッシュさせ、幸せを運んでくださる神様が家々にやって来ると信じられていました。その神様を「年神様」と言います。「年神様」の訪れによってみんなが幸福になるので、正月の挨拶は喜びと祝福を意味する「おめでとう」なのです。
 正月には、門松を立てたり、注連縄(しめなわ)を飾ったりしますが、これは年神様に「この家に来てください」と知らせる目印なのです。目印がないと、神様も気付かずに通り過ぎてしまうかもしれません。また、鏡餅をお供えしますが、これは年神様が宿るものです。このように神が宿るものを「依り代」と言います。神はかたちがないので、特定の物の姿を借りて存在を示すのです。
 このように考えてくると、「お年玉」の意味もわかってくると思います。つまり、「お年玉」とは、「年神様」の「玉」、すなわち「魂」のことです。
 つまり、「お年玉」とは、幸せをもたらす「年神様」の魂を分けていただいたものという意味です。ですから、「お年玉」をもらった子どもたちが、みなニコッとして喜ぶのは当然でしょう。
 なお、「玉」とは丸い物のことですから、四角いお札ではなく、丸いお金、硬貨をもらう方が本来の在り方に近いと言えます。お餅も鏡餅のように元々は丸かったのですが、江戸時代になって四角い伸し餅が広まったのです。
 人間の気持ちを新たにしてくださる「年神様」の魂を分けていただいた子どもや若者たちは、新年を迎えると「今年の目標」を立てたり、「今年は○○を頑張ろう」といった決心をしたりして、気持ちを新たにします。
 四街道高校の生徒たちも、新鮮な気持ちで自分としての目標や誓いを立てたことでしょう。その思いを大切にして、平成最後の年になるであろう平成30年を過ごしてほしいと願っています。
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