千葉県立四街道高等学校
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校長からのメッセージ
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2018/12/07new

校長室だより【11月】三つのポリシー

Tweet ThisSend to Facebook | by teacher01

「三つのポリシー」
               平成30年11月30日 校長 外山 信司
 大学の推薦入試の時期です。推薦と言っても、指定校推薦だけでなく、公募推薦、一般推薦、自己推薦など、さまざまな種類があり、各大学ともこれらを複数実施し、出願の基準や試験内容も異なっているので、大変複雑なシステムとなっています。大学からは結果が続々と送られてきており、三年生にとってはドキドキな時期です。
 さて、推薦にせよ、一般受験にせよ、大学進学を希望する生徒がまず目にするのは、大学の入学案内の冊子やホームページ(HP)です。それを見ると「アドミッション・ポリシー」というものが必ず載っています。志願者はまずこれを熟読しなければなりません。
 「アドミッション・ポリシー」とは、「入学者受け入れの方針」のことです。簡単に言えば、各大学・学部・学科が、「こんな学生を入学させます」「こんな学生に来てほしい」という宣言です。逆に言えば、これに合わない学生はお引き取りくださいということになります。受験生たる者、このように大学からの大切なメッセージをしっかり受け止めた上で受験に臨まなければ、勝算はありません。
 また、「カリキュラム・ポリシー」も掲載されています。これは「教育課程編成・実施の方針」のことです。「入学した生徒をどのように育てていくのか」という教育方針や教育内容が説明されているものです。
 さらに、「ディプロマ・ポリシー」も出ています。これは「学位授与の方針」です。大学は卒業時に学士の学位が与えられるので、このように呼ばれていますが、簡単に言えば「このような力を持った学生を社会に送り出します」という公約です。逆に言えば、このような力の無い者は卒業させませんということになります。
 現在、日本のすべての大学は、この「アドミッション・ポリシー」「カリキュラム・ポリシー」「ディプロマ・ポリシー」を定めています。しかも、この三つの方針はバラバラに存在しているのではなく、「このような生徒を入学させ➡このように教育し➡このような力を持って社会に送り出す」という一体のものです。大学改革のなかで、各大学はこの三つの方針を定め、大学としての在り方を示しているのです。

 以上、大学の話をしてきましたが、四街道高校もまったく同じだと思うのです。
 平成33年度の高校入試(現在の中学校1年生)から、前期選抜・後期選抜がなくなり一本化されます。この入学者選抜の改革に伴って、四街道高校はどのような生徒を迎え入れるかをはっきりさせなければいけません。これが「アドミッション・ポリシー」です。
 そして、新学習指導要領を受けて、どのような教育課程を編成し、入試を突破して入学した生徒に対して、どのような教科・科目を用意し、どのような授業を行い、どのように育てていくかを定めなければなりません。これが「カリキュラム・ポリシー」です。
 最後に、生徒の進路希望・自己実現をどれだけ叶えることができたかが問われます。四街道高校での三年間の学びの結果としての進路実績ということになります。これが「ディプロマ・ポリシー」です。
 このように考えると、四街道高校も三つのポリシーを明確にすることで、今後の在り方を決めていかなければならないのです。お蔭さまで、本校は地域社会や中学校から一定の評価をいただいています。しかし、これに甘んじることなく、よりよい学校にしていかなければなりません。教職員も議論を深めていきますが、皆様からも御意見をお寄せいただければ幸いです。


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