3000幾つの参加チームの中で
たったの一度も負けないチームはひとつだけ
でも多分君は知ってる敗れて消えたチームも
負けた回数はたったの一度だけだって事をね
(さだまさし『甲子園』より)
4月1日(水)
休校期間も延期され、春季大会も中止となり、早く野球がしたいという気持ちが強い。でもこのままだと、夏大までできなくなりそうで嫌だ。1日でも早くグラウンドで暴れたいという気持ちを休校期間ずっと思っている。春大もなくなってショックが大きい中、次の高校生活最後の夏大で、いい終わり方ができるように切り替えて、自分の中で取り組んでいきたいです。
(新3年生の手紙より)
「でも多分君は知ってる敗れて消えたチームも負けた回数はたったの一度だけだって事をね」
一度の負けすら許されずに終わる夏があってはならないと思う。「戦える幸せ」それを今我々は嫌というほど味わっている。野球ができるというただそれだけのことにひたすら飢えている。つらいけれど、でも、一度きりの人生で、『そういうもの(野球)に出会えたこと』は絶対に幸せなことだ。あとは、ひたすらコロナとの戦いに「いま」「自分(たち)」が「できることをやる」だけ。夏を目指すというのはそういうことだと思う。
(四高野球部部報【Insidework】No.199)
四高野球部