12月
2日
(月
) 今日からテスト一週間前。朝配られたプリントに書いてあった「文武両道」という言葉の文を
読んで、改めて勉強もがんばろうと思った。
今日は数学と世界史をやった。これから一週間、どの教科も継続的
にやる。(2年生の野球ノートより)
文武両道
野球の練習で勉強がおろそかになることを,自分自身絶対に認めてはならない。学生は学業が本分であり、野球は学生生活の一部であるがゆえに「両立」させてこそ、初めて学生野球が価値あるものになる。
勉強と野球の両立以外にも人間はいくつもの壁にぶち当たる。その度に、「もうだめだ。」と思うか「よし、またやろう。」と思うかで、その人間の精神力スケールが決まる。勝ち負けよりも『自分が自分であり続けられるか』が大切である。
入学時の成績をベースにして、着実に成績が上がる選手は野球の技量もアップするケースが多い。逆に、勉強に妥協して成績が下降する傾向の選手は野球に対しても妥協することが多い。当然技量は伸びなくなる。
世の中には財産のある人ない人、大きい人小さい人、成績のいい人悪い人、運のいい人悪い人というように、様々な境遇や立場の人がいる。しかし、誰にも平等に与えられたものがある。それは『時間』だ。その持ち時間をどう使うかでその人の人生が決まる。
1日1時間の学習をした人は 1年間で365時間、日数にすると15日間。
1日2時間 なら 1年間で730時間(夏休み分)。
1日3時間 すれば、1095時間、実に授業時間の1年分より多い計算になる。
2000年10月31日 野球部員へ
四高野球部