四高日誌

2013年4月の記事一覧

学校の季節感

  4月25日(木)

 新年度が始まって、一か月が過ぎようとしています。
 「新緑の候」という季節ですが、今年は急に暑いぐらいの気温になったり、また、寒さがぶり返したりと、気候が安定しない印象があります。
 そのような中でも、つつじが咲き、今は、藤の花がとてもきれいですね。県内各地で「藤まつり」等のイベントが開催されているようです。
 あらためて「季節感」というものを大切にしたいと思います。

 学校では、新入生も高校での生活のリズムに慣れたようで、さわやかな挨拶の声で一日が始まります。授業も軌道に乗り、また、四高の一つの象徴である活発な部活動も、新入部員が加わって、毎日盛んに活動しています。これは、まさに「学校の季節感」と言えるでしょう。

 3年生、2年生、1年生がそれぞれに、高校生としての自覚を持ち、自らの役割を果たし、自らの進路実現に向けて充実した学校生活を送ってほしいと思います。

 ガンバレ四高生!

 
 

平成25年度のスタート

 4月8日(月)

 平成25年度が始まりました。
 今年度から新たに本校の職員として加わっていただいた先生方を、生徒諸君に紹介し、その後、始業式を行いました。
 春休みを挟んで再会した生徒諸君。わずか2週間ほどの間なのですが、「成長し、頼もしくなったな」という印象で、大変嬉しく思いました。

 明日は入学式です。新入生を迎える心構えとして、新3年生・新2年生には、先輩として模範を示してほしいとお願いしました。
 また、新年度の節目に際し、長期的展望に立って自らの進路、人間としての在り方・生き方について考えてほしいと思って、次のことについて話をしました。

(1)「プロフェッショナル」とは何か
 ・私の最近の体験(通勤のバスの中でも急病人に的確に対応する消防庁の職員の方の 
  話)をもとに、「いつどのような状況に遭遇しても、決してあわてず、冷静に対処できるのが
  「プロフェッショナル」であると述べました。
(2)人間の人柄は咄嗟の時の判断・行動に表れる
 ・自分の事情を優先するか、困っている人を助けるか、人間の人柄は咄嗟の時に表れるも 
  のである。困っている人を見たら、進んで行動し、助けることのできる人になってほしいと 
  説きました。

 「高校時代」というのは、授業にしても、学校行事や生徒会活動にしても、部活動にしても、人間的成長を遂げるために、非常に大切な時期です。
 生徒諸君には、それぞれの進路、目標に向かってチャレンジしてほしいと願っています。