四高日誌

2012年9月の記事一覧

「えのき祭」を終えて

 9月18日(火)

 9月の第2週、本校では「えのき祭」体育の部(体育祭)・文化の部(文化祭)を開催しました。夏休みが明けてすぐにもかかわらず、大きな学校行事を二つ続けて行うのは、準備も同時進行となり、大変ハードです。しかし、ともに大変充実したものとなりました。企画、準備、実施に向けて頑張った生徒の皆さんに、また、その指導に当たった職員に、深く感謝しています。
  
 体育の部(体育祭)では、綱引きや棒倒し、長縄跳び、ムカデ競走、クラス対抗・色別対抗リレーなど、本当に「体育祭だなあ・・・」という内容で、まさに全校生徒で体育祭を盛り上げたといえる内容でした。
 短い期間であっても、ムカデ競走や大縄跳びの練習など、早朝からの練習で学校が一段と活気を帯びていました。
 平日、暑い中でしたが、PTAの役員さんを中心に保護者の方も応援してくださいました。
 また、若手教員が「思い出づくりに貢献したい」とのことで、クラス対抗リレー(3年生の部)に出場しました。(昔はこうしたこともよくありましたが、他校ではどうなのでしょう・・・。)

 文化の部(文化祭)では、耐震工事で体育館が使えませんでしたが、お隣の中央小学校の体育館をお借りして、ととも素晴らしい開会セレモニーができました。ありがとうございました。
セレモニーの後、お礼に吹奏楽部が「演奏会」を行い、小学生の皆さんに聴いていただきました。
 クラスの催しとして、自作映画や演劇など、創作ものが多いのも特徴と言えます。食品を扱う団体や縁日、お化け屋敷などもあります。
 また、文化系の部活動の発表の場でもありますから、それぞれの部が頑張っていましたが、全体として、質の高さに驚きました。
 一般公開も含めて、文字どおり「文化のかおり」のする二日間でした。
  
 こうして、今年の「えのき祭」も終了しました。特に3年生の皆さんには、高校生活のよい思い出となったことでしょう。
 

ロンドンオリンピックから学んだこと

 9月3日(月)
 
 第2学期が始まりました。
 夏休み中も、本校生徒は、様々な活動を行いながら、自分と向き合い努力しました。
 書道部は第41回全国高校書道展において「特選」、第13回高校生国際美術展の書の部で「佳作」、美術部は第36回全国高等学校総合文化祭(富山大会)への出場や、第62回全日本学生油絵コンクール(学展)での入賞、弓道部は千葉県高等学校弓道遠的大会において男子団体「準優勝」、男子個人では「優勝」及び「8位」、ソフトボール部は第64回千葉県中部地区高等学校女子ソフトボール研修大会において「優勝」、卓球部は千葉県高等学校ランク別卓球大会男子Cランクにおいて「優勝」、第27回習志野市オープン公立高等学校卓球大会女子学校対抗において「優勝」、男子学校対抗1部において「3位」という成果を上げました。
 本日はこうした活動の成果について全校生徒に紹介し、皆でこれを讃えました。
 
 始業式では学期の節目に際し、以下のような話をしました。

 (以下、話の内容) 
 
 夏休み中には、ロンドンオリンピックが開催され、世界のトップ・アスリートたちがメダルをかけて「自分を信じて」戦い抜きました。その様子を、テレビ等で観戦した人も多いでしょう。

 日本選手団も、様々な競技において、大健闘だったと言えるのではないでしょうか。オリンピック三連覇の偉業を成し遂げたレスリング女子の伊調・吉田の両選手。吉田選手の場合は、直前の世界選手権で敗北を経験し、それを乗り越えての金メダル。また、小原選手は「最初で最後のオリンピックで悲願の金メダル」などと報じられ、印象的でした。
 オリンピック史上初の銀メダルというのも多くありました。バドミントン女子ダブルス、卓球女子団体、サッカー女子「なでしこジャパン」、競泳男子400メートルメドレーリレー、そして、フェンシング男子フルーレ団体。
 また、24年ぶりの金メダルというレスリング男子の米満選手。28年ぶりのメダル獲得という女子バレーボール、44年ぶりのボクシングバンタム級でのメダル獲得という清水選手など、新たな歴史が刻まれたと感じた競技も多いです。

  もちろん、勝敗やメダルの数だけが問題なのではありません。自分を信じて努力してきた選手たち、そして懸命にプレーする姿が私達に感動を与えてくれました。また、目標を達成したその瞬間はとても美しいと思います。  
 
 その選手たちが残した言葉も、また、心に響きました。
 中でも、特に印象深いと感じた二人の選手がいます。体操男子個人総合で金メダルを獲得した内村航平選手と、ボクシングミドル級で金メダルを獲得した村田諒太選手です。メダルを獲得した時の二人の言葉が大変印象に残ったのです。

 内村選手は、「体操は才能ではありません。体操は努力です。努力以外の何物でもありません」と言いました。また、「一番大きい試合の一番いい色のメダルを獲りましたが、満足していません。明日からは過去になる。自分には理想があるし、それを達成しても終着点ではありません」と話しました。

  村田選手は、「日本人にはできないといわれていたけれど、僕にできないとはきいたことがなかったので、自分はできると信じていました」と言いました。また、「金メダルは夢ではなく目標でした。ただ、金メダルが僕の価値ではない。これからの人生が僕の価値になるので、恥ずかしくないように生きていきます」と話しました。

  二人の言葉から感じられるのは、「金メダルは目標ではあるが、それがゴールだとは思っていない」ということです。また、彼らは「『出会い』ということの大切さ、すばらしさを知っているから、目標を達成しても、それで努力するのは終わりなどとは考えていない」ということです。

 大きなことを成し遂げた人の言葉には、それぞれに力があります。そして、私達にとって大変すばらしいお手本だと思います。
  こうした言葉を、「一流の人間の言うことであって、私たちには関係ない」などと考えてはいけないと私は思います。

 
 皆さんも、自分を信じて、自分に言い聞かせ、決してあきらめることなく常にチャレンジし続けていけば、必ず満足のいく結果が出るのです。もちろん、「常にチャレンジし続けていくこと」は易しいことではありません。しかし、内村選手が体操と出会ったように、あるいは、村田選手がボクシングと出会ったように、自分の人生をかけようと思うような本物の「出会い」をすれば、努力を続けることも決して難しいことではないのです。皆さんには、多くの可能性と未来があるのです。

  今日から二学期。
 3年生は、今後、社会に巣立っていくための大切な進路選択・進路開拓の時です。決して中途半端にすることなく、全力で進路を切り開いていってください。
  2年生は、修学旅行を控えています。そこにも様々な「出会い」があるでしょう。これらを糧として、今後の学校生活を考えていってください。
  1年生は、高校生としての自覚を深めるとともに、自分が高校生活で何をなすべきかを真剣に考え、目標に向かってチャレンジしてください。