日誌

家政科ファッションショー解説~海洋科編~

館総祭で家政科はファッションショーを行いました。今年度は総勢60名が参加し、その中には商業科・海洋科・工業科の生徒も含まれます。これは本校のファッションショーで初めての挑戦です。

 

 他学科の作品製作を担ってくれたのは1年生の家政科生徒です。授業では基礎縫いや簡単なミシンの扱いしかしていなかったのですが、放課後や夏休み中に技術を身につけ、熱心に作品を製作しました。

 

 海洋科をイメージした作品の1つ目は、ヨット部が使い古したヨットの帆を取り扱いました。帆は風を受けてヨットを走らせる力強さよ、風になびくしなやかさが印象的でした。また、帆は安全に走行するためにちょっとのことでは破れないそうです。そこで、あえて裁断を最小限にした、羽織をイメージして作品を製作しました。

 

白い生地は固く力強く、カラフルな生地は風を受けてなびきます。えりにはストーンをあしらいました。これは太陽光が水面で反射する煌めきを表現しました。モデルは、海洋科ヨット部の2年吉井さんです。部員が少ないヨット部で懸命に練習を続け、関東大会にも出場しています。

 

2つ目の作品は、海洋科の缶詰製造実習と魚をとらえる網からインスピレーションを受けています。腰に巻いているのは、缶詰の蓋です。本校海洋科では、クジラやマグロ、カツオなどの水産物だけでなく、イノシシやシカなどのジビエを使った缶詰、あずきやジャムなの缶詰など幅広く商品開発を行っています。缶詰製造実習は家政科の生徒も参加することがあり、親しみやすいことからこの作品が生まれました。網と乱反射する缶詰の蓋をパンク風に表現しました。

 

他学科の作品製作で大切にしたことの一つに「廃材のリメイク」があります。どの学科の作品も処分してしまうものを取り入れています。