本校の校章は、明治35年10月に規定された旧制佐原中学校内規に準拠したものです。
千葉県立佐原中学校一覧の生徒心得制服、制帽の徽章の項に「五角矢根ノ中ニ中ノ字。矢根ハ金色。中ノ字銀色」と明記されています。
矢根というのは鏃(やじり)のことで、5個の鏃を組み合わせ、剛健尚武の校風を表したものです。

昭和23年4月に佐原高等学校となって中を高に換える時に、新時代の要望にそい、故 林英夫教諭によって現在の形にデザインされました。
原形は残っているものの鏃の曲線や鎬(しのぎ)の稜線が変形され、星に近い形になっています。