【かずさDNA研究所見学&実験ツアー ~1年生理数科~ 】
10月3日(月)、1年生理数科生徒は、木更津市にある「かずさDNA研究所」に行ってきました。
前期の授業で学んだDNAについての知見が、社会でどのように役立っているのか、最先端の研究を行っている施設を見学し、講義を受け、基礎的な実験を行うことにより、その一端を学ぶことができました。はじめに研究所の長瀬先生による講義 DNA研究とバイオテクノロジーについて、農業・産業・医療・社会への応用例をわかりやすく講義いただきました。
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PCR&電気泳動実験 一人一人が実験できるよう、整然と準備されています。 |

初めて使う実験器具 研究員の方々の丁寧な説明をよく聴きみんな上手に操作できています。 |

疑問点を研究員の方に質問 生徒さんたち、よく学ばれていますねとお褒めの言葉をいただきました。 |

視線の先には一台数億円のDNA解析機器 1990年から13年かけて行われたヒトDNA解析は今では27時間あればできるそう! |

お世話になった研究員の皆さん、最後まで見送ってくださいました。 |

生徒の感想
・講義がとてもわかりやすく、授業の復習も兼ねていて、今までよりDNAについてより詳しく理解できた。
・実験では普段触ったことのない器具や薬品を取り扱うことができ、とても貴重な経験になった。
・高校入学以来、初めての校外学習。中学生の時はコロナ禍で校外学習に行くことができなかったのでとてもワクワク楽しく学べました。
・施設や機器類を見学し、改めて日本はすごい技術開発の努力をしてきたのだなと感じた。
・研究員の方々の、入念な準備と分りやすい説明、温かいお心遣いに感謝です。
・遺伝子組み換えによって作物を強くしたり、栄養を豊富にしたり、美味しくすることができるので、開発途上国など貧しい国のためにも良い品種改良が世界中で行えればいいなと思った。
・DNA研究はデザインされた赤ちゃんや出生前・発症前の遺伝子検査などで、まだ十分なルール決めがされていないために、倫理的な問題や課題が多く残されているが、確実に役立ち、より良い未来を創り上げて行くためには必要不可欠になるだろうと感じました。