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令和4年4月1日に着任しました。校長の佐藤道広です。よろしくお願いします。
本校は、昭和52年4月に多くの市民の熱意によって、ここ北総台地の一角、佐倉市下志津に開校しました。佐倉市内には、佐倉高校、佐倉東高校、佐倉南高校と本校を合わせ公立4校の高等学校があります。
本校敷地内には「飯郷作遺跡」という古墳があり、開校直前の1976年(昭和51)年から2年間かけて発掘され、前方後方墳2基、方墳2基、方形周溝墓(ホウケイシュウコウボ)などが見つかり、全国的にも価値の高い歴史財を抱えています。周囲は、自然豊かで、たいへん落ち着きのある静かな環境で、生徒の学習には最高の立地です。
本校は、「真摯没入・協力親和・徳性涵養」の校訓の下、職員が一丸となって、「(1)世界に通用する生徒(第1に他を思いやる心、第2に学力)を育成する。(2)生徒・保護者・地域の人々の期待を超える結果を実現する。」という教育目標を持ち、日々の教育活動に取り組んでいます。
令和4年度は、3年生5クラス、2年生4クラス、1年生5クラスの編成であり、2年生からは、進学(文系、理系)コース、総合コース、福祉コースを選ぶことのできるカリキュラムになっています。
現在は、新型コロナの影響もあり、隣接する東邦大学医療センター佐倉病院との連携が図れていませんが、福祉関係を学ぶには絶好の環境にあります。急速に進む少子高齢化の社会において、本校のような福祉コースを有する学校は、貴重な地域の財産であり、高校生パワーは社会の貴重な人的資源であります。
私の教育におけるモットーは「凡事徹底」です。校訓の「真摯没入」も近い意味がありますが、「凡事」とは当たりまえのことや、簡単なことを指します。例えば「挨拶」「整理整頓」「清掃」
など行動の基礎・基本、「誠実」「寛容」「正直」など人として、人格形成の基礎・基本、「学習やスポーツにおける基礎・基本」などです。つまり、あらゆることの基礎・基本を徹底的に行うということそれが「凡事徹底」です。
これから、機会ある毎に、「凡事徹底」「真摯没入」を説いて行きたいと思います。
これからも、佐倉西高等学校は、生徒と職員が力を合わせて、地域に根ざし、信頼される、明るい学校を目指して努力していきます。
校長 佐藤 道広