校長室から >> 記事詳細

2020/03/24

終業式の式辞に代えてと校長からの宿題(校長室から)

| by ebihara-y

3/24(火)「終業式の式辞に代えてと校長からの宿題」
 

3月初めの突然の臨時休業から3週間ほどがたち、本来は終業式の日を迎えました。明日からは春休みとなります。学校の再開や部活動等については、県からの通知等を踏まえて、連絡させていただきます。

以下、式辞に代えて、在校生にメッセージを伝えます。

 

佐倉南高校の生徒の皆さん。こんにちは。今日は、1年のまとめ、皆さんに年間の評価を伝える日でしたが、異例の事態の中で修了の日を迎えました。壇上で、成績、出席の優秀者を称えたかったのですが、これもかないません。通知表は、4月の始業式にお渡しします。

37日の卒業式では、在校生や保護者の参列抜きの式になったことについて、「好き嫌いは、自分が決める。良いか悪いかは世間が決める。正しいか、正しくないは、歴史が決める。」という格言を紹介し、今回の結末を、歴史の中で見つめていってくださいと、話しました。今回、全国の子供たちが行動制限を受けて過ごしていますが、皆さんには一市民として、感染予防に協力しつつ、この事態を自分や家族の生活を見つめる視点だけでなく、地域や日本、世界という視点で見つめ、考える機会にしてほしいと思っています。

SNSでの問題行動があるたびに、私は「人類は開発の知性は育ててきたが、欲望をコントロールする知性を育ててこなかったことが悲劇的だ」との言葉(宇宙物理学者のカール・セーガンによる)に触れながら、便利を享受するための責任ある行動をお願いしてきました。今回のコロナウイルスの対応では、世界中の人々が、感染拡大の防止と、経済活動の抑止や教育活動の制限というプラスとマイナスの活動のバランスに苦心しており、その難しさを感じます。人類の課題は、際限のない欲望の拡大をいかに制御し、持続可能な社会を築いていけるかと言われます。今回の事態は、我々一人一人が、その課題への対応を試されているのだと言えるでしょう。

 

明日からは、春休みになります。「人生やり直しはできないけど、見直しはできる」と言います。皆さん一人一人が、各自の1年間の成長を実感してほしいと思います。

最後にお礼を言います。この一年、具体的には触れないけれど、皆さんや先生方の行動に「頭がさがる」思いをしました。そのおかげで、「努力次第で、学校はよくなる。」「明日はもっと、いい学校になる」そういう気持ち、「希望」を持ち続けることができました。

「やり抜く力」を身につけるのが、学校というところです。君たちも、あと2年間、あと1年間の高校生活を通じて、自分の未来を「何とかしていける力」を身につけてほしいと願います。

 

46日(月)始業式からの学校再開の目処が見えてきました。新年度を無事迎えられるよう、先生方も準備を進めています。皆さんも、自己研鑽と健康管理を続け、4月の始まりに備えてください。

 

最後に、校長からの宿題を用意しました。良かったら試してみてください。

課題 「You Tubeで講演(勇気が出るおすすめ動画)を視聴する」

方法 ①You Tubeで、「植松努 思うは招く」と検索してください。

   ②「Hope invites Tsutomu Uematsu TED×Sapporo」という約21分の動画を視聴してください。この動画は、TED Conferenceというアメリカの非営利団体が開催している講演会の日本版の無料配信で、何かに挑戦している人や、もがいている人、摸索している全ての人に勇気を与えるおすすめ動画とされています。

 ③視聴しながら、心に残った言葉をメモするといいと思います。

以上です。

 


15:19