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2019/09/04

2学期始業式(校長室から)

| by ebihara-y
9/2(月)
 2学期が始まりました。それぞれ、収穫の秋です。以下、始業式の式辞です。翌日から、名前覚えがスタートしました。私に声をかけてくれる生徒もおり、校門指導や授業観察、諸行事を通して、2学期の目標としたいと思います。

 
9月2日始業式

 おはようございます。梅雨の長い雨と夏の暑さが続きましたが、いつの間にか稲刈りが始まって、秋らしさも感じられるようになりました。それぞれの夏の過ごし方をしてきた皆さんも、今日から、新学期。集団生活の再開です。

 2学期の始まりにあたり、少しアイドリングをしてもらう意味で、お話をします。6枚の漢字を持ってきました。

 はじめは、「辛」という漢字です。「からい」「つらい」今日は「つらい」と読みましょう。ただ「つらい」ままでは、苦しいので、もう一画加えて、違う字にしたい。気づいた人はいますか?

 詩人の星野富弘という人が言った言葉です。「つらい」という字は、もう少しで、「しあわせ」になれそうな字といいました。「辛」を「幸」と比べてください。一画だけで、随分変わりました。でも、つらいを幸せにするのは、そう簡単ではありません。

 次の字は、「兆」です。辛い時は、その「きざし」、兆候があるはずです。そんなときは、目を使って、「眺めてください」。そして、他人の目でも見てもらえるように、相談をしてください。

時には、「逃げる」ことも必要です。「逃」についている「しんにょう」は足を使うという意味です。遠ざかるだけでなく、うろうろする。時間稼ぎをすることも大切です。

さて、そんなことをやっていると、段々と事態が見えてきて、対処も考えられるようになってくるものです。次の漢字は、「挑」です。手を振って、「いどむ」のです。手を振るとなぜか元気が出るものです。

さて、これで漢字は終わりです。辛い兆しから、目を使って、眺め、足を使って、逃げ、手を使って挑むというお話です。人間にはまだ、使えるものがあります。口や耳もありますね。挑む前に、仲間を増やしてください。仲間を増やすためには、コミュニケーションが必要です。

私の今学期の目標は、皆さんの顔と名前を一致させることです。今550人ほど生徒がいますが、100人ほどしか自信がありません。挨拶プラスワンで、皆さんとコミュニケーションをとっていきます。2学期も、よろしくお願いします。以上、2学期の式辞とします。 


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