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2019/07/22

7/19 終業式

| by ebihara-y
7/19(金) 1学期終業式
 梅雨明けが見込めず、ニットセーターや長袖シャツの生徒も多い中、今年は夏季休業に入ります。
以下、終業式の式辞です。
 1学期の終業式にあたり、お願いと言葉を一つ紹介する。
 4月以降、「生徒さん良くなりましたね」「落ち着きましたね」と皆さんのことを褒められる言葉をいただく場面が数回あった。特別な人からではありません。バスの運転手さんや、近くの公民館の方、御近所の方々です。この学校のことを数年見ていらっしゃる方々です。私も、みなさんと生活していて、同様に感じている。
 これは、誇りに思っていい。だから、今年は、「佐倉南には、落ち着いた学びがあります。」と宣伝しようと決めた。

 でも、若干不安はある。それは、ここにいる皆さんは、「佐倉南の…」という枕詞、ネームプレート、看板をつけて生活している一連托生の仲間です。一人一人が、その評価を上げる努力をすれば、もっと力強い集団になるはずなのにという思いです。看板を磨く努力を惜しまないでほしい。3年生は、これから社会からの評価を一人一人が受けます。
2年生は、1年後。1年生は2年後です。一人一人が、内面を磨く努力をしてください。
 

 二つ目のお話し。人の人生には、二度、精神的に危うい時期があるという。

 一度目は、皆さん中高生の時期。二度目は、私の年代。体力が落ちるなど様々な限界、お仕舞いが見えてきながら、余裕はなく、責任は増して、トラブルにも見舞われるという時期です。

 一度目の皆さんの思春期という時期は、多くの可能性に満ち溢れている時期です。一方で、経済的には非力で、実際にできることは限られます。可能性と現実の間でもがき苦しむ時期です。
 また、同じ年というだけで、集団で暮らします。お互いに磨きあい、切磋琢磨できれば、伸びるのですが、他人と比較して、劣っていると思うところに心が奪われてしまう時期でもあります。

 高校生は、中学生でのそうした焦りや空回りから、少し落ち着いて、自分自身が越えるべき壁の先が少しずつ見えてくるという時期のような気がします。
1年生は、まだ中学校でのもがきが続いているようにも見えます。夏休みに、他人と比べる人生ではなく、自分自身の人生を見つめる機会を持ってもらいたいと思います。2年生は、将来を見据えて、力を蓄える時期です。3年生は、結果を求めて、奮闘してください。
 最後に、言葉を一つ紹介します。

英語です「レジリエンス」。困難に打ち勝つ力、逆境を何とか乗り越える力という意味です。皆さんも一つや二つ逆境と呼べる体験を乗り越えた経験があると思います。その体験を思い出すと、次の3つのことをやっていると思います。

  お手本をたくさん見つけて、私にもできるかもしれないという思いを積み重ねること。
  うまくいった体験を、やればできるという思いにして、積み重ねる事。
③ 応援してくれるサポーターへの感謝を積みかさねること。感謝とはポジティブ感情です。

今年は44日間の夏休み。学校という切磋琢磨から少し離れ、でも、看板は忘れないで、「お手本」「やればできる自分」「感謝」の3つを積み重ねて、自分の強みとし、人生の困難期を乗り切ってほしいを思います。

 以上、式辞とします。


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