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2019/06/13

授業観察①

| by ebihara-y

先週から、先生方の授業観察を始めました。1時間全てを観察します。改めて、高校で行われている授業内容を通じて、高等学校教育の目的である「義務教育として行われる普通教育の成果をさらに発展拡充させて、豊かな人間性、創造性及び健やかな心身を養い、…一般的な教養を高め、…社会の発展に寄与する態度を養うこと(学校教育法第50条から抜粋)」が体系的に行われてることを実感します。第1弾として、6つの授業を紹介します。

○2年英語。1年生からオールイングリッシュで進めている。予習(英文写しと単語調べ)の確認から始まる。ほぼ全員がやってある。本文の概要を生徒に次々と質問。Repeatafter meでは、ほぼ皆声を出している。列ごとにstand upしての確認。生徒が「概要がわかって読めている」ことに自信を持てているのがわかる。

○3年物理。黒板に「未知の電子回路を分析しよう」とあり、電流、電圧、抵抗の関係(オームの法則)を、2人1組の実験を通して理解させようとする課題。はじめは先生の問題に答えていく形であったが、最後は隣の班に、問題を出すという展開。問作は、答えを先に作ってから問題に行き着くという逆の思考が必要となる。理解の定着を図るのによい作業である。

○1年芸術。書道の授業。始業5分前にはみな墨を磨り始めている。「古典」「臨書」「拓本」という書道の基本が生徒との問答でよくわかる。説明した内容を細字で半紙に書く。他の生徒の半分のスピードの生徒もいる。チャイムが鳴ってしまった。しかし、ゆっくりだが最後までやりとげ提出することができた。

○2年男子体育。チャイムと同時に始まる。準備体操、シュートのテスト、5対5で攻守の練習、3分ゲーム数試合という展開。30秒間でシュート0回の生徒もいる。バスケ部の生徒はさすがの動き。ゲームでは、できる生徒ができない生徒をよくフォローしてチームを作っている。先生は、そこをよく褒めた。絶えず声掛け、アドヴァイスが飛んでいる。生徒の名前を全員覚えているのはさすが。

○3年選択古典。宇治拾遺物語。読み→訳→まとめという展開。生徒に質問しながら、丁寧に訳していく。古語や古文の解釈から、人間の行動の心根の部分を、生徒につかませようとさせる授業。

○2年英語。こちらも1年生からオールイングリッシュで進めている。生徒は、英語での説明や質問にも、キーワードから何とか要求を導いて先生に付いていけている。フェルメールの絵画「首飾りの少女」を紹介する英文。3~5分で次々と作業が変化する。2人組の演習。お互いを頼らずペアワークが良く機能している。全員音読の前に、「姿勢を正して」の掛け声がいい。


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