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2020/07/31

令和2年度第1学期終業式

| by kaneda-k

放送による第1学期終業式で、以下の話をさせていただきました。

おはようございます。

臨時休校や課題学習、分散登校、そして感染防止に取り組んだ激動の1学期もなんとか終業式を迎えました。学校に来る意味を再確認した人も多いのではないでしょうか。

 

明日からいよいよ夏休みです。3年生は、進路に向けて重要な夏休みとなります、悔いのないよう過ごしてください。特に、卒業後すぐ社会に出て働くという高い志を持った就職希望の皆さんの健闘を心から祈っています。

以前、ある会社の方にお聞きしたことですが、面接で大切なことは、「1に挨拶、2に服装、3に敬語をつかえること」だそうです。その場だけ取り繕ってもわかるそうですから、毎日の積み重ねが重要です。進学する人もいずれは職に就きます、3年生はもちろん、1、2年生も先を見据えてこれらを積み重ねてください。

 

さて、1学期皆さんと生活をする中で、課題への取り組みや落ち着いた授業態度、間違っていることを指摘できる正義感や間違いを認めて反省できる素直さ、困っている人に手を差し伸べるやさしさなど、良いところをたくさん見せてもらいました。そこで、私から、今後皆さんにさらに取り組んでほしいことを二つお話しします。

 

一つは、今より「もう一歩頑張ること」です。反省すべき点があった人は反省したうえで、しっかり生活できていた人はさらに、「もう一歩頑張ること」に取り組んでほしいと思います。

例えば挨拶。皆さんは、よく挨拶をしてくれますし、こちらからの挨拶にもしっかりこたえてくれます。ここからさらにあと一歩、自分からより積極的に挨拶する機会を増やすことに取り組んでほしい。掃除で自分の分担はやく終わったら、誰も分担されていないところを掃除すること、部活動で7割の力で走っていたなら、8割、9割の力で走りきることを目指してほしい。家庭学習で指示された課題しかしていなかったなら、練習問題に取り組むとか、授業で説明されたポイントを復習するとか、もう一つそこに加えてほしい。

ぜひ、この夏休みから、「もう一歩頑張ること」を決めて取り組んでほしいと思います。やらなければいけないことはたくさんあるので、先が見える人ほど難しいことに感じるかもしれません。すべてを一度にはできないものですが、一つのことに取り組むと、次のもう一つも見えてきます。小さな一歩から始めてください。

 

もう一つは、すべてにおいて「いわれるから、おこられるからやる」のではなく、「意味を理解して考え、必要な行動をしっかりとって」ほしいということです。

幸い今のところ新型コロナウイルス感染症に感染した人は出ませんでしたが、例えば、感染防止にはしっかり取り組めましたか。先生方は、なぜそのような行動をしなければいけないのか、ホームルームでの話や配付物・掲示物で説明してくれたはずです。今後も、勉強でもなんでもすべてにおいて「いわれるから、おこられるからやる」のではなく、意味を理解して考え、必要な行動をしっかりとれるようにしてください。

 

どうすれば充実した夏休みとなるのか、どうすれば後悔の残る夏休みなってしまうのか、分かっていると思います。今すべきことに対して、「もう一歩の頑張り」と「意味を理解して考え、必要な行動をしっかりとる」ことを積み重ね、この夏休みを飛躍のきっかけにすることを期待しています。

 

令和2年の夏休みは、生涯に一度きりしかありません。

今日の自分は、昨日の自分と同じであってはならない。目標を持ち、日々進化、進歩し続ける人であってほしいと、心から願っていますし、皆さんならきっとできると期待しています。

 

さて、皆さんには大変残念なお知らせになりますが、新型コロナウイルスの感染拡大状況を考え、今年度の文化祭と体育祭は中止とすることとしました。この状況では、安全の確保が難しいからです。生徒会の皆さんや生徒指導部の生徒会担当の先生方を中心に全先生方で、どのようにすれば安全に実施できるかを一所懸命に検討していただきましたが、最終的にこのように判断しました。今後は、それぞれが取り組める学校生活の場面で全力を尽くしてほしいと思います。

 

夏休み中の諸注意は、生徒指導部長の茅野先生をはじめ、担任や学年の先生、養護の先生などいろいろな角度からあると思いますが、この夏は特に、新型コロナウイルス感染防止の取り組みを忘れずに、自分の命と他人の命を大切にして過ごしてほしいと思います。

9月1日に皆さんが元気に登校できることを願って、終業式の挨拶といたします。

 


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