こんにちは!学校家庭クラブです。家庭クラブでは11月27日(水)に千葉女子高校で行われたリーダー研修会の講習会で背守り刺繍を学んできました。
皆さんは「背守り」をご存じですか?「背守り」とは生まれたばかりの幼い子どもの魂を守るために
かつて母達が着物の背中に縫った小さな魔除けのしるし(刺繍)のことを「背守り」といいます。
江戸時代や昭和の初期には、私たち庶民の間では、広く知られた習慣で、産まれたばかりの命は失われやすく、この尊い命を守るため、人々は祈りと願いを込めて、さまざまな形で祈りの「しるし」を産着や祝い着に付けました。
背守りは産着に刺繍するのはもちろん、出産祝いのお守りカードを作ったり、お雛様の雛飾りに添えたり、母の日や、大切な方への贈り物にも出来ることを、
本部役員が講習会で学んできました。
本校、家庭クラブ本部役員は、この背守りをみんなにより知ってもらいたい!最近、寒さが増し、体調を崩している人たちが多く、その人達の健康を祈って…と考え、背守り刺繍の入ったモービルを作成しました!作成の仕方はとても簡単で、厚紙と型紙を重ねて針穴をあけ、図案を見ながら開けた針穴に糸を通していきます。背守りの図案には様々な意味があり、刺繍に願いを託して、「子どもが健やかに育つように」と、子どもを守ろうとする母の気持ちが込められています。
家庭クラブの4つの精神である「愛情」を込めて作りました。本部役員では、素晴らしい背守りを校内に広められるよう、今後も活動していこうと思います。また、創造・勤労・愛情・奉仕の精神を持って活動していきます。これからも学校家庭クラブの活動をよろしくお願い致します。以上!家庭クラブからでした。