SSH第Ⅲ期概要
佐倉高校の取り組み
 
 カリキュラム編成    サイエンスツアー・海外SSH研修


理数科を対象に,自然科学・科学技術系人材の育成を目的に,普通科に比べて,理数系の授業が多く,専門的な内容まで踏み込んで学習します。数学・理科・情報いずれも実験実習などの体験的な学習を多く取り入れた上に,国語,英語など理数以外の教科の授業も普通科と同程度に学びます。普通科では選択科目が多くあり、理数系の科目を中心に選択することも可能です。

 

 
1年次には,サイエンスツアーを勝浦の内浦山周辺で行い,オランダ研修も行われます。2年次にはドイツ研修,さらに理数科では,シンガポールで海外SSH研修を行い,それまで取り組んできた課題研究の成果を英語で発表し,海外の高校生や大学生とコミュニケーションを図ります。

 佐倉サイエンス・課題研究    大学・企業等との連携

理数科では,1年次に本校独自の科目「佐倉サイエンス」を学習し,実験実習の基礎を学びます。2年次からは,「SS探究」「理数探究」の授業で課題研究に取組み,生徒自らが科学や数学等に関する課題を設定し,その課題の解決を図るために個人又はグループで研究を行い,専門的な知識と技能を関連付け,その深化,総合化を図るとともに,問題解決の能力や自発的,創造的な学習態度を育てます。

   
本校では,大学や先進的な企業,研究機関等の研究者による講座や実際に研究室を訪問し,実社会における理数科目の活用の仕方を体感することで,SSHの学習について興味・関心を高め,知識・理解を深めます。連携して行った学習の成果は,本校独自の科目「佐倉アクティブ」として認定します。理数科・普通科問わず参加することができます。
 進路指導    


理数科クラスでは,3年間一貫した進路指導を行います。数学や理科の学習に加えて,国語,英語等の普通教科もしっかりと学習し,理系大学・学部・学科を中心とした進学を目指します。