SSH スーパーサイエンスハイスクール
理数科ポスター
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは?

 文部科学省により指定され、指定校では各学校で作成した計画に基づき、
独自のカリキュラムによる授業の展開や、大学・研究機関等との連携による
授業、地域の特色を生かした課題研究など様々な取り組みを積極的に行い、
普段の高校生活では出会えない人との出会い、交流、研修による体験、発表
等を行います。

 SSHに指定された学校に対しては、国立研究開発法人科学技術振興機構
(JST)が活動推進に必要な支援を実施します。JSTは、学校に代わり
物品購入、研修・講師費用等の支払いを行うほか、発表会の企画運営や情報
提供等を行い、SSHの活動をサポートしています。

SSH活動掲示板

SSH活動報告

SS探究Ⅱ論文オリエンテーション

理数科3年生のSS探究Ⅱの授業で論文を書くためにオリエンテーションを行いました。

 

SS探究Ⅱとは、理数科の生徒が課題研究を行う授業で、週に2時間設定されています。

4月22日(火)は、2年生までの課題研究の成果を論文にまとめるためのオリエンテーションを1時間行いました。

講師は、昨年度本校でSSHコーディネーターを担当していただいた千葉大学先進科学センターの花輪知幸先生です。

 

前半は論文の構成や書き方についてです。

論文はまずどの項目から書いていくべきか、各項目を書くときの注意点などを確認しました。

特に、表やグラフの扱いについてはよく気をつけるよう伝えられ、良いグラフや悪いグラフの例を提示し、分かりやすさや印象の違いなども学習しました。

後半は、生物の問題を使って、文章を読解し表を読み取り、自分なりに分析を表現する練習をしました。

 

3年生はこれから毎週、実験や分析を進める日と、論文を書く日に分けて、同時進行していきます。

 

理数探究オリエンテーション

理数科2年生の理数探究の授業でオリエンテーションを行いました。

 

理数探究とは、理数科の生徒が課題研究を行う授業で、週に2時間設定されています。

4月18日(金)は初回で、課題研究に関するオリエンテーションを2時間行いました。

 

1時間目は授業担当者の紹介、2年間の課題研究の流れの確認、今年度の研究日程の確認、研究ノートの使い方の学習、課題研究コンパスの記入をしました。

この授業は物理・化学・生物・地学・数学の教員計14名が担当しています。

生徒の研究の参考になるように、それぞれの専門分野やアドバイスできる内容を含めて、自己紹介をしました。

日程確認では、今後の発表会の日から逆算し、いつまでにどれくらい研究を進めなければならないのかを確認しました。

 

2時間目は、昨年度本校でSSHコーディネーターを担当していただいた千葉大学先進科学センターの花輪知幸先生をお招きし、課題研究の進め方についてレクチャーしていただきました。

実験機材の使い方や、研究の新規性の発見の仕方のコツなど、課題研究に関する様々なお話を聴くことができました。

 

佐倉を知るⅡ

4月15日(火)午後に佐倉を知るⅡが開講されました。

 

佐倉を知るⅡは1学年全員が対象で、クラスごとに佐倉の街を探索しました。

これは地域密着型の探究活動を行う生徒が多いので、1年生がその活動に入りやすくすることも目的の1つとしています。

 

午前の授業を終えて昼食後、クラスごとに学校を出発し、徒歩で佐倉城址公園を目指しました。

道中、佐倉市美術館や複合施設夢咲くら館(図書館)なども巡りました。

城址公園に到着後は班ごとにマップを見ながら6ヶ所のチェックポイントを巡るオリエンテーリングを実施しました。

各チェックポイントで佐倉高校や佐倉市に関する3択クイズが出題され、正解したら班員で写真を撮って、ゴールで担任に見せて終了となりました。

 

その後、希望者は国立歴史民俗博物館に入館し、館内で探検を行う講座も実施しました。

参加者は100名以上いて、展示物をよく観察し、ワークシートにメモをとり、楽しそうに探検をしていました。

この講座は佐倉アクティブの1つとして開講し、受講者はレポートを提出することで規定のコマが付与されました。

  

  

  

今年度の佐倉アクティブ一覧は、以下のリンク先に後日掲載予定です。

https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E4%BD%90%E5%80%89%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96

佐倉を知るⅠ

4月11日(金)午前に佐倉を知るⅠが開講されました。

 

佐倉を知るⅠは探究学習部主催で、1学年全員を対象に体育館で行われました。

内容は大きく分けて4つありました。

1つ目は国語・数学・英語の勉強法について、各教科の担当者からレクチャーされるものです。

授業中に特に意識してほしいこと、自己学習の際に気をつけること、中学生と高校生の違いなどを学習しました。

 

2つ目は佐倉アクティブについての紹介です。

佐倉アクティブとは、大学の集中講義のようなもので、放課後や週末、長期休業中などに実施されるSSH講座のことです。

講座をいくつか受講していくと1単位認定されるのが、この講座の特徴です。

 

3つ目はFind Someone Who Gameです。

体育館を歩き回って遭遇した人と自己紹介し、質問し合うゲームで交流を深め、盛り上がりました。

 

4つ目は先輩たちによる、探究学習と国際交流の成果の発表会です。

普通科探究学習、理数科課題研究、普通科英語発表、国際交流の4つの班がそれぞれスライドを使って分かりやすく発表してくれました。

1年生には探究学習とは何か、国際交流で何をするのか、少しイメージを掴んでもらえたようでした。

 

 

指導者用ガイドブック「普段の授業で行う探究活動事例集」

指導者用ガイドブック「普段の授業で行う探究活動事例集」が発行されました。

 

千葉県総合教育センターの調査研究事業「既存の教科と教科『理数』の相互発展に関する研究」の成果物として、「普段の授業で行う探究活動事例集」を作成しました。

理科や数学といった既存の教科の授業の中で、いかに「探究の切り口」を見出すのか、20の授業事例とともに紹介しています。

本校もこの研究事業に協力を行い 、事例集の発行に尽力しました。

短時間で気軽に行える活動から、時間をかけてしっかり実験・分析を行える活動まで、幅広いラインナップの実践事例が掲載されています。

SSH指定校に限らず、様々な学校で活用していただけると幸いです。

この事業の詳細は以下のリンクから、千葉県総合教育センターのページをご覧ください。

① https://www.cgec.ed.jp/nc/wysiwyg/file/download/46/13555

② https://www.cgec.ed.jp/nc/announcements/announcements/view/1235/2f1a1c22bfd5bc4c27b930543d1e9553?frame_id=1144