食品科学科2・3年合同の課題研究発表会を行いました。令和3年度3年生は4つのグループ別にプロジェクト学習をスタート。4月のテーマ決めから年間計画の打ち合わせを経て、それぞれの研究を進めてきました。発表内容は下表のとおりです。発表方法はマイクとパワーポイントによるプレゼンテーションで、どれも見やすく工夫されていました。全員評価シートに評価・コメントを記入しました。質疑応答では2年生から積極的に挙手があり多くの鋭い?質問がありました。3年生は後輩からの質問に丁寧かつ的確に応答していて、「さすが先輩」との声も。発表者・聴衆が一体となり充実した発表会となりました。
| 研究テーマ | 主な内容 |
1班 | 砂糖の研究 | 砂糖の原料となるサトウキビやビートは千葉県で栽培ができるのか?栽培に挑戦。またグラニュー糖や三温糖などさまざまな種類の砂糖で菓子作りを行い食感などの違いを比較し、適した材料を調べた。 |
2班 | ドライフルーツの研究と活用 | 西陵高校で栽培される様々な果物。廃棄される果物をジャム以外で保存性を高める方法はないか?ドライフルーツに着目し、ウメや夏ミカンを試作。最後に最も難しいナシに挑戦し、商品化の道筋を作った。 |
3班 | 米粉の可能性 | 小麦にはアレルギーの原因となるグルテンが含まれている。そこで米粉を使ってパンやカステラ、タイ焼きなど9種類の食品に加工し、小麦粉との比較を行ったところ、米粉の良さに気づくとともに食品としても優れていることが分かった。 |
4班 | ピザの製造~生地の膨らみ方の研究 | 私たちが大好きなピザの生地はどのようにして膨らむのか?ピザの歴史や作り方を調べ理想とするピザを追求。材料の配合や発酵時間、焼成の違いを比較し膨らみ方を比較した。そして自分たちが理想とするピザにたどり着いた。 |

