【一学期を振返って】土木・造園科職員が授業担当する科目『農業機械』
園芸科3年生を対象に、土木・造園科職員が担当する選択科目『農業機械』の授業で、千葉県農業者支援センターと千葉県農業大学校の職員が講師を務め、仮想現実映像(VR)を活用して農作業中の事故を疑心体験しました。
はじめに、県農業大学校講師が、農業大学校の魅力を紹介しました。その後、県農業者支援センター講師が資料を基に「農業は死亡事故の発生率が全産業の中で最も高い」との趣旨の説明をし、映像を360度見渡せるVRゴーグルを付けた生徒たちは、操作を誤りバックした耕耘機に挟まれた体験、運転中のトラクタがバランスを崩して転倒した四つの事故を疑心体験し事故の怖さを実感しました。
授業を終えた生徒は、危険回避や事故防止への意識を高めることができました。
千葉県農業大学校講師による説明の様子 千葉県農業者支援センター講師からの説明の様子
仮想現実映像(VR)を活用した疑心体験の様子
【生徒の感想】
・「作業中の安全確認の重要性」を改めて実感しました。
・ちょっとした不注意で死亡事故につながる怖さを実感しました。
・二学期からの農業機械を使った実技授業で、今回学んだことを生かしていきます。
・今回の授業で、農業大学校の魅力を感じ進学の一つとして考えたいと思います。
などの感想が寄せられました。