昨年度まで,化学部,物理部とそれぞれが異なる部として活動してきました。今年度から2つの部活動が【科学部】として統合し,新たにスタートしました。
部の活動として,現在は千葉県高等学校文化連盟自然科学専門部会が主催する科学研究発表会への参加に関わる研究を進めています。
令和2年9月28日(月)の放課後,本校の笈川教諭が講師となり,化学実験の講習会を行いました。
今回はガスバーナーの使い方や薬包紙を使用する際の折り方のコツなど,各道具の使用方法の確認の後,「サリチル酸メチルの合成」,「酢酸エチルの合成」を行いました。
実験に参加した科学部の山田源太さんは,「試薬を混ぜ,簡単な操作をするだけで,湿布や除光液のような,全く想像もつかない香りになることにとても驚きました。とても面白くて,試薬を変えて,様々な香りを作ってみたいという気持ちになりました。」と述べていました。
講習会を担当した笈川教諭は「こういった機会を生かし,部員の皆さんに化学実験の面白さや,化学と日常生活との関わりを少しでも感じてもらえたら嬉しい。今回の実験がきっかけとし,何かを探究していくことの楽しさを学んでもらいたい。」と語っていました。
