平成29年11月12日(日),千葉県立鴨川青年の家において「鴨川青年の家まつり」が開催され,本校から化学部,ボランティアとして生徒会役員と1年生の有志8名,鴨川少年少女合唱団に所属している1年生・2年生の4名の生徒が参加しました。
化学部は「つかめる水」と「スライム」の実験を行い,集まった子どもたちは夢中で実験に取組んでいました。
参加してくれた子どもたちに,「わかりやすく説明する」という貴重な体験をすることができました。
そして,地域の皆さんとの交流から,生徒たちの科学に対する興味・関心も高まったように感じています。

生徒会役員と1年生の有志はボランティアとして参加し,交通整理や各ブースの受付,作業補助を行いました。
参加した3年生の浅沼美恵さんは,
「地域の皆さんと触れ合いながら,役に立てたことが嬉しい。なにより,たくさんの笑顔をいただけたことにやりがいと充実感を感じた。学校外での交流を通じて,自分の成長につながるとてもよい経験をすることができた。今後,またこういったボランティアの機会があれば,是非参加したい。」
と感想を述べていました。

鴨川少年少女合唱団の一員として参加した生徒は,集まった地域の皆様の前で素晴らしい歌声を披露し,観客を魅了していました。童謡を始め馴染み深い曲を披露した後,司会の方より,東日本大震災で被災した大川小学校や,被災地域の皆様との交流を通し,災害時の人と人とのつながりが大切であることを語ってくださいました。そして,それを乗り越える意味が込められた歌を披露し,落涙されるお客様もおられました。

当日,本校を昨年卒業し,消防署員として活躍している荒井さんも参加しており,地域の皆様のためにこれからも頑張っていきますと素晴らしい笑顔で応えてくれました。

地域の皆様に支えられていることを実感し,お手伝いをさせていただいた以上に,学ばせていただいたことの多い,実りある1日となりました。