令和元年7月9日(火)、期末考査最終日の放課後、管理美化委員による通学路清掃を行いました。学校からイオン手前の歩道橋までを1年生、学校から京葉銀行までを2年生と校長先生、学校周辺を3年生の3カ所に分かれ実施しました。
普段通学路を通る際にはゴミのことなど気にしないので、あまりゴミはないだろうと思っていました。しかし、実際に行ってみると、ペットボトル、空き缶を中心に様々なゴミがありました。およそ30分間の清掃活動でしたが、生徒はゴミ袋をいっぱいにして帰ってきました。
令和元年6月26日(水)、「鴨川市津波避難訓練」が実施されました。
この訓練は、平成23年3月11日の東日本大震災で起きた大津波をきっかけに、海抜10メートル以上の場所に迅速に避難する行動を身に付けることを目的として、市内小中高校合同で実施されています。午前9時に、元禄地震・関東大震災の震源地である相模トラフ(南房総市野島崎沖)を震源とする地震が発生し、市沿岸に8~10分で、7.3メートルの津波が到達するという想定で行われました。午前9時1分に大津波警報の発表と避難勧告放送を受け、近隣住民の方も来校し、全校生徒とともに、海抜20メートル以上ある屋上に避難し、午前9時20分の警報・避難指示解除の放送で訓練を終了しました。
「3年生 前原海岸清掃活動を終えて」
平成29年6月28日(水)、「鴨川市津波避難訓練」が実施されました。
この訓練は、平成23年3月11日の東日本大震災で起きた大津波をきっかけに、海抜10メートル以上の場所に迅速に避難する行動を身に付けることを目的として、市内小中高校合同で実施されています。
午前9時に相模トラフ(南房総市野島崎沖)を震源とする地震が発生し、市沿岸に8~10分で、7・3メートルの津波が到達するという想定で行われました。午前9時1分に大津波警報の発表と避難勧告放送を受け、近隣住民の方も来校し、全校生徒とともに、海抜20メートル以上ある屋上に避難し、午前9時20分の警報・避難指示解除の放送で訓練を終了しました。
この訓練を通し、生徒は災害の際には「的確な判断」と「迅速かつ冷静な避難」に加え、「主体的に行動する態度」が大切であることを改めて確認しました。
平成29年5月28日(日)海岸清掃ボランティア
平成28年12月18日(日),亀田医療大学において実施された「前原横渚海岸周辺の魅力づくりに関する学生シンポジウム」に本校の生徒が7名参加しました。
最初に,鴨川市の観光面において入込客数が減少を続けているという課題を全体で共有し,アイスブレイクを経て,個々が考えた課題の解決策を話し合いました。
シンポジウムには鴨川市内の2つの大学の学生も参加しており,互いに交流を行いつつ,解決策の共通性からグループを作り,活発な意見交換がなされていました。
最後には,各グループで考えた課題の解決策を発表し合い,その内容に関する質疑応答を行いました。
大学生との交流や素晴らしい発表を聞くことで,現在必要とされている「知識や情報を活用し,わかりやすく表現することの大切さ」を実感することができました。
シンポジウム後,参加した生徒は次のように話していました。
〇私が育ってきた鴨川市の現状を知り,自分の問題として考えるのは新鮮だった。鴨川市の魅力を考え,どう生かすかについて,私たちとは違う視点を持った大学生と考えるのは面白かった。
〇地元のために,自分の考えたトイレの整備やカフェの設置等の案が生かされるのは嬉しい。
〇長狭高の周りの環境に目を向ける良い機会となった。市の皆さんの役に立てたら嬉しい。このような機会があればまた積極的に参加したい。
平成26年8月20日(水)、21日(木)に鴨川市高校受験対策講座を実施しました。この講座は、長狭高校鴨川協力会が主催して、鴨川市内中学校の3年生の希望者を対象に毎年行っています。
今年は鴨川中学校、安房東中学校、長狭中学校から合計43名が参加しました。身につけておきたい学力アップのポイントや学習方法などを、亀田医療大学を会場に、長狭高校の職員が指導しました。
国語・英語・数学の講座を2日間にわたって行い、参加した中学生からは、「受験勉強を始めるきっかけができた」「勉強のコツがわかった」「苦手分野が得意になった気がする」「先生方が熱意をもって教えてくれてよかった」「楽しく勉強できた」など、とても評判のよい感想が述べられました。
(1)通学路清掃3学年
平成25年5月2日(木)午後、3年生が長狭高校から鴨川駅までの通学路の清掃を行いました。今回も鴨川市役所環境課からゴミ袋をいただき、4クラスが分担し駅までのゴミを拾いました。
長狭高→国道→ジャスコ・西口
長狭高→長狭街道→東口
長狭高→長狭街道→貝渚橋
長狭高→外周及び周辺道路
(2)鴨川市ごみゼロ運動に生徒ボランテイア参加
5月26日(日)午前、鴨川市前原海岸で行われた鴨川市ごみゼロ運動へ生徒がボランテイア参加しました。他には、文理開成高校・城西国際大学観光学部の学生・地域の方々が参加しました。シーフェスタや夏の海水浴シーズンを前に海岸を清掃して、観光客や海水浴客の皆さんに、きれいな鴨川の海岸を見てもらおうと企画されたものです。生徒会の役員が作成したホームルーム用の案内ポスターで呼びかけたところ、3年生の女子を中心に参加者が集まりました。
当日は飛び入りの生徒も数人参加してくれました。参加した生徒から、「ゴミは少なかったけど、プラスチックやお菓子の袋などが多かった」「漂流物が多くて驚いた」などの感想が述べられていました。作業終了後には、実行委員会からおいしい豚汁が舞われました。
(3)マニトワック市民楽団とジョイントコンサート
平成25年6月15日(土)南総文化ホールで、吹奏楽部がマニトワック市の市民楽団「レイクショア・ウィンドアンサンブル」(LWE)とジョイントコンサートを行いました。これは、鴨川市とマニトワック市の姉妹都市交流20周年を記念して行われたもので、本校のほかに鴨川吹奏楽団も参加しました。
それぞれの演奏の後、最後はレイクショア・ウィンドアンサンブル、長狭高、鴨川吹奏楽団の90名全員一緒に「花は咲く」「我らアメリカ人」など3曲を演奏しました。とても華やかな演奏会となり、生徒たちは日頃の成果も出せて満足した様子でした。
前日は英語を調べたり質問を考えたり、楽団員とコミュニケーションがとれるよう努力している姿も見られました。その成果もあり名前を覚えたり隣で演奏させてもらったり、間近で素晴らしい音に接することができ、大変勉強になった演奏会でした。指揮者のアーントさんからは吹奏楽部員に贈り物をいただき、感激の一日となりました。
また、市内でホームステイをしながら、17日(月)には長狭高校で柔道や書道、音楽、英語の授業を参観・体験をしました。
(4)東条小学校へ学習支援ボランティア
平成25年7月22日(月)~24日(水)の3日間、鴨川市立東条小学校で行われている「1学期末学力アップスクール」に学習支援ボランテイアとして、長狭高校3年生6名が参加しました。
算数の復習プリントの答え合わせを行い、わからない箇所を小学生に説明しました。この活動を通して、小学生にとっては1学期の勉強の遅れを取り戻す機会に、高校生にとっては小学生に教える喜びや難しさを体験する機会になりました。この連携事業は、将来の職業観を育成する機会として、今年度新たにスタートした取り組みです。
《今回の参加者》
(5)美術部、シャッターアートで地域貢献
平成25年7月24日、美術部が描いた鴨川市中央商店街のシャッターアートが完成しました。
鴨川中央商店街新町通り通称「マリンロード」は、以前は多くの人で賑わっていましたが、現在は営業をやめた商店が多くなりました。そこで城西国際大学観光学部ウエルネスツーリズム学科では、地域の活性化と町おこしのためシャッターアートプロジェクトに取り組んでいます。
長狭高校ではこのプロジェクトに美術部が協力し、シャッターアートの絵画を描きました。作成には、部員の1年生女子7名が作業に参加し、ペンキでアニメ「輪廻のラグランジェ」を描きました。
「初めは大変だったけれど、描いているうちに楽しくなってきました。」「油性ペンキが垂れてきそうで心配でした。扱いやすい水性ペンキの方がよかったかも。」「鴨川の町のためになるのでやりがいがあります。」など、生徒の感想が聞かれました。
(6)美術部、鴨川市立図書館「子供フェスタ」に協力
平成25年7月27日(土)に鴨川市立図書館で「子供フェスタ」が開催され、本校美術部生徒9人が協力しました。今年のイベントのテーマは「でっかい・鴨川の・夏」。美術部員は、大きなパネルに夏をイメージしたアート作品にチャレンジするコーナーを準備し、楽しそうに絵を描くたくさんの子供たちと一緒に作品を作成しました。
(7)鴨川市高校受験対策講座
平成25年8月20日(火)、21日(水)に鴨川市高校受験対策講座を実施しました。この講座は長狭高校鴨川協力会が主催して、鴨川市内中学生の希望者を対象に毎年行っています。
今年は、安房東中学校から13名、鴨川中学校から12名、長狭中学校から7名が参加しました。身に付けておきたい学力アップのポイントや学習方法などを、長狭高校の教員が指導しました。7年以上前から実施しており、参加生徒は昨年より少なかったものの、例年以上のやる気を見せてもらいました。今年は、亀田医療大学の4階講義室をお借りし、2班に分かれて設備の整った環境で実施することができました。
国語、数学、英語の講座を、それぞれ50分間の講座で1日1講座ずつ、2日間で合計6講座を行いました。今年は初めての試みとして、数学の時間に本校3年生が机間指導を行い、教員と共に中学生に教えました。指導に当たった3年生は、高濱裕也くん(鴨川中出身)、白山深晴さん(鴨川中出身)、横畑智洋さん(鴨川中出身)の3名。中学生からの評判も良く、教えることで高校生自身にも勉強となる時間となりました。
(8)化学部、鴨川市おもしろ科学実験教室
平成25年8月28日(水)に鴨川市文化体育館で、鴨川市・早稲田大学交流事業「おもしろ科学実験教室」が開催されました。長狭高校からは化学部が実験ブースを開き、子供たちに科学への興味を持ってもらおうと、鴨川市に協力し参加しました。
今年も大盛況で、たくさんの子供たちが会場に集まりました。現在、化学部は2年生3名のみ。そのため、引退した3年生とボランティアの1年生にお手伝いをお願いして本番当日に臨みました。
今回は2種類のスライム、バスボム作り、かくし絵、インジゴカルミンの酸化還元反応の実験をしました。
「なぜ冷たくなるの?なぜ伸びるの?なぜ色が変わるの?」 笑顔になったり真剣な表情を浮かべたりと、素直に反応する小学生たち。この驚きや発見を大切に、科学への興味を高めていってもらえたらと思います。
高校生はというと、実験材料の分量を間違えたり忘れ物があったりハプニングも多いのですが、その状況を自分たちで切り抜ける柔軟性を身につけてきました。また、小学生の面倒見も良く、普段よりも頼もしいお兄さんお姉さんとして活躍してくれました。
地域の人と交流し「教える」を経験することで、彼らの大きな成長につながる行事となっています。今後も、地域で長狭高生の力が発揮されるよう、日々の活動に力を入れていきたいと思います。
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実験決めや準備などを自主的に行い、子供への配慮をよく考えて臨みました。
当日は子供達と触れ合いながらの作業が多く、私達にとっても貴重な体験になりました。
また来年に向けて、頑張りたいと思います。 化学部部長 2年 川名徹
(13)鴨川青年の家祭りボランティア平成24年10月28日(日)に行われた鴨川青年の家まつりに生徒会の生徒4名が参加しました。一昨年は天候の都合のため、昨年は被災者の方々の受け入れのため開催が見送られ、3年ぶりの開催となりました。朝早くから模擬店やステージ発表の準備が実施され,本校生徒はジェル・キャンドル作りの受付や作り方の説明、ステージでの司会を行いました。最初は慣れずに緊張した様子でしたが、来客があると笑顔で対応することができました。 参加した生徒は「司会が楽しかった。また来年も参加したい」「お客様の笑顔がうれしかった」と話していました。
(14)鴨川市文化祭に美術部、写真部、書道部が参加
平成24年11月2日(金)~4日(日)鴨川市文化祭が開催され、本校から美術部、写真部、書道部が参加しました。美術部と写真部は市民ギャラリーで作品を発表しました。書道部は鴨川市民会館2階で作品を発表しました。それぞれの部員たちは放課後の部活動で制作したたくさんの作品を出品しました。 (15)台湾 屏東縣立東港高級中学生と3年生の交流会
11月7日(水)に台湾の屏東縣立東港高級中学(台湾の高校で1・2年生)の皆さんが本校を訪問しました。この事業は「台湾における訪日教育旅行促進事業」の一環として行われたもので,生徒24名と引率の先生・PTAの方々4名が来校されました。
藤平教頭と汪吟皇主任より挨拶があり、続いて髙濱聡史本校生徒会長・陳郁方台湾代表生徒による挨拶が行われました。台湾のお二人の話の中で、台湾が国際化を進めている中で、安全で先進技術のある日本が選ばれたことや、今回の交流を機会に、ぜひ台湾にも来てほしいとの話がされました。挨拶後、本校生徒会生徒によるプレゼンテーション、高級中学生徒によるダンス、日本語・北京語・台湾語による「涙そうそう」の披露がありました。続いて行われた質問コーナーでは、お互いの文化や教育等について知り合うことができ、有意義な時間となりました。プレゼント交換では、台湾の民芸品をいただき、本校生徒からは“チーバくん”のぬいぐるみが手渡されました。最後は、本校校歌を合唱して別れを惜しみました。参加した3年生からは、「両国相互を理解するきっかけとなるだけでなく,とても親しさを感じました」との感想がありました。 (16)1学年強歩大会
昨年度は雨天のため残念ながら実施されませんでしたが,平成24年11月9日(金)秋晴れの中、1年生150名が参加して本校名物強歩大会(全長24.5㎞)が行われました。この行事は昭和50年代後半から行われ、卒業生にはきついけど楽しい思い出になっています。地域の方々にも、この時期長狭高校生が長狭街道から嶺岡林道を歩く姿は、季節の風物詩になっているとのことです。
また、コミュニティ・スクール活動の一環として、地域交流を進めるなかで、例年参加している城西国際大学観光学部の学生の皆さんが,のぼり旗を持って応援してくださいました。
歩き終えた生徒たちに、PTAの皆さんが朝から腕によりをかけた特製の豚汁がふるまわれ、そのおいしさに舌鼓を打っていました。 (17)長狭高校ミニ集会
10月23日(火)中間考査最終日の午後2時から本校文化ホールでミニ集会を開催しました。テーマを「今後の地域医療・福祉に期待されること」として講演を、医療分野から亀田医療大学教授の小幡光子先生に「看護教育の現状と課題」を、福祉分野から鴨川市社会福祉協会ソーシャルワーカーの髙梨美代子先生に「福祉教育の現状と課題」をお話しいただきました。
講演後のシンポジウムでは、長狭高校卒業後、看護・福祉現場で働いている4名の卒業生や現役大学生がシンポジストとして参加し、「医療や福祉の仕事のやりがい」や「長狭高校が平成26年度にスタートする医療・福祉コース」が目指すものについて、その期待や役割など活発な意見交換がなされました。参加した保護者や高校生から「講演を聴いて、知らないことがわかってよかった」「シンポジストの皆さんの生の声を聞き実感がわき、将来を考えるきっかけができた」など感想が述べられました。
講師 看護関係 亀田医療大学 教授 小幡 光子 様
福祉関係 鴨川市社会福祉協議会 ソーシャルワーカー 髙梨 美代子 様
シンポジスト亀田総合病院 宅間 英則 様
亀田医療大学 髙梨 桂子 様鴨川市社会福祉協議会 吉田 享代 様太陽会 鈴木 拓也 様 (18)合唱部、美術部のクリスマス・イベント
平成24年12月15日(土)、鴨川市立国保病院のクリスマス・ミニ・コンサートに合唱部の生徒が出演しました。
鴨川ウィンドアンサンブル、病院職員のハンドベル演奏、本校合唱部のハンドベル・合唱・ダンスなど盛りだくさんの内容でした。「ジングル・ベル」、「夜明けの歌」、「紅葉」、「冬景色」、「故郷」、「なめこの歌」を演奏し参加した生徒からは「緊張したけれど練習の成果が発揮できて良かった。」「来年も参加したい。」「鴨川ウインドアンサンブルとの合同演奏が楽しかった。」と感想が述べられました。地域の方々と一緒に歌い、子どもからお年寄りまで楽しめる賑やかな演奏会になりました。 平成24年11月30日~12月27日、美術部の生徒がみんなみの里で毎年恒例となったクリスマスの飾り付けを行いました。お客様に楽しんでもらいたいと思い、今年はクリスマスのイメージ絵画を描いて飾りました。レストランの壁にはたくさんの手作りのクリスマスリースやツリーなども飾られ、賑やかなコーナーになりました。これからも地域の行事に進んで参加していきたいと思います。 (19)剣道部が寒稽古 毎年恒例の剣道部の寒稽古が1月14日から19日(土)まで午前5時から剣道場で行なわれました。本校の生徒のほかに卒業生や近隣の小中学生40~50人が参加して、早朝厳寒に負けず、心身の鍛練に励みました。最終日には参加者に皆勤賞が手渡され、保護者の方からは温かい食べ物を差し入れていただきました。 (20)安房地区高等学校高校合同美術展と書道展
平成24年度安房地区高等学校の美術部、書道部による展覧会が南総文化ホールのギャラリーで開催されました。
平成25年1月12~23日には美術展、1月31日~2月13日には書道展が行われ、部活動の作品のほかに授業で制作した作品なども展示され、各校の日頃の制作活動を見ることができました。今年の書道部は、「額に入れて自分の個性が一番表せる作品」をテーマに作品を書き上げました。
また、美術展は今年で65回目になりました。これは県内でもっとも古くから行われている伝統ある地区美術展で、参加校は長狭高校、安房高校、安房拓心高校、安房西高校、館山総合高校です。 (21)長狭高校講演会「被災中心地の救急救命センターで何が起きたか?」
平成25年1月26日(土)、石巻赤十字病院の救急救命センターから小林道生先生をお招きして、「被災中心地の救急救命センターで何が起きたか?」~東日本大震災における石巻赤十字病院の対応と教訓~というタイトルでお話を伺いました。
宮城県の石巻市は東日本大震災で壊滅的な被害を受けました。小林先生は、その石巻市に唯一残った拠点病院で、次々に搬送されてくる患者の診察や治療にあたられた救命救急医です。多くの困難な問題が立ちはだかるなか、被災地の復興は、決して順調に進んではいません。その一方で、この未曾有の大災害の経験と教訓を風化させることなく、次の世代に伝える取り組みも始まっています。小林先生も、その強い使命感から、私たちの想像を絶する多忙な毎日のなか鴨川まで来ていただきました。当日は、医療を専門とする方ばかりでなく、教育関係、行政関係、保護者、学生さんなど多方面からおよそ230名の参加があり、会場の文化ホールはいっぱいになりました。パワーポイントやDVDによる映像を使っての小林先生のお話から、参加された方、おひとりおひとりが、今後に生きる大切な教訓を学んでいただけたものと推察しています。なお、開催に際し、受付案内、駐車場などの係を、生徒やPTA役員さんにも協力していただきました。 (22)吹奏楽部、長狭高鴨川中ジョイントコンサート
平成25年2月17日(日)、長狭高校と鴨川中の第4回ジョイントコンサートを開催しました。会場は長狭高校文化ホール、開場13:00・開演13:30で、長狭高生23名、鴨川中学校生40名の総勢63名が演奏を行いました。
このコンサートのために、鴨中生と長狭高生で事前に合同練習も行いました。特に合同演奏の曲目は、来場者がよく知っている曲を選びました。演奏中はリズムに合せて手拍子をしたり、アットホームな雰囲気の中で演奏が行われました。最後のアンコール曲「上を向いて歩こう」では、演奏に合わせ、鴨川中学校の山田一則教諭のリードで約80名の来場者全員で合唱し、ホール全体に一体感が感じられるフィナーレとなりました。
第1部 長狭高校単独演奏曲
吹奏楽のための犬夜又 ,魔女の宅急便 ,ガリバー旅行記 ,ギンガムチェック
第2部 鴨川中学校単独演奏曲
IN THE M00D ,LATIN FIESTA ,SING,SING,SING ,RHAPSODIC EPISODE
第3部 鴨川中学校・長狭高合同演奏
残酷な天使のテーゼ ,サウンドオブミュージック ,組曲「宇宙戦艦ヤマト」,宮崎駿アニメファンタジー
アンコール曲 上を向いて歩こう
(23)陸上競技部、駅伝大会入賞
平成24年12月2日(日)、鴨川市体育協会等主催の南房駅伝大会が行われ、長狭高校陸上競技部が第3位に入賞しました。 午前9:50に鴨川市陸上競技場をスタートして館山市の南総文化ホールまでの全7区間37.6㎞のコースで競技が行われ沿道でも本校の生徒が応援する姿が見られました。長狭高校は1区をほぼ一線の中位で走り抜け襷をつなぎました。2区では10人抜きの快走で逆転し2位に浮上、3区で3位となり、その後順位を守りきりゴールしました。3名の選手が、区間賞に次ぐ区間2位(2区、4区、7区)になるなどメンバー全員の力を合わせての入賞でした。昨年大会でも3位入賞を果たしており、2年連続の入賞となりました。
また、平成25年2月24日(日)に第35回長狭街道駅伝大会が開催され、本校からは陸上競技部と3年5組の2チームが参加しました。
陸上競技部は1区を9位で走り、その後順位をほとんど変えずに全員の力を合わせ9位でゴールしました。3年5組は、1区を走った陸上競技部3年生が区間賞の走りを見せ、2区へタスキをつなぎ期待が膨らみました。しかし、運動部を引退しトレーニングの不足に加え、インフルエンザによる体調不良もありその後順位を下げました。
有志生徒の参加はあまり例がなく、その勇気と頑張りを称えたいと思います。
コミュニティ・スクールへ 地域連携の取組 23年度(1)チャリティ・ジョイントコンサート in 文化ホール 5月1日(日)、吹奏楽部のチャリティ・ジョイントコンサートを本校文化ホールで開催しました。たくさんの方々で会場はあふれんばかりでした。(今日5月1日は、長狭高校の89回目の創立記念日でもありました。) 本校吹奏楽部と安房地区中学校吹奏楽部との合同コンサートは今年で8回目となり、今年は、昨年より2校多い7校の中学校(鴨川中学校,館山第一中学校,第二中学校,第三中学校,房南中学校,富山中学校,和田中学校)の参加がありました。
今回のジョイントコンサートは、東日本大震災で被災された方々へのチャリティコンサートとして行われ、本校吹奏楽部員はもとより、演奏者すべてが胸に喪章を付けて、コンサートを行いました。そして、一人ひとりが、今日こうして合同でコンサート演奏ができる幸せと感謝の気持ちを、被災地の方々へのエールに替えて演奏しました。
義援金は、71,594円となり,5月2日(月)に鴨川市市民福祉部庄司部長にお願いし、日本赤十字社を通じて被災地の支援に役立たせていただくことになりました。
(2)Spring Concert (3校合同演奏会) in 市川市市民会館
5月5日(木)、市川市市民会館で、本校合唱部、東京都立野津田高等学校吹奏学部、千葉県立市川南高等学校吹奏楽部・合唱部の合同演奏会がありました。このスプリングコンサートは、都立高校、千葉県立高校に勤務する、日ごろ親交の深い顧問が企画したものです。当初は、3月末の開催予定でしたが、東日本大震災の影響でGWに延期されていました。 練り上げられた楽しく愉快な演出に、会場は最初から拍手と喝采のうず。そして心の奥深くに響く素晴らしい演奏に、あっという間の2時間15分でした。(3)吹奏楽部 「鴨川青年の家」で慰問演奏 5月7日(土)、鴨川青年の家にて、被災された福島県より避難されている方に、慣れない避難生活に少しでも潤いを持っていただけるようにと、慰問演奏を計画・実施しました。演奏会では、あらゆる年齢の方々に楽しんでいただけるように、プログラムを綿密に組ませていただきました。当日は、参加者の暖かい拍手のもと、全7プログラムを披露しました。特に「アンパンマン マーチ」と「上を向いて歩こう」の2曲には、大きな拍手をいただきました。
(4)安房・夷隅地区中学生との合同稽古会
長狭高校剣道部が主催した、安房・夷隅地区中学校と長狭高生の合同稽古会を7月2日(土)に本校体育館で実施しました。今年度で7回目となる稽古会には、千葉市の草野中も参加し、7中学校の男女70名が参加しました。(参加校 鴨川中、長狭中、安房東中、興津中、勝浦北中、富山中、草野中)
長狭高校剣道部顧問の指揮により、午前中は準備運動・素振りから始まり、面をつけての切り返し・基本技・応用技・打ち込み・先生方の元立ちによる地稽古を行いました。午後には試合形式で稽古を行いました。 中学校での練習とは内容や指導ポイントが異なり、また、他校との練習で緊張感のある稽古になりました。
(5)化学部、「おもしろ科学実験教室」に協力 8月24日(水) 鴨川市と早稲田大学の交流事業、「おもしろ科学実験教室」が鴨川市文化体育館アリーナで開催されました。鴨川市の小学生を対象に、鴨川市と早稲田大学が協力して実施しているこの「おもしろ科学実験教室」に、長狭高化学部が小学生に科学のおもしろさを伝えるよう協力をしました。今回はひんやりスライム、巨大空気砲、風船ロケットやブーメラン作りなど、化学部員が小学生のために一工夫したものを入念に準備していきました。
(6)中学生対象の鴨川市高校受験対策講座を実施
8月24,25日に鴨川市・城西国際大学との連携事業として、中学校3年生対象の「鴨川市高校受験対策講座」を実施しました。身につけておきたい学力アップのポイントや解法のコツ、学習方法などを、長狭高校の教員が演習形式で教えました。今回は鴨川市内の中学3年生35人が参加して、城西国際大学観光学部の教室で行いました。両日とも国語・数学・英語の3時間の授業で、中学生はとても熱心に学習に取り組みました。
終了後のアンケートには「とても面白く楽しかったので積極的に取り組めた」「苦手な教科が丁寧にわかりやすく教えてもらい、自分で解けた時は嬉しかった」、「説明が詳しかった」「文法などあやふやになっていた箇所がきちんとわかって良かった」「自分が間違った部分が、解説を聞いてどこで間違ったのか理解できた」「わかりやすい説明で理解できるようになった。あと半年、一所懸命勉強する気持ちになった。」「親に言われて参加したので、最初は行く気がしなかったが、来て良かった」「思っていたよりもすごく良い雰囲気の中で勉強できた」「次の機会があれば5教科を実施してほしいです」などの感想がありました。
(7)長狭学園「カルチャー講座」に吹奏楽部、化学部、美術部が講師
10月29日(土)、鴨川市小中一貫校長狭学園の若葉祭で「カルチャー講座」が行われ、本校吹奏楽部、化学部、美術部の生徒が講師として招かれました。児童生徒にそれぞれの内容を体験してもらおうというものです。
講座「楽器に触れよう」では、フルート、クラリネット、テナーサックス、トランペット、ホルン、トロンボーンを、中学生5名、小学5,6年生9名が体験しました。吹奏楽部生徒7名がそれぞれの楽器を教え、初めての楽器に唇が痛くなるほど一所懸命に取り組みました。教える側も教わる側も楽しく体験できました。
講座「おもしろ実験をしよう」では、中学生1名、小学5,6年生14名が受講し、化学部4名が教えました。ペットボトルロケット、磁石に着くスライム、ベッコウ飴の3つを全員で作りました。ペットボトルロケットは砕いた入浴剤を入れて炭酸ガスでとばす実験です。スライムは、洗濯のりと四酸化鉄、ホウ砂で作りました。「ロケットが入浴剤と水だけで飛ぶなんて驚いた」「ペットボトルは失敗したけれど、スライムの作り方を知ることができた」「ベッコウ飴が簡単に作れるとわかったので、家で作ってみたい」などの感想がありました。 講座「コルクコースターを作ろう」には、小中学生15名が参加し4つのグループに分かれ、美術部9人が教えました。準備されたたくさんの中から図案を選び、コルクからカッターを使ってデザインを切り出しました。器用な人ばかりでとても上手にできあがりました。
(8)鴨川市大山千枚田「棚田の夜祭り」、合唱部等がステージ発表
10月28日(金)から11月6日(日)まで、大山千枚田において「棚田の夜祭り」が行われました。日暮れ前から3千本の松明の火が灯すたいへんな作業が定時制生徒によって行われました。また、10月31日(月)、11月1日(火)の2日間、午後5時から合唱部等による全8曲のステージ発表を行いました。「山の音楽家」は合唱部とのコラボで庄司教諭親子のバイオリン、3年生鈴木春香さんのフルート、3年生安田巧くんの太鼓の演奏が行われました。「川の流れのように」では2年海老谷瑞穂さんのソロもあり、3千本の松明と浮かび上がった山並み、棚田の夜景によって美しいハーモニーが奏でられました。また、3年生男子12名によるAKB48の「Everydayカチューシャ」のパフォーマンスでは、練習を重ねた成果で、観客から「長狭高のAKB、よかったよ。」との声援をいただきました。「ふるさと」では、観客の方も一緒に歌ってもらった会場全体の合唱となりました。「マルマル・モリモリ」を合唱とダンスで元気よく会場と一体となって、ステージを終了しました。会場の暖かな雰囲気、松明の優しい光の中で気持ちよく歌わせていただき、千人近い観客の方からたくさんの拍手をいただきました。
定時制生徒物産夜市では、定時制が栽培した枝豆「鴨川七里」を販売し大好評でした。
(9)鴨川市文化祭 美術部、写真部、書道部が参加
11月4~6日に鴨川市文化祭が鴨川市民会館と鴨川市民ギャラリーで開催されました。美術部・写真部・書道部が参加し、美術部生徒がポスターをデザインしました。鴨川市民ギャラリーで、美術部作品15点、写真部作品25点が展示され「長狭高生はうまいなあ」という声が聞かれました。また、市民会館では書道部作品25点が展示されました。6日午後2時からは、書道部による書道パフォーマンスが行われました。始めに1年生が8書体の「永」の字を書き、次に2年生によって「花火」の大字と「少年時代」の歌詞、花火のデザインが横10m、たて6mの大きな紙に書かれました。100人を超す観客から大きな歓声があがりました。
(10)競歩大会雨天中止、PTAによる豚汁づくり
11月11日(金)予定していた強歩大会が雨天のため中止となってしまいました。
一昨年から強歩大会終了後には、PTAの方々によって作られた豚汁が振る舞われています。しかし、今年は中止のため、お昼に教室でおいしい豚汁をいただくことになりました。お弁当と一緒に食べたりおかわりをしたり、生徒たちも大喜びで、嶺岡林道でのお弁当気分を味わうことができました。
(11)スケアード・ストレート 自転車安全運転教室
11月17日(木)午後、好天のもと本校グラウンドにおいて、スケアード・ストレイト教育技法による自転車安全運転教室が実施されました。
鴨川警察署次長の講話では、鴨川地域の事故状況や事故件数が増加している自転車乗車中の事故防止についての注意がありました。実技体験では、各ホームルーム2名の代表の自転車によるスラローム走行が行われました。傘さし運転や携帯を持ちながらの運転では、バランスを崩し転倒する生徒もおり、改めて危険運転の怖さを確認しました。 最後に交通事故仮想体験では、スタントマンによるリアルな事故再現に生徒たちは固唾を飲み、食い入るように見入っていました。
(12)合唱部 南総ガラ・コン合唱団コンサートに賛助出演
11月19日(土)合唱部の生徒が、千葉県内を中心に活動している南総ガラ・コン合唱団のオータムコンサートに賛助出演しました。1部はガラ・コン合唱団のソロステージ等が繰り広げられ、2部からは本校の生徒も一緒に参加しました。合同で7曲発表し、長狭高校合唱部単独で「君をのせて」「秋の歌」の2曲を披露しました。終演後には、何人ものお客様から「高校生の合唱よかったよ」と声をかけていただきました。
少ない人数で活動をしている合唱部ですが、たくさんのステージで歌うことができ、大変嬉しく思っています。(13)鴨川市民音楽祭に合唱部、吹奏楽部が参加 11月23日(水)合唱部と吹奏楽部が鴨川市民会館で開催された鴨川市民音楽祭に参加しました。吹奏楽部は「アニメメドレー 久石譲 作品集」を演奏し、大きな拍手をいただきました。合唱部は「青い鳥」「負けないで」を女声合唱で歌いました。女子7人と少ない人数でしたが、すばらしいハーモニーと声量で会場を魅了しました。(14)ミニ集会 ~長狭高校公開シンポジウム~
11月25日(金)本校文化ホールで公開シンポジウムを開催しました。 法政大学の児美川孝一郎教授の基調講演「就職・「超・氷河期」の時代に若者の「学校から仕事への移行」を支援するとは?」では、現在の就活事情、このような厳しい状況になった理由の話から始まり、「若者は自分の生き方(キャリア)を自ら設計(デザイン)し変化を恐れず柔軟に適応する力を持つこと」、「これからの学校は生涯学び続けていくことができるための力をつける場所」となり「学び習慣」を身につけさせることが大切であるなど貴重な話を聞くことができました。
パネルディスカッションでは、地元の大学4年生から自身の就職活動の体験とそのための学生生活での取り組みを発表がありました。また、開かれた学校づくり委員会委員である地元の企業家からは、自分の未来を信じ挫折をした時決してあきらめない生き方をしたスティーブ・ジョブズ氏についての話がありました。その後のディスカッションでは、「ゴール設定」型と「偶然のチャンスを生かせ」型の二つのキャリアの考え方など高校生に教えるべきことなどについて、短い時間でしたが多岐にわたる意見を聞くことができました。
(15)東日本女子駅伝千葉県代表チーム監督の講演会の実施
9月17日(土)第26回東日本女子駅伝で優勝した千葉県代表チームの監督 本校の渡辺 俊明 先生による講演を実施しました。
講演は、「駅伝チームの強化と組織づくり」をテーマに、①千葉県女子駅伝チームの歩み、②組織づくり、③強化策、④応援してもらえる環境づくり、⑤変化、⑥失敗談、⑦影響を受けた指導者、⑧日本一をめざして、についてプレゼンテーション形式で熱く語っていただきました。特に、具体的な資料や写真を提示しながら、組織づくり、強化策や影響を受けた指導者について語る場面が印象的で、言葉につまる場面がありました。(16)鴨川青年会議所との連携事業
定時制の課程では、今年度から社団法人鴨川青年会議所との連携事業で、鴨川市の在来種である「鴨川七里」の栽培を始めました。「鴨川七里」の由来は、「香りが七里広がる。」といわれている幻の枝豆です。地域の方に開かれた学校づくりを進め、生徒の社会性や人間力・コミュニケーション力を育むとともに、地域の特産物を栽培し、地域振興にも寄与すること目的とし、鴨川市、鴨川青年会議所、商工会、貝渚営農組合や旅館組合様と連携・協力してこの事業を実施しました。
(1)地域・城西国際大学との連携による中学生希望者への学力向上学習会の開催
鴨川市内中学生を対象に,受験対策マンボウ塾が8月23日(月)~25日(水)に、城西国際大学安房ラーニングセンターで実施しました。昨年の要望に応え、今年は理科、社会の講座を増設しました。23日は、国語・数学・英語(各50分)、24日は、理科・社会(各50分)、25日は、数学・英語(各80分)の受験対策講座がありました。42名が参加し、熱心に講義に取り組み、中学校の授業との違いに驚いたようです。「わかりやすかった。」「覚え方がわかった。」との声があがりました。
(2)鴨川市・早稲田大学交流事業「おもしろ科学実験教室」に化学部が参加
鴨川市・早稲田大学交流事業の「おもしろ科学実験教室」が8月25日(水)鴨川市文化体育館で開催され、長狭高校化学部が参加しました。化学部の実験コーナーには、たくさんの子供たちが集まり、実験を通じて遊びながら楽しく化学に親しむ姿が見られました。質問を受けた化学部も一緒に楽しみながら子供たちの疑問に答えていました。準備にかなり時間がかかりましたが、高校生にとっても大変勉強になった一日でした。
(3)剣道部の安房・夷隅地区中学生との合同稽古会
長狭高校剣道部が主催で、安房・夷隅地区中学校と長狭高生の合同稽古会を7月3日に本校体育館で実施しました。今年度は6回目となり、8中学校の男女84名が参加しました。長狭高校剣道部顧問の指揮により、午前中は準備運動・素振りから始まり、面をつけての切り返し・基本技・応用技・打ち込みを行い、その後、先生方の元立ちによる地稽古を行いました。午後は、試合を行いました。普段中学校で練習している内容と違ったことを行ったり、指導されるポイントが違ったり、練習相手が様々だったりするなどとても参考になる稽古会でした。
(4)通学路の美化活動を実施
9月17日(金)、管理美化委員会で通学路の美化活動を行ないました。9月25日(土)から開催される「ゆめ半島千葉国体2010」に全国から訪れる方々をゴミのない綺麗な街で迎えたいという思いと、生徒の社会参画意識(社会との「つながり」)を高める目的で実施しました。午後3時50分から、本校からJR鴨川駅西口ロータリーまでのゴミ拾いを実施しました。特に、歩道に設置された植え込みの中の缶やペットボトル、ビニールゴミを丹念に拾いました。終了後それぞれのゴミ袋から缶やペットボトル、燃えるゴミ、ビンを分別して作業を終了しました。
参加した生徒からは、「実際歩くと見た目よりゴミが落ちていてビックリした。」「植え込の中に缶が多かった。」「タバコの吸い殻が結構多い。やめてほしい。」等の感想がありました。この美化活動は,街を見直す良い契機となりました。
(5)美術部の国体歓迎用看板作成
「ゆめ半島千葉国体」ボクシング競技の選手を応援するため、美術部員が絵筆をもち1週間をかけて、縦1m、横3.6mの大会マスコットキャラクター・チーバくんとボクシングの図柄をカラフルに描きあげました。この応援ボードはJR安房鴨川駅の西口ロータリーに飾られました。
(6)吹奏楽部、国体会場の式典で演奏
9月30日(木)から鴨川市文化体育館で開催されていた「ゆめ半島千葉国体」ボクシング競技が、10月4日(月)に閉幕しました。会場の天井からは20枚以上の大漁旗が吊るされ、鴨川らしい雰囲気のなかで競技が行われました。千葉県チームは、地元鴨川市役所に勤務する戸部洋平選手の活躍もあり総合優勝。表彰状のほかに大会会長トロフィーが授与されました。 開始式、表彰式では本校の吹奏楽部が式典演奏を行いました。また、鴨川中学校の女子生徒が各県代表のプラカード保持や行進の先導役を務めました。
(7)吹奏楽部が介護施設を訪問
9月20日(敬老の日)、介護施設「めぐみの里」の敬老会で吹奏楽部が演奏をしました。式典終了後のアトラクションとして、参加しました。曲目は「ロッキーのテーマ」「涙そうそう」「アンパンマンのテーマ」「さらい」「ディズニー・クラシック・レヴユー」の5曲でした。お年寄りや家族の皆さんに笑顔で喜んでいただき、充実した時間を過ごしました。
(8)安房地区中学校とのジョイントコンサートの実施
5月2日(日)に、安房地区吹奏楽の発展と各中学校との交流を目的に、鴨川中学校・館山第一中学校・館山第二中学校・館山第三中学校・房南中学校の5中学校吹奏楽部と長狭高校吹奏楽部による、7回目のジョイントコンサートが長狭高校文化ホールにて開催されました。午前中の合同練習による交流会の後、各学校単独演奏による第一部が開演されました。そして館山4中学校の合同演奏、長狭高校と各中学校との合同演奏による第2部。最後に、参加校全員による大合同演奏。満員の聴衆の中、盛大のうちに演奏会を終えました。そして、この演奏会で学んだことをもとに、各吹奏楽部のさらなる発展を誓い合いました。
(8)鴨川市、城西国際大学との連携による強歩大会の実施
本校恒例の強歩大会を11月10日(水)実施しました。自然を感じながら健全な心身の発達を目指すことを目的に、第1学年を対象に開催されています。秋の移ろいを感じながら、「本校~長狭学園~嶺岡林道~本校」の約24.5kmのコースを歩きます。鴨川市教育委員会生涯学習課との共催で企画し、一般市民の方も4名参加しました。また、城西国際大学観光学部の学生10名にも本校職員と一緒に、交通整理等の運営に協力していただきました。生徒は5~8人の班でまとまって歩きます。後半歩くのが辛くなった生徒が、班員に助けられながら完歩する姿も見られました。ゴール後は、PTA会長をはじめ役員の方々によって早朝より準備された豚汁が振る舞われ、思い出とともに美味しくいただきました。今年は、今まで以上にたくさんの方々の協力を得て盛大に実施され、学校、保護者,地域が一体となった大会を実施することができました。
(9)鴨川市文化祭での書道部、写真部、美術部の作品展示と書道パフォーマンス
書道部の書道パフォーマンスが、11月3日(水)文化の日に、鴨川市民会館ロビーで行われました。これは、10月31日(日)から開催されていた鴨川市文化祭最終日の企画で、会場は、100人以上の大勢の市民、書道愛好家、OB、保護者の方々であふれました。 また、文化祭の4日間にわたり、市民ギャラリーに、本校写真部、美術部の作品が展示されました。
(10)芸術鑑賞会へ一般の方や江見中学校を招待
12月17日(金),鴨川市市民会館でミュージックパフォーマンスバンド「響」による芸術鑑賞会『ALIVE~君だけの音』が行われました。
尺八・琴・和太鼓の和楽器とリードギター・べースギター・サクソフォン・ドラムの洋楽器との見事なコラボレーションにより,いろいろな夢を歌にして表現するシーンがミュージカル仕立てで展開されました。江見中学校の生徒と一緒に鑑賞し、ステージ最後は「響」による江見中学校校歌の演奏でした。
(11)長狭高校ミニ集会“コミュニティ・スクールってなんだ !?”
11月25日(木)に開かれた学校づくり委員,保護者や先生方を交えて,文化ホールで開催しました。今回は,小・中・高等学校等の相互の授業公開と同日に開催し,5・6限の授業にも参観していただきました。参観後には文化ホールで吹奏楽部の演奏会を聞いていただき,その後ミニ集会を行いました。
ミニ集会のテーマは“コミュニティ・スクールってなんだ !?”で,千葉県教育委員会から学校運営協議会制度について資料を使って説明をいただき,参加された方々から様々な質問がありました。また,本校からは,コミュニティ・スクール推進全体構想から強歩大会など地域と連携・協力した事業についてプロジェクターを使って説明しました。
参加された方々の意見から,地域の学校への思いの強さ“おらが学校”という熱き思いが感じられたミニ集会でした。
(12)富山中学校へ“出前授業”
南房総市立富山中学校の3年生の授業に、高校の3名の教諭が、“出前授業”を実施しました。これは、高校の先生方の専門的な知識による授業の体験や、高等学校の授業を体験し、進路について理解を深めるための機会となることからです。短時間で授業のねらいを理解してもらえるよう、高校の先生にとっても貴重な研修の場となりました。
11月26日(金)“情報ってなに?!”をテーマに新聞を活用した社会科の授業を展開しました。
12月1日(水)音楽では、ハンドベルを使いクリスマスソングをパートごとに練習し、最後には全体での演奏をしました。理科では、力の働き方を図で表し、スポーツを例に力の働きがわかる工夫をした授業を実施しました。
中学生からはお礼の手紙をいただきました。手紙の中に、皆さんが私たちの授業を楽しいだけでなく、“はじめてハンドベルを使った。”“楽しい。”“授業がわかった。”“苦手を克服できた。”“長狭高校にいきたい”等の感想ありました。
(13)定時制での地域の方による授業を実施
9月16日(木)家庭科の授業で、生後1ヶ月の赤ちゃん、お母さん、おばあさん、看護士さんを迎えて、保育の単元の授業を実施しました。これほど小さな赤ちゃんを抱いたことがない生徒が多く、驚きと感動の体験ができました。その後、結婚・妊娠・出産・家族について経験談を含めた講義をいただきました。また、2月17日(木)調理の授業では、管理栄養士さん、看護士さんを迎えて、調理実習を行いました。肉じゃがの作り方を通して、栄養のバランスと調理方法を学びました。
(1)小中高校と地域が一体となり,鴨川港内壁画作成
美術部は,平成21年4月,鴨川市から依頼を受けて,市内江見太夫崎港の堤防に全長33メートルの絵画を描きました。この港は,道の駅(オーシャンパーク)と隣接しており,多くの観光客が訪れます。美術部の部員は,地域の活性化に役立ってほしいと願い,作成しました。
(2)長狭高校の教員による鴨川市内中学校への出前授業の実施
毎年5月,市内鴨川中学校との連携により,本校教諭による国語・数学・英語3教科の授業が行われています。教材は,高校生が学ぶ範囲から,中学生でも興味を持てるものを用意します。どの教科についても「たいへん楽しく,高校の授業が身近に感じられた」という感想が寄せられました。
(3)地域・城西国際大学との連携による中学生希望者への学力向上学習会の開催
鴨川市内4中学校の受験生のために,8月25,26日の2日間,城西国際大学安房ラーニングセンターにて,本校教諭による「高校受験対策セミナー」を開きました。昨年から行っているこの事業は「マンボウ塾」と名付けられています。対象は,市内4中学校3年生の希望者で,本年度は52名の受講者がいました。セミナー後の感想文には,「大変わかりやすかった」,「高校で学ぶ意欲が湧いてきた」などが書かれており,たいへん好評でした。
(4)江見中学校文化祭での交流事業
本校吹奏楽部,化学部,書道部,華道部,美術部の部員は,10月31日,市内にある江見中学校の文化祭に訪問し,体験活動を希望する中学生に指導を行いました。中学生も高校生も生き生き活動している姿を見ることができました。
(5)長狭高校の芸術鑑賞会に,地域住民や鴨川市内中学校の生徒を招待
鴨川市市民会館で,古典芸能をテーマに開催しました。内容は,落語入門・色物(紙切り)・落語・講談です。落語入門では,会場に鳴る太鼓の意味や言葉遊びなど寄席について楽しく分かりやすい説明を聞きました。残念ながら今年度は,インフルエンザ感染拡大防止のため中学生の出席は取り止めとなりました。
(6)鴨川市・城西国際大学との連携による強歩大会の開催
本校1年生の伝統ある強歩大会は,嶺岡林道と長狭街道を約24キロ歩きます。本年は鴨川市教育委員会との共催で,11月13日に予定し,一般の参加者も募りました。また,交通整理のために城西国際大学の学生9名にもお手伝いをいただく予定でした。残念ながら,悪天候のために当日は中止となりましたが,保護者の方々が,参加生徒全員のために豚汁を作ってくださいました。
(7)安房地区中学校とのジョイントコンサートの実施
毎年5月に本校文化ホールで,鴨川中学校をはじめ安房地区6中学校の吹奏楽部と本校吹奏楽部のジョイントコンサートが行われています。第1部は各校による演奏,第2部は本校吹奏楽部と各中学校との合同演奏。最後に総勢200余名による大合同演奏。保護者をはじめ,ホールにあふれかえった来場者は吹奏楽の魅力を充分堪能しました。中学生も普段できないような大編成の演奏ができ,たいへん楽しく好評でした。また,毎年2月には鴨川中学校と本校とのジョイントコンサートも行われています。
(8)小中高校と地域が一体となった鴨川市文化祭,鴨川市芸術祭への参加
鴨川市文化祭に書道部,美術部,写真部が参加しました。地域の方々との交流により,多くのご意見,ご感想をいただき,今後の生徒の活動にとってとても良い勉強となりました。新たな発表の機会となっており,制作活動の励みになっています。作品について長狭高生の作品をたいへん評価してくださいました。(ポスターは美術部員がデザイン)
(9)クリスマス飾り(みんなみの里),アート・イン・ホスピタル(亀田クリニック)への協力
みんなみの里から依頼を受け,美術部が平成19年から毎年7,8月の絵画作品展示と12月のクリスマス装飾を行っています。
また,不安になりがちな病院環境を心休まる人間的な環境に作り変えていこうという試みをはじめた亀田病院のアート・イン・ホスピタルに,H22年2月から生徒の作品を展示することになりました。