3月18日(月)学習リテラシーの時間に進路講演会が実施された。学習リテラシーの時間は、知識だけではなく学びのプロセスを通して人として成長していくことなど、日頃の学習の取り組みについて考えていく時間で、今年で3年が経ちます。
今回の講師は、本校卒業の永井正夫氏。永井先生は卒業後東京大学理科一類(慶應義塾医学部は辞退)、同博士課程と進まれリニヤモーターカーの研究をされました。その後東京農工大学機械工学科の教授で機械力学と制御工学、とくに車両工学(鉄道と自動車)について研究され、現在、一般財団法人日本自動車研究所の代表理事・研究所長として特に自動運転、電動化などを研究されています。研究内容や東京オリンピックで活躍する自動車などの紹介が有り、話を聞いた2年の鈴木健太くんは「高校でしっかり基礎知識を身につけ、大学で応用力を養い、将来は人の役にたてる人材に成りたい。」と話していた。

講 師:永井正夫 1948年8月16日、吉尾・北風原
【学歴】
1964年4月 吉尾中学校、卒業(昭和39年)
1967年3月 長狭高等学校、卒業(昭和42年)
(横浜国立大学・日本医科大学は合格、駿台予備校に一年間通う)
1968年4月 東京大学理科一類、入学(昭和43年)、(慶應義塾医学部は辞退)
1968年~1972年 東京大学工学部機械工学科、卒業
1972年~1977年 東京大学大学院博士課程、修了、
磁気浮上リニアモーターカーの研究
【職歴】
1977年(昭和52年)~2013年(平成25年)9月まで;
国立大学法人東京農工大学、講師・助教授・教授(工学部機械システム工学科)
教育研究分野は、機械力学と制御工学、とくに車両工学(鉄道と自動車)
2013年(平成25年)10月~現在まで
一般財団法人日本自動車研究所、代表理事・研究所長
自動車に係わる研究一般、最近は特に自動運転、電動化など