福祉3年 長狭学園8年生と交流

福祉3年 長狭学園8年生と交流

  116日(木)、長狭学園8年生31名を長狭高校に招き、福祉コース3年生14名が福祉についての説明やゲームを行いました。授業で学んできたことを中学生の目線にたって考えて企画することで2年間の学習の総まとめとするのが目的で、1期生から継続して実施しています。

 今年は、主に4つの内容を企画しました。口パク伝言ゲームでは口元の動きを読み取る大変さを体験してもらい、聴覚障害者と接する際の配慮について説明しました。手話に興味をもってもらえるよう、指文字や手話歌も一緒に体験しました。また、だまし絵を用いて、福祉にとって重要な「他者の意見を否定せずに受け入れること」についても触れていました。そして今年は初の試みであるボッチャ体験も行いました。ボッチャはパラリンピックの種目でもある障害者スポーツですが、障害の有無を問わずだれでも楽しめる競技です。長狭学園の皆さんはチームで戦略を話し合ったりするなど、初めての体験とは思えないほど盛り上がってくださいました。

 生徒たちは限られた時間の中で企画を実施することの大変さや想定どおりにいかないもどかしさなどを感じていましたが、長狭学園の皆さんに笑顔で楽しんでいただけて、充実した時間になったと思います。来年の3年生はどんな企画をするか、とても楽しみです。長狭学園の皆様、ありがとうございました!