職員研修で「性のあり方の多様性」を学びました!

職員研修で「性のあり方の多様性」を学びました!

職員研修で「性のあり方の多様性」を学びました!

 11月12日(木)、「性の多様性と人権~生徒対応を中心に~」という題目で校内職員研修が行われました。講師は、船橋市立行田中学校教諭、永井恵先生です。永井先生はトランスジェンダー当事者の方です。ご自身の豊富な知識と経験を盛り込み、充実した内容を展開してくださいました。

 近年認知度が高まってきた「LGBT」ですが、この言葉はセクシャルマイノリティ以外の人たちに性の問題に対して当事者意識を持ちにくくさせることから、新しく「SOGI」の概念が広まりつつあります。「SOGI」とは、Sexual Orientation and Gender Identityの頭文字を取ったもので、性的指向と性自認のことです。これらは万人がそれぞれ持っているものです。“異性愛者”で“性別違和がない人”も多様な性のあり方のうちの一つなのです。

 性にまつわる事柄は個人の生き方、あり方に直結しています。長狭高校では、昨年、女子用スラックスとネクタイを導入しました。今後も多様な性を持つ生徒たちが自分らしく心地よく過ごせる基盤を整えていくべく、職員一同研鑽を積みたいと思います。