ウニの発生の観察

ウニの発生の観察

ウニの発生の観察

 令和2年10月8日(木)と10月9日(金)の2日間,本校3年生の理系生物選択者を対象にウニの発生の観察を行いました。

 教材であるキタムラサキウニの卵と精子は,日本財団の支援により,【“教室に海を”プロジェクト】を実施しているお茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターの方々から提供していただきました。

 まず,8日(木)は顕微鏡を用いて,受精する様子を観察しました。

 翌日の9日(金)は,予め時間差で受精させておいた受精卵がどのように変化しているのかを観察しました。

生徒たちは,初めて見る受精膜形成の流れや,各発生段階の様子を夢中で観察していました。

 観察をした小玉青空さんは,「実際にウニの卵や精子を見るのは初めてでした。胞胚期には動くようになることも観察でき,とても感動しました。実物を見ながら学習できたので,興味をもって学習に臨むことができました。」と述べていました。

苅込ひなたさんは,「今回観察した受精やウニの発生が,実際に海の中で行われていると思うと,海をとても身近に感じることができました。今回の経験から,海の生き物も大切にし,共に生きていけるよう,環境に配慮した生活を心がけていきたいです。」と述べていました。

 貴重な試料を提供してくださった,お茶の水女子大学湾岸生物教育センターの皆様,本当にありがとうございました。