第1学年道徳授業「助け合いの精神や他者に対する敬愛」

第1学年道徳の授業「助け合いの精神や他者に対する敬愛」

第1学年道徳授業「助け合いの精神や他者に対する敬愛」

令和2年7月2日(木)3限に本校体育館にて,第1学年道徳の授業が実施されました。

「助け合いの精神や他者に対する敬愛」をテーマに,海外でのボランティア経験のある,本校の前川教諭に講演をしてもらいました。前川教諭は学生時代,Habitat for Humanity(「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現を目指し,世界70ヵ国以上で住まいの問題に取り組む国際NGO)の活動に参加し,アメリカ合衆国とタイで住まいの改善・確保に関わる活動に携わった経験があります。

冒頭,私たちは一人では生きていけず,たくさんの人がそれぞれの個性を生かして支え合い,関わり合いながら生活をしていることを説明し,活動に参加するキッカケや,当時の自身の思い,現地の様子等を,写真やGoogleマップを活用しながら語ってくださいました。

ボランティア活動の中で,資金面や生活面で大変な部分はあったものの,涙を流しながら感謝してくれた現地の方に感動したことや,生活面等多方面でサポートしてくれた現地の皆さんとの支え合いの素晴らしさを感じたことを話してくださいました。

その中で,日本という枠を超え,文化・価値観の多様性を実感し,活動することの大切さを学ばれたというコメントが印象的でした。

聴講した生徒は以下のような感想を述べていました。

私は大学へ進学したいと思っています。しかし大学でやりたいことがなくて困っていましたが、今日の講演を聞いて大学へ行ってボランティアをしてみるのもいいなと思いました。新しい目標ができたので勉強を頑張ろうといい気持ちがさらに強くなったのでとても良かったと思います。」

「海外でボランティアができるのが、すごいと思った。また、言葉や文化が違う国でも助け合いが大切だということが、共通点としてあるのがいいと思った。」

「自分も他の人のために何か出来るんじゃないかと思えた。これからの高校生活の中で自分は他の人のために何ができるか考えながら生活していこうと思う。貴重なお話をしていただき、とてもためになった。」