校長挨拶

4月に本校に着任いたしました、校長の織田克彦です。

 本校は、創立43年目を迎え、「考燃而飛」の校訓のもと、輝かしい歴史と伝統を有する学校です。教養コースに加え、スポーツ健康コースを設置するとともに、昨年度文部科学省の高等学校DX加速化推進事業、いわゆるDXハイスクールの採択校となるなど、特色ある教育活動を展開し、皆さんの学びをサポートしています。

 高校での学びで重視されるキーワードとして「探究」が挙げられます。高校入試の学力検査のほとんどの問いは「1つの答えしかない」ものだったのではないでしょうか。一方で、高校での学びでは「持続可能な社会をつくるために必要なものは?」「流山の観光客を増やすためには?」といった「答えの無い問い」に向き合う学びをする場面が増えるはずです。そこで必要になるのが、各教科の学習で身に付けた知識・技能になる訳ですが、ある授業で身に付けた知識と別の授業で身に付けた知識を結びつけることが重要です。各教科の授業に加え、ICT機器を活用した個別最適な学びや友人との協働的な学びをとおして、知識と知識を結び付け、事実的で個別的な知識を概念的で構造的な知識へと変換することで、学びを深めていってください。

 本校が育成を目指す資質・能力は以下の3つです。

(1)生涯にわたって主体的に学び続ける力   

(2)課題を自ら見つけ、思考・表現し、解決する力

(3)習得した知識・技能を活用・発揮する力

 現代の社会情勢は、日々目まぐるしい変化を遂げています。一人ひとりが、この世界に存在する現代的諸課題を自分事として捉え、時には自分と向き合い考え、また時には仲間と協働的に話し合いながら粘り強く合意形成することで、自分自身にとっての最適解や納得解を導く道筋を模索することができるでしょう。

 皆さんが、本校での教育活動をとおして、この世界を生き抜くための礎を築くことを熱望します。

令和7年4月吉日

千葉県立流山南高等学校 校長 織田 克彦