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校長日記・日々雑感

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2019/01/07

<136>日々雑感(3学期スタート)

| by 校長

 本日が3学期初日です。朝の登校時、生徒たちの登校の様子を見ていると、多くの生徒が良い表情をしていました。安心しました。良い年末年始を過ごし、しっかりとエネルギー充電をしたようです。
 学校もいよいよ1年間の総まとめの時期を迎えました。1・2年生は学年として、3年生は高校生活の総まとめをするわけです。
 3学期は一番短い学期です。3年生は1月終了後、家庭学習期間に入ります。登校日数は1月中18日、3月は2日間、合計20日間です。1・2年生の登校日数は49日となります。この短い日数の中で、総まとめをするわけですから、心を引き締めて、日々緊張感をもって過ごしてください。
 図書室前の通路のパネルも新年バージョンになりました。たくさんの良い書籍にふれて、豊かな生活を送るための原動力となる教養を高めていってください。
 ところで、本日の3学期の始業式の中では、次の二つのことを柱において、お話ししました。
 1.「くれない族」から「あげよう族」へ
 曽野綾子さんという女性作家が書いた『老いの才覚』という本を紹介します。
 曽野さんは「何々してくれない」と不平・不満を口にする人のことを「くれない族」と呼んでいます。曽野さんは「何をしてもらうか」ではなく、自分は「何ができるか」を考えて行動する大切さを訴えています。
  他者にあげることを惜しまない人は周りから好かれる人です。「あげよう族」は「相手から何々してもらいたいから」という打算的考えではなく、相手に感謝される行動自体に喜びを感じているということに特色があります。
 「あげよう族」の行動スタイルは幸せのパスポートとなります。「あげよう族」は、これからの共生社会において力を発揮する人たちで、必ず周りの人から認められ、幸福の道を歩む人たちです。是非、「くれない族」から「あげよう族」への移行をおすすめします。   

 2.何度も繰り返す体験を
 人間の脳の構造は、繰り返さないとマスターできないような仕組みになっています。
 私たちが何かを学んでいるとき、脳のなかでは脳神経細胞(ニューロン)がネットワークをつくって情報を伝達しあっています。このニューロン同士がうまくつながり情報をスムーズに伝達できている状態が暗記したということです。
 忘れるということは、このつながりが途切れることです。このニューロン同士の結びつきを強くするには、繰り返すことしかありません。
 「繰り返し学習したことだけを定着させる」という私たちの脳の性質は、「繰り返し学習をした人だけが新たな能力を獲得できる」ことになります
 努力が報われるようにできているのです。簡単に何でもマスターできてしまったら、やりがいがないと思います。小さな努力を積む重ねて、ようやくマスターできるようになった。これがやりがいに結びつきます。
 学習、スポーツ、趣味の世界、何でもかまいません。今学期、何か一つ、繰り返すことによって、今までできなかったことができるようになる経験をしてください。
 平成最後の3学期です。充実した3学期になることを期待しています。
   
3学期初日の登校風景      新しい図書パネル

 


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