校長日記 日々雑感

2019年9月の記事一覧

<278>日々雑感(1学年保健の授業について)

 本日は、1学年の保健の授業について紹介します。
 本授業のテーマは「喫煙行為が及ぼす健康被害」についてでした。
 タバコは三大有害物はタール・ニコチン・一酸化炭素です。喫煙行為をはじめる年齢が若いほど、中高齢期に入った時の健康被害が大きいことが統計的に示されておりました。しかも、有害物は喫煙者が吸い込む主流煙より、周りの人が吸い込む可能性のある副流煙(タバコから立ち上る煙)の中に多く含まれていることが強調されていました。
 法律・条例等で近年、喫煙行為の規制が強化されている理由が本授業によって、わかっていただけたと思います。ICT機器を活用して、インパクトのある映像を多用して、生徒たちの視覚にうったえる授業でした。
     

<277>日々雑感(2学年世界史Bの授業について)

 本日は昨日の台風15号の置きみやげで大変厳しい残暑となりました。午後の5限の2学年の世界史Bの授業を見学しましたが、通常より室温設定を低くしているにもかかわらず、校舎外壁が高温となっており、エアコンの効きが十分ではありませんでした。決して快適な学習環境とはいえませんが、生徒たちはよく頑張っていました。
 本授業では「古代マケドニア王国の発展について」がテーマとして取り上げられていました。フィリッポス2世の国力を向上させるための方策について、「自分がもし国王であったら、どのような方策をとるのか」といった課題を与え、生徒たちは自分なりの考えをよく発表していました。生徒たちは自分の言葉で軍事力の強化、豊かな財政づくり等をあげていました。
 「自分がリーダーであったら、この厳しい状況をどのように打破する」といった当事者意識を喚起する問いが大切だと授業を見学していて感じました。歴史を学ぶのは未来をよりよくしていくためといった視点が重要ですね。
 次回の授業は「アレクサンドロス大王の東方遠征」を取り上げるそうです。
     

<276>日々雑感(台風15号の影響による臨時休校について)

 今回の台風15号は豆台風で規模は小さい(暴風域等の範囲は小さい)のですが、勢力が静岡県上陸した際に960hpと大変大きいことが特色でした。しかも「台風の東側の地域は風雨が強まる」との原則があるとおり、千葉県を含め台風通過経路の東側の地域は暴風雨となり、各地に大きな被害をもたらしました。
 昨日の段階から鉄道各社が計画運休が発表されていましたので、本校では昨晩、HP・メール等で生徒自宅待機の連絡をしました。本日、午前9時の時点で気象庁から千葉県北西部には大雨警報及び暴風警報が出ており、常磐線各駅停車等の本校生徒が利用する鉄道が運休(東武アーバンパークラインは午前9時5分に運転再開)していることから、生徒の身の安全を最優先と考え、やむを得ず臨時休校の措置をとりました。
 昨日の日曜は日中、晴れ間があり、台風の接近を感じさせない天気でしたが、深夜になると天気が激変しました。改めて「自然の脅威、私たちは災害列島で生活していること」を身をもって体験いたしました。

<275>日々雑感(2学年現代文の授業について)

 本日は、2限に行われました「2学年の現代文」の授業について紹介します。
 本授業では「陳述・呼応の副詞」について学ぶ、文法学習が展開されました。文章の頭に「たぶん」とくれば、文末の表現は「~だろう」となります。このようにある副詞にはある述語がセットとなっています。
 生徒の中には、「私たちは日本語をつかうことができるのに、なぜわざわざ文法の学習を行う必要があるのか」と疑問を感じている人もいることでしょう。文法は国語力における土台の役割を果たします。何事も土台が大切です。土台がしっかりしていてこそ、豊かな表現、深みのある日本語の使い手になることができます。
 言葉は毎日使う、人生の重要な根幹となる要素の一つです。日々の授業によって、国語力にさらに磨きをかけていきましょう。
  

<274>日々雑感(総合学習等について)

 本日は、5限の総合的な学習(探究)の時間、6限のLHRについて紹介します。
 総合学習では、1学年は学年全体で生活態度の改善、2学年はインターンシップの事前準備、3学年は進路対策講座(指定校推薦、面接指導等)が行われました。
 6限のLHRの時間帯(1・3学年:文化祭事前準備、2学年:インターンシップ事前準備)には県教育委員会から2名の方々(県総合教育センター所長、学力調査部長)が来校し、授業参観が行われました。
 県教委の方々から、「学校環境の素晴らしさ、担当の先生方が楽しそうに生徒と対話しており、人間関係がよくできている」とお褒めの言葉をいただきました。日ごろから生徒と先生間の双方向的対話を重視している本校の基本姿勢が評価されました。