校長日記 日々雑感

2020年4月の記事一覧

<3-009>日々雑感(わかる喜び)

 千葉県内の県立学校の臨時休校の期間が、5月8日(金)まで延長されました。27日にこのことを伝えた県教育委員会の通知によると、5月11日(月)以降の対応については、「緊急事態宣言に係る今後の国及び県の判断を踏まえて、決定する。」とのことです。一方、隣接する埼玉県は、27日に知事が、県立学校の休校期間を5月末まで延長する意向を示しました。
 ここで、生徒のみなさんに言います。
 先が見えない状況が続いていますが、このような時だからこそ、自ら学びに向かう心を強く持ってください。課題に取り組む中で、「わかった!」という喜びを感じてください。この「わかる喜び」は、みなさんを大きく成長させます。そして、学ぶ心をさらに強くします。もしも、何度チャレンジしてもわからないことがあれば、学校に電話で質問してください。先生方は、生徒のみなさんを全力で応援します。
 頑張ろう、流北生!

<3-008>日々雑感(免疫力向上)

 「ステイホーム」の呼びかけが、一層強くなってきました。感染拡大の波を小さく抑えられるかは、今週後半から始まるゴールデンウィーク中の私たちの行動にかかっています。
 「ステイホーム!」。辛いけどみんなで頑張りましょう。

 そこで心配なことは、運動不足による免疫力の低下です。ご存じのとおり、新型コロナウイルスには、症状の軽減が期待される薬は試されていますが、未だワクチンや特効薬がありません。それらが開発・普及されるまでは、自分の体にこのウイルスと戦ってもらう免疫力を維持することが大切です。
 しかし、今朝の新聞に、筑波大学の久野譜也教授の「外出自粛の三つのリスク」という記事が載っていました。その内容は、外出自粛による運動不足が、①免疫力の低下、②生活習慣病の誘発、③メンタルヘルスの悪化を引き起こすというものです。同教授は、自宅でできる体操や、人混みを避け、マスクを着用した上でのウォーキングやジョギングなどを行うことで運動不足の解消を呼びかけています。
 連日テレビ等で、芸能人やスポーツ選手らによる自宅でできる運動が紹介されています。これらを参考にして、ぜひ、毎日運動をしましょう。軽い負荷の運動で少しの時間から始めることが大切です。できれば、太陽の光も浴びましょう。
 三密を回避する工夫をしながら、適度な運動により免疫力を向上させ、ウイルスに負けない体をつくりましょう。

<3-007>日々雑感(チャレンジ)

 うれしいことがありました。
 一人の教員が校長室を訪れ、選択授業で行っている老人福祉施設での実習をオンラインで行う試みをしたいと申し出ました。学校は、未だ臨時休校が続いていますが、その間に先方と打合せを重ね、準備をしたいとのことでした。
 先生方が、この期間中に何をすべきかを考え、新しいことにチャレンジする姿に感動しました。個人情報保護やセキュリティ及び技術面等の課題は多いと思いますが、一つ一つ確認や許可を得ながら進めてもらえればと思います。
 このことを通して、この教員は大きく成長することでしょう。そして、生徒に「わかる喜び」を与えられるような、より良い授業づくりに取り組んでくれることを期待します。

<3-006>日々雑感(アサーション)

 みなさん、こんな経験はありませんか。
 
 他者とコミュニケーションをとるときに、相手を「思いやる(大切にする)」ことで自分の考えを伝えることを「我慢、遠慮」したり、逆に、自分の思いを一方的に押し付けたりしたために、自分の思いが相手にうまく伝わらなかったり、誤解されたりしてしまった。

 そこで、本校では、生徒が「自分も他者も大切にするコミュニケーションの力」(これをアサーション(assertion)といいます。)を身につけられるよう教育活動を行っていきます。具体的には、「道徳」を学ぶ時間やインターンシップを含むキャリア教育の授業を通して、より良い人間関係を構築する力(人間関係力)を育成します。
 そのためには、教員一人ひとりが「アサーション」を理解し、これを意識して日々の指導の中で実践することが大切です
 まず、私から実践します。

<3-005>日々雑感(感謝と決意)

 千葉県を含む7都府県に緊急事態宣言が出されてから2週間が経ちました。報道によると、政府は、この期間の効果について検証を行うとのことです。この結果に基づき、緊急事態宣言の期間や内容についての新たな発表があることでしょう。

 ここで、医療機関の方々、ライフラインや物流等の維持に携わっている方々をはじめ、感染症拡大防止のために協力しているすべての方々に感謝申し上げます。そして、引き続き、私たち一人ひとりが、「できること」と「やるべきこと」を続けていきましょう。

<3-004>日々雑感(3密回避)

 生徒のみなさんへ
 落ち着いて過ごしていることと思います。
 私たちが今できることは、3密を回避し、できる限り外出をせず、ウイルスの感染拡大を防止する行動をとることです。一人ひとりの協力が大事です。

 でも、いつまでこのような状態が続くのだろうと不安に思っている人も多いことでしょう。学校はいつから始まるのだろうと心配に思っている人もいることでしょう。

 学校は、来週27日(月)に職員会議を開き、今後のことについて計画をまとめます。
 内容が決まりましたら、学校ホームページやスクールメール等を使ってみなさんにお知らせします。

 また、このホームページのトップに、県教育委員会の相談窓口のアドレスを掲載しました。悩み事があったら、迷わず相談してください。

<3-003>日々雑感(我慢、我慢)

 4月7日に非常事態宣言が、千葉県を含む7都府県に出されてから2度目の週末を迎えるところです。しかし、千葉県の日ごとの感染者数は、未だ減少傾向にありません。
 きっと、自粛疲れを感じている方も多いことでしょう。
 また、昨日は、非常事態宣言が全国に拡大されました。

 みなさん、ここが踏ん張りどころです。
 感染拡大防止のために、今までどおり、3密を避け、外出は必要最小限に抑えましょう。
 「我慢、我慢」です。

<3-002>日々雑感(我慢)

流山北高校の生徒のみなさん
自宅学習の日々が続いていますが、健康に過ごしていますか。
ぜひ、登校しているときと同じように、時間を守って生活をしてください。
特に、起床は登校に間に合う時間に、就寝は十分な睡眠時間が確保できる時間になるようにしてください。
2・3年生には6日の始業式で、1年生には7日の入学式で話しましたが、この自宅学習期間を高校生として、規則正しく安全に過ごすよう心がけてください。また、課題にもしっかりと取り組んでください。
今こそ我慢の時です。みなさんが外出を自粛し、感染拡大防止に協力すれば、きっとこの状況が好転する日が近づくでしょう。

<3-001>日々雑感(よろしくお願いします)

 このたび、奥山校長に代わりまして、4月1日に着任いたしました校長の正治勇人(しょうじ はやと)と申します。どうぞ、よろしくお願いします。
 私も、この「日々雑感」を奥山校長から受け継ぎ、流山北高校の教育活動の様子を発信してまいります。

 県立学校は、5月6日まで臨時休業が延長されました。
 一日でも早く事態が収束し、日常という平和が戻ることを願い、みんなでこの苦難を乗り越えましょう。