校長日記 日々雑感

2019年12月の記事一覧

<344>日々雑感(仕事納めについて)

 本日の朝方まで降雨があり、適度な湿度の一日でした。昼間は暖かい日差しが差し込みましたが、風速10mをこえる強い風が吹きました。ここ流山地区は暖冬傾向です。空気は澄んでおり、本校から美しい富士山を見ることができました
 12月24日(火)から生徒たちは冬季休業に入っていますが、我々教職員にとっては、本日が「仕事納め」の日です。元号が平成から令和にかわり、本年もいろいろなことがありましたが、皆様方のご支援のおかげで充実した日々を送ることができました。誠にありがとうございました。
 本校ホームページのアクセス数も4月から通算して16万を超え、昨年の同時期と比較して約9万増加しています。今後も皆様方の期待に応えて、最新の情報を伝えていきたいと思います。
 この「日々雑感のコーナー」も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは良い年末、年始をお過ごしください。来年も本年同様に素晴らしい年になりますようにお祈り申し上げます
  

<343>日々雑感(2学期終業式について)

 本日は2学期最終日で終業式が行われました。本日未明には降雨がありましたが、登校時には暖かい日差しが差し込み、多くの生徒は元気な姿で登校してきました。
 本年度は体育館改修工事の関係で体育館が使用できないことから、全校放送による終業式が行われました。放送による私の話の要点は次の3点です。

1.2学期を振り返って
3年生に向けて
 3年生は進路実現に向けて、夏休み返上でよく努力しました。この努力が実って、多くの生徒が進路決定しました。本校の先生方をはじめ、家族の方々等の手助けがあったということを忘れないでください。
 進路が決まったからといって気を緩めることはよくありません。進路決定は長い人生においてはゴールではありません。新たなスタートです。終わりよければすべてよしの精神で3学期、しめてください。
【2年生に向けて
 2年生は本校の中核をなす学年です。インターンシップご苦労様でした。真剣な表情で、よく取り組んでいたとお聞きしています。インターンシップ終了後の報告会においても工夫された発表が多くなされていました。
 冬休み明けになりますと、修学旅行準備の最後の追い込みで大変だと思います。この調子で修学旅行も大成功に導いてください。規則正しい生活がすべての基盤となります。なかだるみは禁物です。
【1年生に向けて
 1年生は日々の授業、学校行事を経験して、着実に成長してきています。先日、入試説明会が開かれ、近隣の中学校3年生が本校を訪れました。中学3年生はまだ、あどけない表情をしており、1年間の差は大きいと感じています。あと3か月あまりで後輩たちが入学してきます。各自、自己研鑽をして、先輩としての品格を身につけてください。

2.アクティブスクールが目指すもの ~社会人基礎力とは~
 アクティブスクールの目指すところは「自立した社会人を育てる」、いいかえれば社会人基礎力を身につけることになります。それでは、社会人基礎力とは何でしょうか。
 私は、社会人基礎力の一つとして、自分の持ち味をいかして、周りの人を喜ばすことができる、あるいは自分の力で地域貢献をするといったことをあげます。具体例を二つあげます。
 一つ目は、先日、心温まる登校風景を見かけました。
12月19日、先週の木曜日の朝、江戸川台駅から学校まで歩いている途中の出来事でした。北部中学校前の信号機のない横断歩道の前で、本校生徒の二人が横断歩道の前で一時停止して、待っていると、一台の車が停止して、横断歩道をわたるよう合図を出しました。本校生徒の二人は、とまった車に対して軽く会釈をしながら横断歩道を渡りました。
 その会釈をみて、ドライバーの方はにっこと笑いました。大変素敵な笑顔でした。おそらくこのドライバーの方は本校の生徒の会釈によって、気持ちのよい一日を過ごしたことでしょう。このように軽い会釈といったちょっとした心遣いによって人を気持ちよくさせることも社会人基礎力の一つです。
 社会人基礎力の二つ目の事例をあげます。
 生徒会役員によるスマートサイクル活動が毎月行われています。また生活委員会による通学路清掃活動が学期に一度の割合で行われています。
 このスマートサイクル活動と通学路清掃活動が地域の方々から認められ、11月に流山市から善行団体賞をいただきました。また、先日、千葉県からも連絡が入り、継続的に地域のために行っている団体に与えられるライトブルー賞の受賞が決定しました。2月8日の県青少年育成フォーラムで表彰されます。
 いままで本校の生徒達が積み重ねてきたがんばりが外部から認められた結果です。大変名誉なことです。
 これ以外にも、流山ロードレース大会ボランティア、本校吹奏楽部・軽音楽部が地域のためにお祭り、公民館などで生演奏を披露しました。茶道部は流北フォーラムで地域の方々にお茶とお菓子でおもてなしをしてくれました。今紹介した部活動以外でも、地域貢献してくれた生徒たちは大勢います。
 このように2学期は、いろいろな場面で、本校の多くの生徒が地域のために動いてくれました。そして北高生の活動が地域の多くの方々から感謝されました
 人の喜びの中で大きな喜びは、人のために尽くして、手助けされた人から「ありがとうございました」と感謝の言葉をいただくことです。この喜びは、高度の喜びで、やった人でないとわからない喜びです。
 人のため、地域のため、社会のために今置かれた立場で自分が何かできないか、いいかえれば利他の心で、常に行動してください。この利他の心は、自立した社会人に必要な心だと思います。

3.よい年末年始を
 明日から冬休みとなりますが、家庭での手伝い、年末・年始の行事等、家族の一員として役割を果たすことも忘れないでください。そして、交通事故、ネットトラブルなど事故には十分注意して、元気な姿を3学期からまた見せてください。それでは、よい年末・年始を迎えてください。  
   

<342>日々雑感(LHRについて)

 令和元年度2学期も残すところ、本日を含めて、あと2日間となりました。いよいよ大詰めですね。
 本日のLHRで各担任の先生等から「公衆マナー」についてのお話がありました。例年、終業式の前日に全校生徒を体育館に集め、生徒指導主事から「公衆マナー」等の講話がおこなわれていましたが、本年度は体育館天井工事の関係で、各クラス単位での実施となりました。
 各クラスの歩調を合わせるために、生徒指導部から資料が配付されました。その資料の中に「江戸しぐさ」の記述がありました。「江戸しぐさ」の具体例として、次の3つのしぐさが紹介されていました。
1「うかつ(うっかりした)あやまり
 相手のうっかりミスに対して、寛大な心から許すしぐさのことです。
2「片引きしぐさ
 対向してきた人とのすれ違いの時に相手側の肩を引くことによって、ぶつかることを事前に回避するちょっとしたしぐさのことです。
3.「七三歩きしぐさ
 道路の端の3割をつかって歩き、残り7割の道路の空間を十分にとり、相手との接触を避けるしぐさです。このしぐさは交通事故防止にも役立ちます。
 これらのしぐさは、互いに気持ちよく暮らしていくための生活の知恵です。ちょとした心配りでトラブルから回避することができます。
 昨日、近隣の市内で高校生が自転車乗車中に貨物車両と衝突して亡くなるといった痛ましい事故が起こっています。交通事故は決して他人事ではありません。特に年末年始は交通量の増加にともなう交通事故の多発が危惧されています。
 「江戸しぐさ」の精神で身の安全を図っていきましょう。

<341>日々雑感(読書の重要性について)

 本日、図書館だよりが発行されました。本だよりでは、冬休み長期貸し出しと新しく図書館に入った書籍についてふれられています。
 本校図書委員、図書担当の先生等の頑張りのおかげで、本校図書館はよく整備されています。時々、私も図書館に足を運びますが、本校図書館には良書が沢山あります。たとえば、斎藤 孝氏の『読書する人だけがたどりつける場所』は読書の魅力がわかりやすく書かれています。
 読書から学ぶことは多々あります。デジタル全盛だからこそ、本という紙媒体のアナログが大きな意味をもちます。
 是非、図書館に足を運んでみてください。思いがけない宝物が見つかるかもしれません。 
  

<340>日々雑感(年金セミナーについて)

 本日、日本年金機構・松戸年金事務所の副所長様をお招きし、3学年生徒を対象とした「年金セミナー」が行われました。
 本セミナーでは公的年金制度の仕組みや基本理念について、具体的実例、数値を用いてわかりやすい説明がなされておりました。
 公的年金制度は「年老いた時や事故や病気などで体が不自由になった時の生活を現役世代で支えていこう」というシステムです。
 現在の高校生の多くは「人生100歳という超少子高齢社会を生き抜いていかねばならぬ世代」だと思います。
 年金の加入、支給等には必ず書類等の手続きが必要です。何も動かずに待っているだけでは、支援を受けることができません
 年金に関する基礎知識は、これからの超少子高齢社会で生きていく我々にとって必須の知識です。
 本セミナーによって、教科書等では深く取り扱っていない、実生活に役立つ知識が身についたことと思います。
 公務ご多用の中、本校生徒のために、講師としてご来校いただいた松戸年金事務所の副所長様に改めて御礼申し上げます。
   

<339>日々雑感(第3回入試説明会等について)

 本日が答案返却の三日目で最終日となりました。2学期期末考査の結果は満足いくものであったでしょうか。今までの小さな積み重ねの成果が出た生徒もいれば、努力不足から思わしくない結果が出た生徒もいることと思います。
 厳しい現実に直面した生徒は、うまくいかなかった原因を必ず自分なりに分析してください。結果が思わしくなかった人こそ、答案返却後の謙虚な反省が重要です。
 ところで先週の土曜日(12月14日)に本年度最終回である第3回入試説明会が実施されました。師走のお忙しい中、中学生92名、保護者等52名、計144名と多くの方々が参加していただきました。
 参考までに本年度3回行われた入試説明会の総合計は中学生366名、保護者等221名、計587名で昨年度と比較して中学生19名増、保護者等12名増、合計で31名増となりました。本校の教育活動に関心をよせている方々が増えていることは喜ばしい限りです
 中学3年生にとって、高校入試は大きな試練の一つです。苦しいところが多々あると思いますが、この試練を乗りこえることによって、一回りも二回りも大きく成長することができます。体調を万全にして入試に臨んでください。本校職員一同、心よりお待ちしております。

<338>日々雑感(スマートサイクルちば等について)

 本日の登校時に「12月のスマートサイクルちば」が生徒会役員が中心になって行われました。
 気温が低く、寒い中、流山警察署の署員の方の協力をあおぎながら、交通安全運動・挨拶運動が行われました。関係の皆様方には頭が下がる思いです。
 なお、この「スマートサイクルちば」にかかわる活動が、生活委員会が定期的に行っている通学路清掃活動とともに千葉県青少年総合対策本部の審査を経て、ライトブルー賞に認定されました。
 ライトブルー賞の表彰式は、令和2年2月8日(土)に蘇我コミュニティセンターで行われる千葉県青少年育成フォーラムの中で行われる予定です。本校の地道な地域貢献活動が県のレベルでも認められ、喜ばしい限りです。
   

<337>日々雑感(答案返却等について)

 本日から3日間の日程(12月13日(金)・16日(月)・17日(火))で2学期期末考査の答案返却が始まりました
 定期考査の結果は「これまで学習してきたことがどの程度身についているか」のバロメーターとなります。誤答でばつがついているところが、マスターできていないところです。誤答のところを中心に必ず、なぜ間違ったのかを確認してください。この確認作業をやるのとやらないのでは、後になって学力の伸びに大きな差となります。誤答から学ぶ姿勢が大切です
 話は変わりますが、昨日、県立流山高校園芸科の生徒さん達が心を込めて栽培されたシクラメンを2鉢(紫色のスタンダードとピンク色のフリンジ)購入しました。
 ご丁寧に担当の先生がわざわざ本校まで軽トラックで配達してくれました。
 おかげ様で殺風景であった校長室が華やかになりました。ありがとうございました。今後、丁寧に育てていきます。
 

<336>日々雑感(交通安全啓蒙放送等について)

 本日は2学期期末考査の最終日でした。日頃から地道に培った実力を十分に発揮できたでしょうか。
 考査終了後、全校生徒を対象とした放送で、本校生徒会長から交通安全に関する呼びかけがありました。考査終了後の解放感から気がゆるみ、交通事故にまきこまれないよう注意喚起がありました。
 12月10日(火)から19日(木)までの10日間が冬の交通安全運動期間です。師走に入り、冬至にむかい、日暮れの時間が早まっています。本運動のスローガンは「夕暮れの早めのライトで防ぐ事故」です。
 年末になると、世の中全体がわさわさとした雰囲気になり、注意力が散漫になる傾向があります。自分の身は自分で守る精神で、見通しの悪い交差点等では必ず左右の確認をお忘れなく。
 また、本日の放課後に強歩大会に不参加であった生徒たちを対象とした追歩が行われました。風もなく、日差しも暖かい絶好のコンディションの中、江戸川べりを歩く追歩が実施されました。学期末の多用な時期に体育科の先生方を中心に若手の先生方も加わり、参加生徒たちの安全の見守りも行われました。ありがとうございました。
 

<335>日々雑感(期末考査3日目について)

 日中は、日差しが暖かく、気温もこの時期としては高く、季節がひと月ほど逆戻りした気がする陽気でした。とはいうものの、この時期は朝晩は5℃未満となることもあり、一日の寒暖の差が大きくなっています。
 全国レベルでみるとインフルエンザに罹患する人も例年より早く出てきているそうです。体調管理には十分気をつけてください。
 ところで、本日は期末考査の3日目でした。2学期の期末考査も後半に入りました。もてる力を十分に発揮できているでしょうか。
 不注意による失点はもったいありません。考査時間の時間配分に注意して、必ず見直しをする時間を確保してください
 もう一息です。睡眠不足とは思いますが体調に留意しながら、この期末考査を無事に乗り切ってください。