校長日記 日々雑感

2019年6月の記事一覧

<242>日々雑感(初任者研修研究授業について)

 本日は6月24日(月)に行われました初任者研修研究授業(2学年 コミュニケーション英語Ⅱの授業)について紹介します。
 本授業においてはICT機器を活用して新出単語等はスクリーンに表示し、板書記入時間の短縮を図っていました。若手の先生方はICT機器使用に抵抗感を感じていません。
 本授業のテーマは「目標を実現するための手立てについて」でした。目標達成のために必要なことをグループ単位で十分な時間をさいて、協議していました。
 スポーツの世界では、本番前に自分自身が理想とする姿を思い描く「イメージトレーニング」が重視されています。人の脳は鮮明なイメージを刷り込むと、現実と仮想の識別がつかなくなることがあるそうです。
 イメージトレーニングはスポーツの世界だけでなく、いろいろな場面で活用できそうですね。
   

<241>日々雑感(現代文の授業について)

 本日は6月20日(木)に行われました「3学年の現代文」の授業について紹介します。本授業のテーマは実践的なテーマで「電話で話してみる ~会社訪問編~」でした。
 会社訪問事前予約の電話をかける際の注意点をグループで確認し、電話原稿を作成する作業がメインとなっていました。授業の後半では、2人1組になってロールプレイングを行って、電話による会話力の検証を行いました。
 多くの生徒は明るいトーン、歯切れのよい声でロールプレイングに取り組んでいました。御社、弊社等の敬語の使い分けもできていました。
     

<240>日々雑感(インターンシップ保健実習の授業について)

 本日は6月19日(水)に行われました3学年の選択科目「インターンシップ保健実習」について紹介します。
 本時では、ご高齢な方々とコミュニケーションをとる実習が行われました。隣接する保健施設のスタッフの方から「回想法」という高齢者と会話をする際に効果的なコミュニケーションの手法の説明がありました。
 認知症の方々は短期記憶に困難を抱えている方が多く、学生時代の記憶、社会人時代の記憶はしっかりしているそうです。そこで、回想法では「学生の時、部活動は何をなさっていたのでしょうか」、「お仕事は何に取り組んでいたのですか」といった、遠い過去に関する質問を多用します
 受講している生徒たちはこの回想法の原理をつかって、会話が途切れることなく、高齢者の方々と楽しそうに会話をしていました。理論を学び、その理論を実践してみる重要性を改めて実感させる授業でした。
     

<239>日々雑感(管理主事訪問について)

 本日は、県教育委員会管理主事訪問について紹介します。
 先週の6月18日(火)の午前中に県教育委員会の管理主事の方が来校していただき、1・2限の授業参観、保健室・図書室等の施設見学及び校長面談等を行いました。
 管理主事の方からは校舎内外の環境整備が行き届いていること、授業に取り組んでいる生徒たちの前向きの姿勢等についてお褒めの言葉をいただきました。
 公務ご多用のところ、誠にありがとうございました。
   

<238>日々雑感(数学Ⅰの授業について)

 本日は6月17日(月)に行われました1学年の「数学Ⅰの授業」について紹介します。本授業では「分母の有理化」を取り扱っていました。分数の分母にルート(√)を含んだ式を変形して、分母にルートを含まない形にすることを分母の有理化といいます。
 「ルートは同じ値を2回かけるとルートがはずれる」ことと、「分子と分母に同じ数をかけても値は同じ」という法則を使って、分母の有理化の問題に挑戦していました。
 計算の途中で約分することを忘れて、正答にたどり着くことができなかった生徒が少数ですがおりました。やり方はしっかりと理解しているのに、ちょっとした不注意から起こるうっかりミスには要注意ですね。