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校長日記 日々雑感
2019年4月の記事一覧
<205>日々雑感(世界史Bの授業について)
本日は2学年の世界史Bの授業を紹介します。
本授業では、アケメネス朝の成立から滅亡までを取り扱いました。「2000年以上の古代の歴史を学ぶことにどのような意味があるのだろう」と疑問に感じている皆さんもいるかと思います。
過去の歴史を学ぶことは、これからの生活をよりよい方向へもっていくためのヒントとなります。たとえば、アケメネス朝の全盛期を築いたダレイオス一世は、おさえるべきところはおさえ、諸民族の固有な文化は尊重していく体制をとりました。強硬的な姿勢ばかりでは、必ず反感をかい、反動が生じます。柔軟な対応も必要なのです。
このように相手の文化に対しては寛容な姿勢をとることが、社会を安定させる一つのこつとわかれば、私たちの現代の生活にも活かすことができます。
本授業では、過去の歴史的人物が考案した知恵を私たちの生活に活用していく重要性を常に意識しながら進められていました。
本授業では、アケメネス朝の成立から滅亡までを取り扱いました。「2000年以上の古代の歴史を学ぶことにどのような意味があるのだろう」と疑問に感じている皆さんもいるかと思います。
過去の歴史を学ぶことは、これからの生活をよりよい方向へもっていくためのヒントとなります。たとえば、アケメネス朝の全盛期を築いたダレイオス一世は、おさえるべきところはおさえ、諸民族の固有な文化は尊重していく体制をとりました。強硬的な姿勢ばかりでは、必ず反感をかい、反動が生じます。柔軟な対応も必要なのです。
このように相手の文化に対しては寛容な姿勢をとることが、社会を安定させる一つのこつとわかれば、私たちの現代の生活にも活かすことができます。
本授業では、過去の歴史的人物が考案した知恵を私たちの生活に活用していく重要性を常に意識しながら進められていました。
<204>日々雑感(臨時休校について)
本日、7時15分頃、東武アーバンパークラインが豊四季~新柏駅間で発生した停電の影響で運河駅と六実駅の間の上下線が運転を見合わせる事態が起こりました。
自転車通学している生徒も、停電の影響で、踏切の遮断機が長時間にわたっておりていることで、交通遮断に巻き込まれてしまいました。一部の駅では入場規制も行っているとの情報も入手しました。
朝のSHRで出席人数を確認したところ、出席率が30%程度でした。授業時数の確保も大切ですが生徒の安全を第一に考え、午前9時の段階で、台風・降雪及び地震発生等の対応規定に従い、やむなく臨時休校としました。
自転車通学している生徒も、停電の影響で、踏切の遮断機が長時間にわたっておりていることで、交通遮断に巻き込まれてしまいました。一部の駅では入場規制も行っているとの情報も入手しました。
朝のSHRで出席人数を確認したところ、出席率が30%程度でした。授業時数の確保も大切ですが生徒の安全を第一に考え、午前9時の段階で、台風・降雪及び地震発生等の対応規定に従い、やむなく臨時休校としました。
<203>日々雑感(ホメオスタシスについて)
今週は5日間の日程(22日(月)~26日(金))で生徒個人面談が行われています。
新学期が始まり、2週間がたちました。中学校から高校へと校種が変わったり、クラス替えが行われたりして、生徒たちをとりまく教育環境が大きく変わりました。
「中学校の方が良かった」、「昨年度のクラスが良かった」といった新しい環境を否定的にとらえている人が多くいることと思います。
人は誰でも新しいことに対して抵抗感を感じるようになっています。このように現状を保とうとする機能、変化に抵抗する機能のことを専門用語でホメオスタシス(恒常性維持機能)といいます。
私も人事異動で職場が変わったときに、はじめの1か月間(GW前まで)、特に辛い思いをした経験が何度もあります。
でもここで発想の転換をしてほしいと思います。現状を打破することが自分自身の成長に結ぶつくと・・・・。言い換えれば、新しい環境に身を置くことで、「新たな能力を開発することができる」と前向きな考え方をもつことが大切です。辛さを克服したあとには、今までとは違った風景を見ることができるはずです。
とはいうものの、新しい環境で、今までになかった悩みをもっている生徒も多くいることと思います。悩みを一人で抱え込むことはしないでください。本校には相談しがいのある先生方が大勢います。この個人面談週間を有効活用してください。
新学期が始まり、2週間がたちました。中学校から高校へと校種が変わったり、クラス替えが行われたりして、生徒たちをとりまく教育環境が大きく変わりました。
「中学校の方が良かった」、「昨年度のクラスが良かった」といった新しい環境を否定的にとらえている人が多くいることと思います。
人は誰でも新しいことに対して抵抗感を感じるようになっています。このように現状を保とうとする機能、変化に抵抗する機能のことを専門用語でホメオスタシス(恒常性維持機能)といいます。
私も人事異動で職場が変わったときに、はじめの1か月間(GW前まで)、特に辛い思いをした経験が何度もあります。
でもここで発想の転換をしてほしいと思います。現状を打破することが自分自身の成長に結ぶつくと・・・・。言い換えれば、新しい環境に身を置くことで、「新たな能力を開発することができる」と前向きな考え方をもつことが大切です。辛さを克服したあとには、今までとは違った風景を見ることができるはずです。
とはいうものの、新しい環境で、今までになかった悩みをもっている生徒も多くいることと思います。悩みを一人で抱え込むことはしないでください。本校には相談しがいのある先生方が大勢います。この個人面談週間を有効活用してください。
<202>日々雑感(校外学習に向けて)
本日は、先週の4月18日(木)の5限・総合的学習の時間(2学年)に行われた「校外学習に向けて」の取り組みについて紹介します。
本年度はGWが10日間ある関係で、校外学習は5月10日(金)に実施されます。2学年の場合、新しいクラスのメンバーの親睦を深めるだけでなく、来年1月下旬に予定されている沖縄修学旅行に向けて「集団生活のルールとマナー」を身につけることも含まれています。
羽田空港第2ビルに決められた時間に決められた場所に集合する事前訓練は大切です。何事もそうですが、ぶっつけ本番はいけません。どの道の一流の人たちは、必ず本番の前に入念なリハーサルを行います。しっかりしたリハーサルを行うと、心の安定がはかられ、穏やかな気持ちで本番を迎えることができます。
充実した校外学習になるといいですね。
本年度はGWが10日間ある関係で、校外学習は5月10日(金)に実施されます。2学年の場合、新しいクラスのメンバーの親睦を深めるだけでなく、来年1月下旬に予定されている沖縄修学旅行に向けて「集団生活のルールとマナー」を身につけることも含まれています。
羽田空港第2ビルに決められた時間に決められた場所に集合する事前訓練は大切です。何事もそうですが、ぶっつけ本番はいけません。どの道の一流の人たちは、必ず本番の前に入念なリハーサルを行います。しっかりしたリハーサルを行うと、心の安定がはかられ、穏やかな気持ちで本番を迎えることができます。
充実した校外学習になるといいですね。
<201>日々雑感(生演奏の魅力について)
本日は、先週の4月17日(水)の放課後に行われました軽音楽部の「新入生歓迎演奏会」について紹介いたします。
昨今のICT関連技術の日進月歩の発展により、音響機器も飛躍的に向上してきています。バーチャルリアリティ技術も進化してきて、「仮想現実と現実との識別が難しくなってきているのではないか」という専門家も出てきています。
私の場合、オーケストラのある指揮者が主張している「生演奏は一度限りの演奏で、まったく同じ演奏は存在しない」といった言葉に賛同しております。
生演奏(ライブ)の魅力は、臨場感にあり、演奏者の息づかいまでが、観客に伝わってきます。どの演奏も最初で最後のものなのです。同じ演奏者が同じ楽譜をつかって、同じ観客の前で演奏したとしても、同じものは再現できないそうです。これこそが生演奏の魅力だと思います。
この発想は、何も演奏の世界だけではないと思います。私たちが日常何気なく行っていることが、実は最初で最後のものなのです。本校の軽音楽部の生演奏を聴いてみて、「たとえルーティンワークであっても、もしかすると、これが最後になるかもしれないと、丁寧に心をこめてやっていかねばならない必要性」を強く感じました。
昨今のICT関連技術の日進月歩の発展により、音響機器も飛躍的に向上してきています。バーチャルリアリティ技術も進化してきて、「仮想現実と現実との識別が難しくなってきているのではないか」という専門家も出てきています。
私の場合、オーケストラのある指揮者が主張している「生演奏は一度限りの演奏で、まったく同じ演奏は存在しない」といった言葉に賛同しております。
生演奏(ライブ)の魅力は、臨場感にあり、演奏者の息づかいまでが、観客に伝わってきます。どの演奏も最初で最後のものなのです。同じ演奏者が同じ楽譜をつかって、同じ観客の前で演奏したとしても、同じものは再現できないそうです。これこそが生演奏の魅力だと思います。
この発想は、何も演奏の世界だけではないと思います。私たちが日常何気なく行っていることが、実は最初で最後のものなのです。本校の軽音楽部の生演奏を聴いてみて、「たとえルーティンワークであっても、もしかすると、これが最後になるかもしれないと、丁寧に心をこめてやっていかねばならない必要性」を強く感じました。
<200>日々雑感(制服着こなしセミナーについて)
本日は昨日18日(木)の1学年の総合的な探究の時間に行われた「制服着こなしセミナー」についてふれます。
本セミナーでは、外部講師を2名招き、フォーマルウェアとしての制服の正しい着こなしについて、将来の社会人としての適切な振る舞いも見通した説明がなされました。
アメリカのメラビアンといく心理学者が主張した「メラビアンの法則」が有名です。初対面の人の第一印象を決定する要素で一番影響が大きいのは、視覚情報で、影響率は55%にも及ぶそうです。言い換えれば、人は外見・服の着こなしも含め、髪型・顔の表情等に大きな影響を受けることになります。
本校には企業の方々も多数来校します。校内でだらしない着こなしの生徒を見れば、全体の印象は悪くなります。身だしなみがしっかりできていない人を自分の会社に採用したいとは思わないはずです。
フォーマルウェアとしての制服の正しい着こなしも社会人基礎力の一つとなります。フォーマルとカジュアルの使い分けをしっかりしていきましょう。
本セミナーでは、外部講師を2名招き、フォーマルウェアとしての制服の正しい着こなしについて、将来の社会人としての適切な振る舞いも見通した説明がなされました。
アメリカのメラビアンといく心理学者が主張した「メラビアンの法則」が有名です。初対面の人の第一印象を決定する要素で一番影響が大きいのは、視覚情報で、影響率は55%にも及ぶそうです。言い換えれば、人は外見・服の着こなしも含め、髪型・顔の表情等に大きな影響を受けることになります。
本校には企業の方々も多数来校します。校内でだらしない着こなしの生徒を見れば、全体の印象は悪くなります。身だしなみがしっかりできていない人を自分の会社に採用したいとは思わないはずです。
フォーマルウェアとしての制服の正しい着こなしも社会人基礎力の一つとなります。フォーマルとカジュアルの使い分けをしっかりしていきましょう。
<199>日々雑感(X線・心電図検査について)
本日は暖かく、おだやかな一日となりました。
午前中の時間帯に1学年生徒を対象とした胸部X線撮影・心電図検査が行われました。これらの検査は肺の疾患・心臓疾患等の早期発見のために、毎年度4月に実施されています。保健委員の補助生徒もよく動いていました。こういった裏方さんの動きが大切ですね。健康がすべての基盤となります。健康第一でやっていきましょう。
午前中の時間帯に1学年生徒を対象とした胸部X線撮影・心電図検査が行われました。これらの検査は肺の疾患・心臓疾患等の早期発見のために、毎年度4月に実施されています。保健委員の補助生徒もよく動いていました。こういった裏方さんの動きが大切ですね。健康がすべての基盤となります。健康第一でやっていきましょう。
<198>日々雑感(一斉委員会について)
本日は、4月15日(月)に行われた一斉委員会について、紹介します。
本校に設置されている委員会は九つ(生活・文化・体育・美化・図書・新聞・放送・保健・選挙管理)あります。
本日の一斉委員会の中で、委員長・副委員長等役員が選出され、本年度の活動計画等について話し合いました。委員会活動をとおして、自分たちの手で学校生活をより良い方向へもっていく「自治の精神」を身につけてください。

生活委員会 文化委員会 図書委員会
本校に設置されている委員会は九つ(生活・文化・体育・美化・図書・新聞・放送・保健・選挙管理)あります。
本日の一斉委員会の中で、委員長・副委員長等役員が選出され、本年度の活動計画等について話し合いました。委員会活動をとおして、自分たちの手で学校生活をより良い方向へもっていく「自治の精神」を身につけてください。
生活委員会 文化委員会 図書委員会
<197>日々雑感(離任式について)
本日は、4月12日(金)に行われました「離任式」について紹介します。
年度はじめの大変ご多用の中、8名の先生方が出席していただき、全校生徒の前で、熱い語りをしてくれました。
特に「過去を変えることはできませんが、未来は自分の力で変えることができます」、「思うだけでは不十分です。思ったことを行動にうつすことが大切です」、「大きな夢をもちましょう」といった言葉は、生徒たちのみならず、私たち大人にとっても激励の言葉となりました。
本校から転出される先生方の新天地での益々の活躍をお祈り申し上げます。
年度はじめの大変ご多用の中、8名の先生方が出席していただき、全校生徒の前で、熱い語りをしてくれました。
特に「過去を変えることはできませんが、未来は自分の力で変えることができます」、「思うだけでは不十分です。思ったことを行動にうつすことが大切です」、「大きな夢をもちましょう」といった言葉は、生徒たちのみならず、私たち大人にとっても激励の言葉となりました。
本校から転出される先生方の新天地での益々の活躍をお祈り申し上げます。
<196>日々雑感(スマートサイクルちばについて)
本日、登校時に本年度第1回目の「スマートサイクルちば」が行われました。昨年度と同様に流山警察署の交通課の署員の方がご多用のところ、来校していただき、本校の生徒会役員とともに、交通安全意識喚起に尽力していただきました。年度初めのこの時期は多くの人たちが新しい環境で生活している関係で、あわただしさがあります。ちょっとした見落としも起こりがちです。自転車通学の皆さんだけでなく、徒歩の場合も交差点、見通しの悪い場所での一時停止、左右の確認等、十分に注意してください。
<195>日々雑感(総合的な学習(探究)の時間について)
昨日、午後の時間帯に実施された3学年・1学年の総合的な学習(探究)の時間について、紹介します。
本年度入学生から「総合的な学習の時間(以下総合学習)」がより深化された「総合的な探究の時間(以下総合探究)」が始まります。総合学習・総合探究とも教科の枠組みにとらわれない自由度の高い時間で、教科学習で身につける力と実社会で求められる力との橋渡しをする目的をもっています。本校では実践的キャリア教育も重んじており、実社会で必要な力を一人一人の生徒に養成していくことを心がけております。
3学年では、進路ガイダンスが行われ、進路指導主事から「進路実現のための第一歩は進路に関する情報収集にある」といったことが強調されていました。具体的には自宅に進路関係の資料を収納する「進路コーナー」をつくることが提案されていました。いつでもすぐに最新の進路情報を確認できる「進路コーナー」は確かに大切ですね。
3学年の総合学習の様子
1学年では、高校生活のより良いスタートを切るために、オリエンテーションが行われました。学年主任・教務主任・生徒指導主事・管理厚生部長からそれぞれ話がありました。特に印象に残ったのは管理厚生部長の話でした。美しい快適な学校環境がすべての基盤になるといった話の内容でした。「本校の学校環境向上の影の功労者は学校技能員の方々」という言葉が管理厚生部長からありました。学校という教育機関は学校技能員の方々だけではなく、事務の方々等、直接教育には携わりませんが、いろいろな人の力が集結されて成り立っています。こういった目立たない部分まで気を配り、感謝の気持ちをもつことが大切ですね。この心配りこそが、実社会で役立つ力となります。総合探究の趣旨からいって、周りに対する感謝の気持ちを是非、これからの高校生活の中で行動であらわしてください。
1学年の総合探究の様子
本年度入学生から「総合的な学習の時間(以下総合学習)」がより深化された「総合的な探究の時間(以下総合探究)」が始まります。総合学習・総合探究とも教科の枠組みにとらわれない自由度の高い時間で、教科学習で身につける力と実社会で求められる力との橋渡しをする目的をもっています。本校では実践的キャリア教育も重んじており、実社会で必要な力を一人一人の生徒に養成していくことを心がけております。
3学年では、進路ガイダンスが行われ、進路指導主事から「進路実現のための第一歩は進路に関する情報収集にある」といったことが強調されていました。具体的には自宅に進路関係の資料を収納する「進路コーナー」をつくることが提案されていました。いつでもすぐに最新の進路情報を確認できる「進路コーナー」は確かに大切ですね。
1学年では、高校生活のより良いスタートを切るために、オリエンテーションが行われました。学年主任・教務主任・生徒指導主事・管理厚生部長からそれぞれ話がありました。特に印象に残ったのは管理厚生部長の話でした。美しい快適な学校環境がすべての基盤になるといった話の内容でした。「本校の学校環境向上の影の功労者は学校技能員の方々」という言葉が管理厚生部長からありました。学校という教育機関は学校技能員の方々だけではなく、事務の方々等、直接教育には携わりませんが、いろいろな人の力が集結されて成り立っています。こういった目立たない部分まで気を配り、感謝の気持ちをもつことが大切ですね。この心配りこそが、実社会で役立つ力となります。総合探究の趣旨からいって、周りに対する感謝の気持ちを是非、これからの高校生活の中で行動であらわしてください。
<194>日々雑感(近隣小学校入学式について)
昨日の近隣小学校の入学式について紹介します。
私は、義務教育と高校教育における発達段階に配慮した接続を重んじております。高校教育の基盤は小・中学校の9年間の長きに渡る義務教育にあります。そこで中高の連携のみならず小高の連携も重要と考え、小学校の学校行事にも可能な限り出席しております。
小学校の入学式の中で、小学校2年生の劇の発表がありました。新1年生と比べると、立ち居ふるまいが「お兄さん・お姉さん」になっており、1年間の成長ぶりの著しさを感じとりました。また、最高学年の6年生の落ち着きぶりには感心しました。座っている姿勢が立派で1時間の式の間、常に背筋がぴんと伸びており、表情が大変凛々しかったです。歌声もしっかりしておりました。
こういった小学校の教育活動の素晴らしさに直接ふれると、「高校でも、もっと工夫を加えていかねばならない」という気持ちが高まります。大変良い刺激を受けた小学校の入学式でした。
私は、義務教育と高校教育における発達段階に配慮した接続を重んじております。高校教育の基盤は小・中学校の9年間の長きに渡る義務教育にあります。そこで中高の連携のみならず小高の連携も重要と考え、小学校の学校行事にも可能な限り出席しております。
小学校の入学式の中で、小学校2年生の劇の発表がありました。新1年生と比べると、立ち居ふるまいが「お兄さん・お姉さん」になっており、1年間の成長ぶりの著しさを感じとりました。また、最高学年の6年生の落ち着きぶりには感心しました。座っている姿勢が立派で1時間の式の間、常に背筋がぴんと伸びており、表情が大変凛々しかったです。歌声もしっかりしておりました。
こういった小学校の教育活動の素晴らしさに直接ふれると、「高校でも、もっと工夫を加えていかねばならない」という気持ちが高まります。大変良い刺激を受けた小学校の入学式でした。
<193>日々雑感(笑顔力について)
本日は、季節が2か月逆戻りしてしまいました。一日中、傘を持つ手がかじかむような冷たい雨が降り、気温も6℃前後でした。生活のリズムがもどっていない生徒たちにとっては特に本日の登校はつらかったと思います。
登校時の様子を見ていると、新1年生の姿が印象的でした。真新しい制服を着て、明るい笑顔で私に対して挨拶してくれました。この笑顔によって、私は大きなパワーをもらいました。
あるホテルのオーナーが顧客を満足させる最大の原動力は笑顔であると指摘されていましたが、私も同感です。笑顔力がもつ偉大さを身をもって感じることができました。
登校時の様子を見ていると、新1年生の姿が印象的でした。真新しい制服を着て、明るい笑顔で私に対して挨拶してくれました。この笑顔によって、私は大きなパワーをもらいました。
あるホテルのオーナーが顧客を満足させる最大の原動力は笑顔であると指摘されていましたが、私も同感です。笑顔力がもつ偉大さを身をもって感じることができました。
<192>日々雑感(入学式について)
本日はすっきりと青空が広がりました。好天に恵まれた中、第35回入学式を実施しました。フレッシュな新1年生240名が高校生活のスタートをきりました。
私は式辞で次の2点について、話をしました。
私は式辞で次の2点について、話をしました。
1.「自立:自らが立つ」にいついて
高校時代の3年間は青年から大人への移行期にあたります。茶道などでよく使われる言葉に「守・破・離」といった言葉があります。「守」は先生の教えを「守る」初期段階、「破」は先生の教えを「破る」中期段階、そして「離」は先生の教えから「離れる」後期段階となります。
高校時代の3年間は青年から大人への移行期にあたります。茶道などでよく使われる言葉に「守・破・離」といった言葉があります。「守」は先生の教えを「守る」初期段階、「破」は先生の教えを「破る」中期段階、そして「離」は先生の教えから「離れる」後期段階となります。
この「守・破・離」の原理を学校教育に当てはめると次のようになります。「守」は親や先生などから教えられたことをしっかりと守り身につける依存的段階であり、義務教育の小・中学校の段階です。
次の段階の「破」は親や先生などから教えられたところから一歩進めて、自分なりに工夫をしていく自立的段階にあたり、この自立するは高校教育が目指す目標の一つです。
そして最終的にはこの「守」と「破」の二つの段階を通り越して自由自在の段階「離」の段階に到達しなければなりません。この「離」こそが大人の段階です。
次の段階の「破」は親や先生などから教えられたところから一歩進めて、自分なりに工夫をしていく自立的段階にあたり、この自立するは高校教育が目指す目標の一つです。
そして最終的にはこの「守」と「破」の二つの段階を通り越して自由自在の段階「離」の段階に到達しなければなりません。この「離」こそが大人の段階です。
言い換えれば中学校までは社会のルールやマナーを含め大人の教えを素直に「守る」ことが中心で、各自の欲望を我慢して自らを律する姿勢に重きが置かれていました。
一方、高校では親・先生を含めた大人の教えを何も考えずに「守る」だけでは不十分です。高校においては今まで学んできたことを土台におき、自分なりに工夫していくことがより重要になってきます。このように高校では自分自身でよく考え、自分ならではの独自性を発揮していってほしいと思います。
一方、高校では親・先生を含めた大人の教えを何も考えずに「守る」だけでは不十分です。高校においては今まで学んできたことを土台におき、自分なりに工夫していくことがより重要になってきます。このように高校では自分自身でよく考え、自分ならではの独自性を発揮していってほしいと思います。
2.何度も繰り返すことによって、自分を高める体験を
人間の脳の構造は、繰り返さないとマスターできないような仕組みになっています。
私たちが何かを学んでいるとき、脳のなかでは脳神経細胞がネットワークをつくって情報を伝達しあっています。この脳神経細胞同士がうまくつながり情報をスムーズに伝達できている状態が暗記したということです。
「何度も繰り返すなんて、面倒くさい。一度で全部覚えられればいいのに」と思う人がいると思います。
見たもの・聞いたものをすべて一度で覚えてしまうと、記憶の量が膨大になりすぎて、脳に負担をかけ、混乱してしまうことになります。
私たちの脳は実によくできているんです。
「繰り返し学習したことだけを定着させる」という私たちの脳の性質は、「繰り返し学習をした人だけが新たな能力を獲得できる」ことになります。
努力が報われるようにできているのです。簡単に何でもマスターできてしまったら、やりがいがないと思います。小さな努力を積む重ねて、ようやくマスターできるようになった。これがやりがいに結びつきます。
今後の高校生活の中で、何か一つでもかまいませんから、繰り返すことによって、今までできなかったことができるようになった経験をしてください。

<191>日々雑感(着任式、始業式等)
本日より1学期が開始されます。春休み中に大きな事故がなく、生徒たちの元気な声が校舎内に響いており、ほっとしております。
4月に入ってから、「花冷え」の日が数日間続いた関係で、今年は本校敷地内の桜の花のもちがいいように感じます。明日のに入学式にも桜の花が新入生を祝福してくれます。
さて、本日、着任式と1学期始業式が行われました。16名の力のある先生方をお迎えし、本校も新たなスタートをきりました。始業式では、私から次のような話をしました。
4月に入ってから、「花冷え」の日が数日間続いた関係で、今年は本校敷地内の桜の花のもちがいいように感じます。明日のに入学式にも桜の花が新入生を祝福してくれます。
さて、本日、着任式と1学期始業式が行われました。16名の力のある先生方をお迎えし、本校も新たなスタートをきりました。始業式では、私から次のような話をしました。
1.新3年生に向けて 進路実現の重要な1年間
これからの1年間をどのように過ごすかが、これからの自分の人生を決定するといっても過言ではありません。
これからの1年間をどのように過ごすかが、これからの自分の人生を決定するといっても過言ではありません。
皆さん一人一人は自分でも気づいていない素晴らしい能力と可能性を秘めています。どのような進路を希望するにせよ、安易に目標を下げてはいけません。たとえ途中うまくいかなくても、成功するまで努力を継続する粘り強さと強い意志が大きな喜びをもたらします。3年生の一人一人が、より高いレベルでの進路実現を果たせるよう精一杯、自分を磨いてください。
2.新2年生に向けて 学校の要として活躍する1年間
これからの1年は、皆さんにとって部活動や生徒会活動、文化祭・体育祭等学校行事で中心的な役割を果たす時期です。1月には沖縄修学旅行もあります。まさに北高ライフを満喫できる1年といえましょう。2度と戻ってこない1日1日を大切にして自分を高めていく努力を継続してください。
これからの1年は、皆さんにとって部活動や生徒会活動、文化祭・体育祭等学校行事で中心的な役割を果たす時期です。1月には沖縄修学旅行もあります。まさに北高ライフを満喫できる1年といえましょう。2度と戻ってこない1日1日を大切にして自分を高めていく努力を継続してください。
3.自分自身を高める機会を優先する
私たちが行わなければならないことは沢山あります。たとえば帰宅後、就寝時間まで3時間あるとします。(1)宿題をやる、(2)スマホでゲームをする、(3)読書をする、 この3つのことを限られた時間内で、どの順番でやるのか、優先順位を決めることが重要です。
この優先順位を決めるときに基準となるものは「理想とする自分の姿」です。「自分が理想とする姿」を実現するためには「何を大切にし、何を我慢するのか」を常に考えることが大切です。
一方、「自分が理想とする姿」を明確にもっていない人は、その時の気分や感情、その場の雰囲気に振り回されてしまいます。その時々でやりたいことに時間を使い、本当に必要なものを手に入れることが難しくなってしまいます。
一方、「自分が理想とする姿」を明確にもっていない人は、その時の気分や感情、その場の雰囲気に振り回されてしまいます。その時々でやりたいことに時間を使い、本当に必要なものを手に入れることが難しくなってしまいます。
自分がこれからもとめる「なりたい自分」に向かって、1日1日を大切にしながら努力を続けていくことが、特に若い世代に必要なことです。目的意識に裏付けられた努力は決して裏切りません。
今年一年、しっかりと目標を持って、”努力・自律・前進”で頑張りましょう。
始業式、終了後に教頭先生から学年職員及び学校組織の発表がありました。その後、服装・頭髪検査が行われました。身だしなみを整えることは社会人基礎力の一つです。本校では人に不快感をあたえない服装・頭髪についても重きを置いています。

始業式、終了後に教頭先生から学年職員及び学校組織の発表がありました。その後、服装・頭髪検査が行われました。身だしなみを整えることは社会人基礎力の一つです。本校では人に不快感をあたえない服装・頭髪についても重きを置いています。
<190>日々雑感(年度はじめの会議について)
本日は、午前中に「職員会議・教科会議」、午後の時間帯に「分掌会議・学年会議」が行われ、会議終了後に年度はじめの準備と大変、タイトな日程でした。
午前中の職員会議の冒頭で、本年度の重点目標について全職員で共通理解を図りました。これまでの4年間の地域連携アクティブスクールとしての実績と反省を踏まえ、本年度の重点目標の要点は次のとおりです。
1 基礎学力の充実
・教科の枠をこえた相互授業参観による授業力向上(主体的・対話的で深い学びにかかわる教育活動の具現化)を目指す。
・社会に開かれた教育課程の充実を図る。(地域と連携した外部人材の活用)
・授業以外の民間試験(英語検定、漢字検定等)も活用して上位層の引き上げを図る。
2 生徒の健全育成
・地域への貢献活動(通学路清掃、地域防災訓練、文科系部活動の発表の場等)に積極的に参加し、社会貢献の喜びを自覚する。
午前中の職員会議の冒頭で、本年度の重点目標について全職員で共通理解を図りました。これまでの4年間の地域連携アクティブスクールとしての実績と反省を踏まえ、本年度の重点目標の要点は次のとおりです。
1 基礎学力の充実
・教科の枠をこえた相互授業参観による授業力向上(主体的・対話的で深い学びにかかわる教育活動の具現化)を目指す。
・社会に開かれた教育課程の充実を図る。(地域と連携した外部人材の活用)
・授業以外の民間試験(英語検定、漢字検定等)も活用して上位層の引き上げを図る。
2 生徒の健全育成
・地域への貢献活動(通学路清掃、地域防災訓練、文科系部活動の発表の場等)に積極的に参加し、社会貢献の喜びを自覚する。
<189>日々雑感(道路拡幅工事等について)
本日は、4月らしい陽気になり、うららかな一日でした。
本校周辺では、物流センター建設のため、道路拡幅工事・造成工事等が進められております。かつて本校周辺は江戸川流域の「のどかな水田地帯」であったのが、数年後には日本有数の「一大物流センター」になるそうです。
この道路拡幅工事にともない、5月以降に正門の移設工事等も予定されています。工事の関係で、本校周辺道路は、通行止めになっていたり、道幅が狭くなっていたりしています。大型車の通行も増えていますので、交通安全に十分注意してください。
本校周辺では、物流センター建設のため、道路拡幅工事・造成工事等が進められております。かつて本校周辺は江戸川流域の「のどかな水田地帯」であったのが、数年後には日本有数の「一大物流センター」になるそうです。
この道路拡幅工事にともない、5月以降に正門の移設工事等も予定されています。工事の関係で、本校周辺道路は、通行止めになっていたり、道幅が狭くなっていたりしています。大型車の通行も増えていますので、交通安全に十分注意してください。
<188>日々雑感(花冷えについて)
本日も4月にしては気温が低く、「花冷え」の一日となっています。最高気温も15℃を下回り、3月初旬の気温で季節が一か月逆戻りしてしまいました。ここ数日間の「花冷え」の影響で、本校敷地内の桜の花も例年になく、花のもちが良い状態です。青空を背景にした桜の花をながめると心がなごみます。
さて、本校では新年度に向けて準備が着々と進んでいます。校舎内の廊下もワックスがけが完了して、床が光輝いています。8日(月)が1学期の始業式です。綺麗な学校環境の中、気持ちよいスタートをきることができると思います。
さて、本校では新年度に向けて準備が着々と進んでいます。校舎内の廊下もワックスがけが完了して、床が光輝いています。8日(月)が1学期の始業式です。綺麗な学校環境の中、気持ちよいスタートをきることができると思います。
<187>日々雑感(新元号について)
本日の各新聞社の朝刊の第一面を見ると、5月1日から施行される新元号「令和(れいわ)」に関する記事で統一されていました。見出しの新元号「令和」の活字の大きさも最近見たことがない特大となっていました。
政府の発表によりますと「令和」には「文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。645年の大化から数えて「令和」は248番になるそうです。
私たちは時代の変革期、歴史の変革期に生きているといった実感がわいてきました。新時代に向けて、しっかりした仕事をしていこうという気持ちが益々強くなっている今日この頃です。
政府の発表によりますと「令和」には「文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。645年の大化から数えて「令和」は248番になるそうです。
私たちは時代の変革期、歴史の変革期に生きているといった実感がわいてきました。新時代に向けて、しっかりした仕事をしていこうという気持ちが益々強くなっている今日この頃です。
<186>日々雑感(新年度始まる)
新年度が始まりました。午前中は天気に恵まれ、青空の中、本校敷地内の桜の木々も満開となりました。新元号「令和(れいわ)」が午前中に発表され、歴史的にも大きな節目をむかえました。
本校では、教頭・事務長を含め、16名の力量のある先生方を迎え、午前中の時間帯に着任式(辞令交付)、新着職員オリエンテーションを完了いたしました。生徒に対する新しい先生方の紹介は4月8日(月)の着任式の中で行います。
本校にとって、本年度は地域連携アクティブスクール5年目となります。この5年目を発展期ととらえ、また新たな気持ちで教育活動に励み、学校力向上を考えています。本年度もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
本校では、教頭・事務長を含め、16名の力量のある先生方を迎え、午前中の時間帯に着任式(辞令交付)、新着職員オリエンテーションを完了いたしました。生徒に対する新しい先生方の紹介は4月8日(月)の着任式の中で行います。
本校にとって、本年度は地域連携アクティブスクール5年目となります。この5年目を発展期ととらえ、また新たな気持ちで教育活動に励み、学校力向上を考えています。本年度もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
新着日記
いろいろな部活動が活躍中!!
新着
行事予定
4月
7日(月)始業式・着任式
8日(火)入学式
9日(水)~11日(金)
オリエンテーション
11日(金)離退任式
17日(木)一斉委員会
21日(月)~30日(水)
生徒面談期間
千葉県立流山北高等学校
〒270-0116
千葉県流山市中野久木7-1
電話:04 (7154) 2100
FAX:04 (7155) 6971
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学校案内パンフレット
令和7年度入学者向けの学校案内が完成しました。
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