本日は、11月22日（木）に実施されました５年経験者研修の研究授業（１学年　保健体育科：体育実技）を紹介いたします。
　当日は、グラウンドコンディションがよろしくなく、屋内の第二体育館で雨天バージョンの「ソフトボール」授業が行われました。体育実技は天候に左右される関係で、晴天用と雨天用の両方の計画を作成しなければならないので、大変です。
　補強運動では「馬跳びリレー」が行われ、男子生徒のばねの良さに感心しました。
　狭い第二体育館の中で、事故が起きないようにボールは軍手玉が使用されていました。
　危険防止の観点から、第二体育館用のルールがはっきりと示されており、担当の先生の日頃からの指導が行き届いていることを生徒たちの動きから感じ取ることができました。生徒一人一人は「決められたルール」の中で、意欲的に取り組んでいました。
　　　　　

　11月21日（水）に実施されましたフォローアップ研修Ⅱ（教職経験３年目の職員）の２学年体育実技の研究授業を紹介します。
　本授業では女子ソフトボールが展開されました。準備運動では腕立て伏せが行われました。男子と比較して筋肉量が少ない女子にとって、腕立て伏せは負荷の大きい運動だと思います。こちらの予想以上にしっかりとした姿勢で運動が行われていて感心しました。日ごろから、きちんと基礎運動を積み重ねているからだと思います。
　ソフトボールのゲームでは、よく声が出ていて、全力で取り組むプレーが随所に見受けられました。こういった一生懸命に取り組む姿勢が大切ですね。授業を見学していて、すがすがしい気持ちになりました。
　　　　　

　11月20日（火）に実施されました５年経験者研修の研究授業について、ご報告申し上げます。
　本授業のテーマは「日本の伝統工芸：風船張り子」でした。生徒一人一人に合った「作業工程」がしっかり設定されており、先を見通した計画的な制作活動が進められておりました。生徒たちは集中して、丁寧に作業に取り組んでいました。
　　　　　　　　

　先週の11月24日（土）の午前10時から本校第２体育館を会場に第２回入試説明会が行われました。連休中にもかかわらず、出席者数は中学生147名、保護者等92名、合計239名でした。ご多用のところ、ご出席いただき、ありがとうございました。
　ほとんどの中学校では、入試に向けての三者面談が終わり、志望校のしぼりこみが行われていることと思います。この説明会が志望校決定の際に参考になれば幸いです。
　第３回入試説明会は、12月15日（土）に予定されております。詳細は、本校HPの入試情報をご覧ください。
　　　　　

　昨日の11月23日（金）に平成30年度流山市青少年健全育成推進大会（会場：流山市生涯学習センター　多目的ホール）が開催されました。私は流山市高等学校校長連絡会代表として、運営委員をつとめている関係で本推進大会に出席いたしました。
　本大会は青少年の健全育成に対する市民の関心を高めるとともに、啓発活動を推進するため、流山市内の小学校・中学校・高等学校等の全学校種が参加しています。本大会のアナウンス進行役は流山おおたかの森高校の女子生徒２名が担当しました。落ち着いた態度で、しかもはぎれのよい口調で、大会進行という大役を完遂しました。立派でした。
　本推進大会の中で長年にわたり流山市内を中心に青少年育成活動に貢献された功労者、青少年を健全に育てる運動啓発標語・ポスター入選者の表彰が行われました。
　本大会の一部を写真で紹介いたします。
　　　　　　

　本日は、11月20日に実施されました５年経験者研修研究授業２（３学年　コミュニケーション英語Ⅲの授業）について紹介いたします。
　本授業では再生可能エネルギーを題材とした英文が取り上げられていました。環境問題に関する英文には、日常会話ではあまり使われない専門用語が使われるので、生徒にとって抵抗感が大きいと思われます。
　そこで、本授業ではグループを組んで、共に考えていく協働体制で問題解決していく手法が取られていました。担当の先生が、すぐに解説するのではなく、生徒同士で知恵を絞りながらチャレンジする時間が十分に確保されていました。
　社会に出ると、答えが一つではない難問に次々と出会うことと思います。その時に頼りになるのは、周りの人達です。学生時代にグループで考える習慣を身につけておくと、社会に出た時に大きな力になると思います。高校時代の協働学習の経験は大切です。
　　　　　

　昨日実施されました５年経験者研修研究授業１（３学年理系クラスの化学の授業）について、紹介いたします。
　本授業はヨードホルム反応の実験をメインとしたものでした。水酸化ナトリウム水溶液等危険な薬品を使用する関係で、実験による事故が起きないように、保護メガネの着用等、事故防止に関する留意点が明確に生徒一人一人に示されていました。
　映像技術が進歩して、実験の代わりに映像で化学変化を知ることができる便利な時代になりました。実験には嗅覚、触覚等、映像では感じることが困難である「私たちの五感を刺激する要素」をたくさん有しています。
　座学で学んだ原理・原則・法則等を生の実験で検証してください。豊かな学びに結びつく実験は貴重な機会です。
　　　　　　　　

　本日は、４つの研究授業が展開されました。内訳は初任者研修研究授業１、5年経験者研修研究授業が３でした。私はすべての研究授業を見学いたしました。本日の日々雑感では初任者研修研究授業について、言及します。5年経験者研修研究授業については、後日の日々雑感で分割してふれていこうと思います。
　本日の初任者研修研究授業は２学年の生物基礎でした。授業のテーマは「ネギの根を用いた体細胞分裂の観察」でした。
　ICT機器を活用して観察手順がスライドに簡潔にまとめられており、生徒たちは混乱することなく、スムーズに観察が進められていました。
　教科の枠をこえて、理科以外の他教科の先生方も見学されていました。学校全体で初任の先生を応援していこうという雰囲気ができていて、喜ばしい限りです。
　　　　　

　本日は、１学年の保健の授業を見学しました。本授業の学習テーマは「欲求と適応規制」でした。
　担当の先生は、「学習内容を生徒たちの実生活と結びつけること」に重きをおいて授業を進めていました。たとえば、最近の失敗例をあげさせ、その失敗例が適応規制のどの事例に該当するのかを考えさせる工夫がなされていました。
　ある生徒は、卓球部活動中に思い通りにプレーができないことに苛立ち、思わずラケットを投げ出してしまった失敗例をあげ、適応規制の分類に当てはめると、この行為は物にあたる「攻撃規制」であると自己分析していました。
　この授業全体のやりとりを見ていて、私は１９６０年代のアメリカで研究された「マシュマロ・テスト」を思い出しました。「マシュマロ・テスト」は４歳児の自制心を調べる心理実験です。目の前にあるマシュマロを担当者の指示があるまで、食べてはいけないというルールのもと実験は進められます。我慢できた４歳児には、ご褒美としてもう一つマシュマロを食べることができるといった仕組みの実験です。半数以上の子は目先の喜びを優先して、ルールをやぶってマシュマロを食べてしまったそうです。
　この実験の価値があるところは、この後、１０年以上の追跡調査がなされており、４歳の時にマシュマロを食べることを我慢できた子の多くは、青年期になっても対人関係が良好で、プレッシャー・ストレスに強く、困難な課題にも積極的に立ち向かう資質を身につけていたそうです。
　目標を達成するために自分の欲求を先に延ばせるかどうかは、人生のあらゆる側面を左右する大切な要素だと思います。
　大きな目標を達成するには目先の喜びを見送る意思の強さが必要であるということですね。この意思の強さは大脳新皮質の働きに関係するということが解明されています。
　私の場合、目先の喜びを優先し、大きな目標を達成できなかった苦い経験が多々あります。いろいろなことを考えさせる授業でした。今後の生活に役立つ授業内容でした。
　　　　　

　本日は、先週実施されましたインターンシップB（２学年対象：１１月１４日から１６日まで３日間の日程で実施）について報告いたします。１１月１６日（金）に江戸川台小学校へ足を運び、御礼をかねてインターンシップの様子を見学してきました。当該小学校には本校生徒６名が割り当てられており、小学校１学年から６学年まで、それぞれ学年別に入り、教育活動の補助を行っていました。
　１学年から６学年まで全学年を回ってみましたが、その発達の著しさに驚きました。１・２年の児童の皆さんはまだ可愛らしさが残っており、学ぶ喜びを体全体で表しながら授業に臨んでいました。一方、５・６年の高学年になりますと、体格もよく、中学生の雰囲気をただよわせている子もおりました。高学年の児童の皆さんは、落ち着いて授業に取り組んでいました。
　幼稚園、小学校、図書館の近隣の教育機関及び事業所のご協力のおかげで、本年度も充実したインターンシップを実施することができました。この３日間のインターンシップで社会人としての厳しさ、大変さを実感できたことと思います。この体験を今後の学習に活かしてください。引き受けてくださった各事業所の方々に厚く御礼を申し上げます。