校長日記 日々雑感

2015年1月の記事一覧

修学旅行、三年生そして雪景色


 24日土曜日から三泊四日の日程で、沖縄修学旅行に団長として引率してまいりました。
とは言っても、本当に良く働く先生方と、その指導に答えてくれる生徒達でしたので、私は
ほとんど何もせずに、安心して過ごせる素晴らしい修学旅行でした。
 やはり、2年生の生徒達と先生方の行いが良いからでしょう。到着前日までは寒かった
そうですが、初日から20℃を超える暖かさで、平和学習もマリンスポーツを含む体験学習
もすこぶる順調に、そして楽しく過ごせました。
 もっとも圧巻だったのは、伊江島での民泊です。私も民泊はいままで経験したことがあり
ませんでしたから、期待半分、不安半分でした。しかし、伊江島に到着すると、民泊先の
皆さんがフェリーを到着を待っていて、旗や手を振って出迎えてくれたのを見て、不安は
どこかに行ってしまいました。家族総出で出迎えてくださった方もいて、その温かさに心が
打たれました。入村式でも、代表の方が「お帰りなさい」と言ってくださいました。そのとおり、
私も巡回をしましたが、出会う生徒達すべてが、輝いた表情をしていました。学年の先生方
も「みんな柔らかい表情をしてるね」と話していました。ですから、伊江島出発の朝は、雨が降っていましたが、まさに別れの涙雨。伊江島の方々に「いってらっしゃい」、「またおいで」と言って
いただきました。「また来るよ」と心で思った生徒も多かったと思います。素晴らしい経験と
思い出を作ってくださった伊江島の皆さんに感謝です。

 そして、代休二日を挟んで、今日が修学旅行明けの登校です。あいにくの雪になってしまい
ました。雪の日の登下校、まして自転車での登下校は危険が伴います。十分に注意をしてほ
しいと思います。
 三年生は学年末考査最終日。明日からは家庭学習期間、卒業式前の準備まで登校しませ
ん。ほとんどの三年生は進路を決めているので、安心して過ごせるかと思います。この時期
にしか出来ない体験や就職先・進学先への準備をしっかりとして、卒業式に向けて過ごして
ほしいと思います。

持久走が始まりました。

 2月のマラソン大会に向けて持久走の授業が始まりました。
寒い中を走るのは大変です。
体育科の先生方が付き添って走っている子もいます。
でも体力をつけるのは今しかありません。
頑張って体力とともに、やり遂げる力をつけて欲しいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

 明けましておめでとうございます。
本日は始業式、学校にとって年始にあたります。
一年の計は元旦にありと言うことで、
以下のような話を生徒にいたしました。

「 明けましておめでとうございます。
年末年始をどのように過ごしましたか?
生活が乱れてしまった人は早く戻してください。

 この三学期は進級、卒業、進路が決まります。
前に話したように、努力をしない人は進級、卒業できません。
一生懸命に努力をしてください。
そして、君らの事を応援してくれている人が必ずいます。
保護者であったり、担任の先生、友人、近所の方等。
お礼を言いましょう。
実るほど頭を垂れる稲穂かな。
と昔から言います。
常に感謝を忘れずにいてください。

 二つ目ですが、今年のNHKの大河ドラマは吉田松陰の妹の話ですね。
吉田松陰は幕末から明治にかけて活躍した長州藩の人たちを育てたことで有名です。
その吉田松陰の言葉に次のようなものがあります。
夢無き者に理想無し。
理想無き者に計画無し。
計画無き者に実行無し。
実行無き者に成功無し。
故に、夢無き者に成功無し。
意味はわかると思います。
どんな小さな目標でも良いですから、目標をもってコツコツと努力しましょう。

 三つ目は、箱根駅伝です。
私は正月に必ず見てしまいます。
そのなかで気が付いたことがあります。
選手として走っているのは四年生ばかりではありません、
一年生、二年生の下級生もたくさん走っています。
その下級生に、四年生が水を補給したりしています。
きっと走りたかったと思います。
でも、それを我慢して笑顔でチームのために頑張っていました。
表に出るか、裏でコツコツやるかはありますが、
全員が思い合い、力を合わせて行くところに、成果が上がるのです。
皆さんも、お互いを思いやり、力を合わせて、
生活していってください。」