校長日記 日々雑感

2019年9月の記事一覧

<288>日々雑感(文化祭 2日目について)

 本日、文化祭2日目(一般公開)が行われました。生徒会役員生徒のみならず、多くの生徒、保護者会関係の方々、各顧問の先生方等、早朝から足を運び、最終準備に力を注いでおりました。誠に有難いことです。

1 これまでの頑張りについてねぎらい
 始めに2日間にわたってお疲れ様でした。特に生徒会の役員の皆さん、文化委員会の生徒の皆さん、本当にご苦労様でした。この2日間を充実したものにするために長期間にわたる準備、ありがとうございました。
 また、放送委員会、美化委員会等、各委員会の生徒の皆さん、保護者会の方々も、様々な形で力をかしていただき、ありがとうございました。文化祭といった大きな学校行事では、目立ちはしませんが、裏方の方々の存在が大変重要となります。裏方の皆様にも感謝を申し上げます。

2 「百花繚乱」の具現化について
 本年度のスローガンに掲げられている「百花繚乱」、様々な場面で立派な花を咲かせることができたでしょうか。この2日間で、各自、持ち味を発揮することができたでしょうか
 近年、どの高校においても演劇に取り組むクラスが少なくなってきました。理由の一つとして「仕上げるまでに多くの時間を要し、面倒だから」といったことがあげられます。
 ところが、うれしいことに本校ではクラス演劇が復活しました。内装、外装にも丁寧さがにじみ出ており、衣装も工夫がこらされており、素敵でした。演劇終了後の生徒たちの満足した顔が印象的でした。いろいろな面倒なことを乗りこえた人たちが示す笑顔でした。

3 おもてなしの心を大切に
 この2日間の文化祭の中で、自分が置かれたそれぞれの立場で、「おもてなしの心」を発揮することができたでしょうか。人のために役立つことに大きな喜びを感じることができたでしょうか。「小さな親切を受けた側が感謝し、行った側も大きな満足感を感じる」、このWin・Winの関係こそが「おもてなしの心」が目指すところです。
 北高生には「人に不快感を与えないマナー」だけでなく、さらに一歩進めて「相手を喜ばすためにはどういった働きかけをしたらよいのか」といったホスピタリティの言動の習得まで高めてもらいたいと思います。
 行事を通して、生徒たちは成長していきます。次に星河祭・体育の部(10月3日)、強歩大会(10月25日)が予定されております。学校行事を通して、さらに成長していってください。