校長日記 日々雑感

<281>日々雑感(地理Aの授業について)

 本日は1学年の地理Aの授業を紹介します。
 本授業のテーマは「地形の学習」でした。地塁、地溝、褶曲山地、曲降盆地等といった地形に関する専門用語の解説がなされていました。
 わかりやすい図を基に、地形と地下資源の関係、地形と農業との関係等、地形と人間生活との関りを中心にポイントを押さえた説明がなされていました。
 自噴井(じふんせい:地下水が人為的な力をかりず地下から地表に湧出する現象)の説明がオーストラリアの盆地を例に取り上げられていました。こういった理由で自噴といった原理を理解していれば、未知の盆地が出てきても応用がききます。個々の事例を丸暗記するのではなく、原理・原則を理解することが、脳に負担をかけることなく、記憶するこつです。一般化することの大切さを感じさせる授業でした。