校長日記 日々雑感

<201>日々雑感(生演奏の魅力について)

 本日は、先週の4月17日(水)の放課後に行われました軽音楽部の「新入生歓迎演奏会」について紹介いたします。
 昨今のICT関連技術の日進月歩の発展により、音響機器も飛躍的に向上してきています。バーチャルリアリティ技術も進化してきて、「仮想現実と現実との識別が難しくなってきているのではないか」という専門家も出てきています。
 私の場合、オーケストラのある指揮者が主張している「生演奏は一度限りの演奏で、まったく同じ演奏は存在しない」といった言葉に賛同しております。
 生演奏(ライブ)の魅力は、臨場感にあり、演奏者の息づかいまでが、観客に伝わってきます。どの演奏も最初で最後のものなのです。同じ演奏者が同じ楽譜をつかって、同じ観客の前で演奏したとしても、同じものは再現できないそうです。これこそが生演奏の魅力だと思います。
 この発想は、何も演奏の世界だけではないと思います。私たちが日常何気なく行っていることが、実は最初で最後のものなのです。本校の軽音楽部の生演奏を聴いてみて、「たとえルーティンワークであっても、もしかすると、これが最後になるかもしれないと、丁寧に心をこめてやっていかねばならない必要性」を強く感じました。