校長日記 日々雑感

<287>日々雑感(文化祭 初日)

 本日、文化祭(星河祭 文化の部)1日目(校内発表)が行われました。
 午前中に文化祭オープニングが本校体育館で行われました。このオープニングの中で、素晴らしい和太鼓の演奏が披露されました。芸術の薫りのするレベルの高い演奏でした。
 また、出し物PRも行われ、工夫された動画作成がなされており、興味をひく内容が多かったです。
 なお、このオープニングの中で、私は次の三つのことを柱においた話をしました。

 1 文化祭事前準備の頑張りについて
 この文化祭の本番を迎えるまで、多くの生徒たちが頑張ってきました。特に生徒会役員、文化委員の生徒の皆さんは連日、大変な思いで準備を進めていました。頭が下がる思いです。
 また、皆さんに知っておいてほしいことが、各顧問の先生方のあたたかい心のこもった後方支援です。昨日、生徒完全下校以降、本日の早朝から各会場の環境整備に配慮している先生方の姿を忘れてはいけません。見えないところで、いろいろな方々の力があってこそ、文化祭は成立しているのです。

 2 本年度 スローガン 「青春令和 百花繚乱」 について
 前半の「青春令和」新元号令和を取り入れ、この令和の時代を発展させる立役者は10代の若者たちです。
 後半の「百花繚乱」はいろいろな花が咲き乱れるといった、四字熟語です。大きい花があれば小さい花もある。目立つ花があれば、地味な花もある。どの花もそれぞれ良い持ち味をもっています。
 21世紀は個性の時代、価値観多様化の時代です。ナンバーワンではなくて、オンリーワンを追求する時代です。1年1組から3年6組まで18クラス、文化系部活7団体、有志団体4団体、各団体ならではの持ち味を存分に発揮してください。
 
 3 おもてなしの心を大切に
 自分が置かれたそれぞれの立場で、「おもてなしの心」を発揮してください。「来客の方々に心地よい思いをしていただくには、どうしたらよいのか」、常にこのことを念頭において、文化祭に臨んでください。この「おもてなしの心」は社会人基礎力の一つになります。新たな自分を発見する充実した2日間になることを期待しております。