校長日記 日々雑感

<300>日々雑感(日本史Bの授業について)

 本日は、10月9日(水)に行われました「3学年の日本史B」の授業について紹介します。
 本授業のテーマは「平安時代の初期の特色」でした。ご承知のとおり、奈良時代は飢饉、疫病等の社会的不安もあって遷都を繰り返した時代でした。
 本授業では、奈良の平城京から京都へ遷都した桓武天皇の業績を柱において進めていました。桓武天皇の弟にあたる早良親王(さわらしんのう)が長岡京遷都の造営リーダー藤原種継(ふじわらのたねつぐ)暗殺の嫌疑をかけられて、淡路島に島流しにあった歴史的背景の説明がありました。
 785年に暗殺事件が起きたと歴史的事実を丸暗記するのではなく、事実の裏にある人間関係のどろどろした部分がおもしろいと感じました。一見遠回りのように感じますが、私たちの脳は、こいったエピソードを記憶の軸にすると、しっかりと長期記憶として定着するようになっています。れはおもしろいといった知的好奇心の役割は大きいのです。
 「なぜ長岡京から短期間で平安京へ都がうつされたのか」といった歴史的な興味をそそる課題が提示され、生徒たちは自分なりに考えて、発表をしていました。このように授業の中で考える習慣を身につけてください。