校長日記 日々雑感

カテゴリ:報告事項

<390>日々雑感(管理棟壁面の校章について)

 本日はぽかぽか陽気となりました。日中の気温は20℃を超え、5月上旬を思わせる気温となりました。植物も活気づいてきており、生命の息吹が満ち溢れる春の到来ですね。
 ところで、先日、本校特別教室棟の壁面に飾られている校章のリニューアル工事が完了しました。本校の校章は稲穂と北極星が中心になっています。豊かに結実した稲穂は活気ある学校力の象徴です。また、本校は流山市最北端に位置することから北極星をシンボルとしています。本日のぬけるような青空ときれいにリニューアルされた管理棟外壁がよくマッチしておりました。
  

<388>日々雑感(三度咲き等について)

 昨日は低気圧の影響でこの流山地区では強風が吹き荒れました。本日は快晴となり、朝晩はまだ冷え込むものの、日中は気温もあがり、桜の花も開きつつあります。
 本来であれば、私は流山市内の近隣小学校の卒業式に来賓として出席する予定でした。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
市内小学校の卒業式も来賓出席はとりやめ、式の規模を縮小して実施することになりました。小学校の卒業式を楽しみにしていた私にとって、残念なことです。この厳しい状況下ではやむを得ないことですが・・・・。
 一方、関係職員の頑張りのおかげで、本校ホームページに今月5日に行われた「卒業式の歌」の動画がアップされました。個人情報保護の観点からパスワード等がかけれれていますので、ご了承ください。本校関係者には一斉配信メール等でパスワード等をお示ししています。卒業生の熱唱ぶりを是非ご覧ください。
 ところで、校長室に差し込む日差しにも本格的な春の到来を感じるようになりました。窓際には「赤色のシクラメン」の鉢を飾っております。このシクラメンは近隣の高校から購入したもので、三年目になっても美しい花を咲かせています。液肥をときどき、与えただけで見事な咲きぶりです。植物の生命力の強さを感じます。
 

<386>日々雑感(オリンピック聖火採火等について)

 昨日の3月12日に古代オリンピック発祥の地であるギリシアの古代遺跡で東京オリンピック聖火の採火が行われました。ニュースで採火式の映像を拝見しましたが、この採火式を見守ったのは関係者や報道陣だけで観客の姿はありませんでした。ここにも新型コロナウイルスの感染拡大が影響しているのですね。
 連日、とかく暗い話題が多い中ですが、春は着実に近づいてきています。学校敷地を巡回していると、花壇の中にきれいな黄色の花を咲かせている水仙、美しい小さな花を咲かせているユキヤナギ、ムスカリもブドウの実のような色濃い紫色の花を美しく咲かせています。
 これまでの冬の寒さに耐えてきた植物が本格的な春の到来とともに、一気に活気づいてきています。花は心をなごませます。花を見ながら、つかの間ですが良い気分になることができました。
  

<382>日々雑感(ふれあい委員会等について)

 臨時休業に入り、2週目となりました。不要不急の外出をさけたり、イベント自粛で集団感染拡大を抑制しておりますが、新型コロナウイルス感染者は増え続けており、健康、生活等の不安に直面している現状です。やるせない気持ちで一杯です。
 本日は、先月行われました近隣中学校のふれあい委員会について紹介します。感染防止のため、本年度の授業参観は教室内に入ることなく、廊下から行われました。中学生は厳しい状況の中、よく学習に取り組んでいました。中学生による抹茶と和菓子によるおもてなしもありました。
 2002~2003年のサーズ(重症急性呼吸器症候群)は半年で収束しました。2009年の新型インフルエンザも短期間で収まりました。2012年~2015年のマーズ(中東呼吸器症候群)は中東や近隣諸国では感染が広がりましたが、我が国では大きな感染はありませんでした。
 今回の新型コロナウイルスの一日も早い、収束を願っております。
   

<380>日々雑感(卒業式 式辞について)

 参考までに本来であれば本日、読み上げるはずであった式辞の原稿を掲載いたします。卒業生に対しては印刷をして配付しております。

          第33回卒業証書授与式 式辞
 日に日に日差しの暖かさがまし、春の息吹がひしひしと感じられる、今日この頃となりました。
 ただ今、本校普通科の課程を修了し、卒業証書を手にされた、卒業生の皆さん、心からお祝い申し上げます。
 こうして皆さんが今日この日、卒業式を迎えることが出来たのは、各家庭の保護者の方々の献身的な後押し、そして先生方の期待に応えて地道に続けてきた、たゆまぬ日々の努力の賜です。そして、本日、この日を迎えるにあたって、決して忘れてはいけない事。それは、その陰には、いつも皆さんを慈しみ、育み、励ましてこられた保護者の皆様の愛情があります。そして、優しく時には厳しく叱咤激励し、教え導いてくださった先生方、互いに思いやり合い助け合い、絆を深めた友人達、そして思いやりを持って暖かく見守ってくださった、地域の方々に支えられたものです。これらの人たちへの感謝の気持ちを忘れてはなりません。本日がよい機会です。心温まる「ありがとうございました。」と、感謝の気持ちを伝えてください。
 さて、私からは皆さんがこの流山北高校を巣立つ良き日にあたって、送る言葉として「本気で取り組む」生き方についてお話をします。
 詩人の相田みつをさんの作品に「本気」という詩があります。
 「何でもいいからさ 本気でやってごらん 本気でやれば楽しいから 本気でやれば疲れないから 疲れても 疲れが さわやかだから」
 卒業生の皆さんは、これまでに本気で取り組んだ経験はありますか。
学習、スポーツ、趣味の世界、何でもかまいません。損得勘定ぬきで、純粋に取り組むこと自体が楽しいことを見つけると、これからの人生が実り多きものになります
 今年はオリンピックイヤーです。7月24日から17日間の日程で東京を中心にオリンピックが開催されます。この東京オリンピックに出場する選手たちは金メダル、世界一を目指して現在、寸暇を惜しんで猛練習に取り組んでいることでしょう。今回の東京オリンピックにおいても一多くの感動的な名場面が出てくることでしょう。
 私たちがオリンピック競技をみて、その超人的なプレーに感動するのは、集大成の一部分だけです。その超人的なプレーにするためには血の滲むような苦しい練習を積み上げてきたことでしょう。今、血の滲むような苦しい練習という表現をしましたが、当の本人たちは、その種目が好きで、その種目に取り組んでいること自体が楽しいものです。幼少のころから数千時間にも及ぶ練習時間が苦行ではなく、自分自身を高める至福の時間であった選手も多くいることでしょう。
 「好きなことに取り組んで、その取り組みが周りの人に感動を与えたり、他人に役立ったりする。」姿が理想とする姿です。卒業生の皆さん、相田みつを氏が詩に表した長時間取り組んでも疲れない、たとえ疲れたとしてもさわやかな疲れを感じる「自分ならでは好きな道」を力強く歩んでください
 本校は「義務教育までに持てる力を発揮できなかった生徒達に学び直しの機会を与え、社会人基礎力を養うこと」に重点をおいたアクティブスクールです。もしも卒業生の皆さんに学習に対して劣等感が残っていたとしたら、気にする必要はありません。ペーパーテストで推し量ることができるのは人間的な総合力のごく一部分です。
 これからの社会で最も大切なことは、ペーパーテストで高得点をとることだけではなく、社会のために自分の持ち味をどう出していくか、自分の得意な分野を核にして周りの人たちと協力して心温まる社会を形成していくことが益々大切になってきます。
 卒業生の皆さんのように、高校時代の3年間で社会人基礎力を養ってきた人こそが、今後、輝かしい人生を送ることができる時代に変化してきています。これからの社会でものをいうのは、記憶力に裏付けられた薄っぺらな知識ではありません。物事を相手の立場に立って考えたり、言葉の背後を読み取る力といった人間的総合力が益々重視されてきております。卒業生の皆さんこそがこれからの社会を支え、これからの社会を作ってゆく主役なのです。本校の教育力の素晴らしさを新しい環境で是非示してください。
 さて、結びになりますが、本年度の卒業証書授与式は新型肺炎の感染を軽減させる観点から、式の規模及び式の時間を縮小させて行うことになりました。生徒一人一人の健康を最優先することから苦渋の決断をいたしました。この縮小実施について、ご理解とご協力を賜りましたことに、心から感謝申し上げます。
 本校も、魅力ある全日制普通科高校:地域連携アクティブスクールとして、これまでの発展を土台に、ますます大きく飛躍しようとしています。これからも流山北高校は、卒業生が母校として誇れる学校となるよう、一層邁進して行く事を約束いたしますとともに、卒業生の皆さん一人ひとりの限りない発展と豊かで幸せな将来を願って式辞といたします。

<374>日々雑感(進路ガイダンスについて)

 1、2学年の進路学習が計画通りに進んでおります。外部講師による進路ガイダンス(1学年は本日、2学年は2月20日)が開催されました。
 現在、高校で学んでいることは、すべて社会人基礎力養成に結びつきます。高校卒業後すぐに就職する生徒もいれば、専門学校・大学等の上級学校に進学し、その学校卒業後に就職する生徒もいます。途中経過に違いがあるものの、最終的には何らかの職業につき、自己実現を図りながら、社会貢献していくことが大切です。
 これらのガイダンスが将来の進路選択の一助になることと思います。

 2学年の進路ガイダンス  1学年の進路ガイダンス
 

<373>日々雑感(社会人学習ボランティアについて)

 昨日、1学年で行われている学校設定科目「基礎学習Ⅰ」の講師を担当していただいている社会人ボランティアの方々に感謝状を校長室で手渡しました。
 学習指導要領の改訂の目玉の一つに「社会に開かれた教育課程」があります。本校では平成29年度より先駆け的に地域に居住している方々のご協力のもと、学校職員のみならず、地域の力による教育活動を展開しております。
 本年度ご尽力いただいた社会人の方々に感謝の気持ちをこめて感謝状を送りました。心より御礼申し上げます。来年度も本校のためにどうぞよろしくお願い申し上げます。
   

<370>日々雑感(1学年地理の授業について)

 本日は昨日の19日(水)に行われた1学年の地理Aの授業について紹介します。
 本授業では「旅のガイドブックを作ろう」という課題にグループ単位で協議し、昨日、
発表の機会が設けられました。各グループが取り上げた国・地域は次のとおりです。
 1.中国・台湾、2.インド、3.イギリス・ドイツ、4.フランス・イタリア、5.アメリカ合衆国・メキシコ、6.ブラジル の9か国及び1地域でした。
 ガイドブックで重きをおくのは、やはり自然と食文化ですね。どのグループも海外旅行の際に役立つガイドブック作成づくりによく頑張りました。
      

<368>日々雑感(家庭科の研究授業について)

 本日は、2月6日(木)にフォロアップⅠ研修の一環として行われました2学年家庭科研究授業について紹介します。
 本授業のテーマは保育分野の「子どもの育つ力について」でした。授業の前半では新生児の身体的特徴について基本的な確認を行いました。その後、新生児人形をつかって、「だっこの仕方」に関する実習が行われました。この新生児人形はよくできており、首がすわらない状態となっていました。
 正しいだっこの仕方をマスターするにはどこに注意したらよいのかを実感するための適切な教具となっておりました。はじめのうちは「ぎこちないだっこ」がみるみるうちに様になってきました。
     

<366>日々雑感(花粉症対策等について)

 立春が過ぎ、暦の上では春になりました。流山地区は暖冬傾向でこの時期としては気温が高い日が続いております。今朝、流山地区では濃霧が発生し、視界の状況がよろしくありませんでした。
 さて、一期選抜も無事予定通りに終了し、19日(水)の発表にむけて現在、本校では細心の注意のもと、選抜処理業務を厳正に進めています
 ところで、春が到来し、春めいた気温が続くのはうれしいのですが、花粉症の私にとっては「つらい季節」の到来でもあります。
 天気予報とともに花粉飛散状況も行われていますが、現在のところ、関東地方南部では少量の飛散状況です。本格的な花粉飛散は来週以降になるそうです。鼻水・目のかゆみ等といった花粉症の症状が深刻になる前に、医療機関に受診したいと思います。私を含め、毎年、花粉症で悩んでいる方々は、この週末に医療機関に行くことをお勧めします。
              今朝の濃霧の様子