木高の日々の様子

2026年2月の記事一覧

KISARAZU開拓ラボ 分子生物学実験講座Ⅱ

    2月14日(土)・15日(日)の2日間にわたり、木更津市にあるかずさDNA研究所にて、「最先端のバイオテクノロジーを実際に体験し、生命科学への理解を深めること」を目的としてDNA研究に関する実習を実施しました。
 1日目は、「DNA研究とバイオテクノロジー」に関する講義から始まり、DNA研究の基礎について学びました。その後の実験では、制限酵素を用いてDNAを切断する操作や、プラスミドDNAを用いて大腸菌に新たな遺伝情報を導入する「形質転換」の実験を行いました。午後には、ゲル電気泳動を用いてDNAを観察し、DNAの大きさの違いによって移動距離が異なることを確認しました。また、研究所内の見学も行い、最先端の研究設備や研究環境に触れる貴重な機会となりました。
 2日目は、タンパク質の電気泳動を行い、GFP(緑色蛍光タンパク質)を観察しました。目に見えない分子レベルの変化を実際に確認することで、遺伝子とタンパク質の関係について理解を深めることができました。その後は、前日に形質転換を行った大腸菌の観察を行い、遺伝子が実際に機能していることを表現型の違いとして確認しました。

 実習の最後には、各班で実験結果をまとめ、発表会を行いました。生徒たちは、実験から得られた結果をもとに考察し、自分の言葉で発表することで、科学的に考える力と表現力を養うことができました。今回の研修を通して、生徒たちはDNAやタンパク質といった生命の根幹に関わる物質を実際に扱い、学校の授業だけでは得られない貴重な経験を積むことができました。また、研究の現場に触れることで、生命科学への興味・関心をより一層深める機会となりました。本校では、今後もこのような体験的な学びを通して、生徒の探究心を育み、科学的な視野を広げる教育活動を推進してまいります。今回の実習を行ってくださったかずさDNA研究所のみなさまありがとうございました。

 

生徒の感想

 今回の講座では、DNAの研究が医療だけでなく人々の食生活にも関わっているということを知り驚きました。また、ゲノム編集は様々な動物の性質を目的のために変えることができますが、もしカルタヘナ法がなかったらゲノム編集はどこまで広がっていたのか気になりました。実験では、自分の手で作業を行うことで、菌が分裂や増殖するとどうなるのか、どのような変化があるのかを自分の目で確認することができ、DNAに他の物質を入れるというのがどのようなことなのか深く理解できたと思います。考察をすると、あっていそうな答えがでても完全に証明できない難しい所もありましたが、結果から色々な視点の考えを出すのが楽しかったです。

君津市長賞 袖ケ浦市生涯学習特別奨励賞 受賞おめでとうございます

 昨夏、7月28日~7月30日、栃木県宇都宮市で行われた全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会の歴史・考古部門に2年生の東さんと鈴木さんが千葉県代表として出場し、「シベリア抑留者の記憶~抑留手記の比較研究~」という研究で最優秀賞となりました。
 この度その成果に対し、生徒それぞれに君津市長賞と袖ケ浦市生涯学習特別奨励賞が授与されました。授賞式では各市長から栄誉を称えられました。おめでとうございます。
 上級生の研究成果を学び、1年次生もそれぞれの課題研究に励んでいます。

県立学校チャレンジ応援基金でバスを手配し、校外探究活動を実施

 千葉県は、県立学校が自主的に実施を希望する取り組みを実現するため、様々な方からの応援が受けることができるよう、各学校が寄付金を募集しその適正な管理を行う「県立学校チャレンジ応援基金」を設置しています。

 本校は今年度6月からこの制度で「未来を生きる生徒の、主体的活動充実プラン」を策定し、寄附を募集しています。

寄せられた寄附金から、バスを手配し、校外で探究的な学びを実施しました。

12月13日(土)、佐原市で、伊能忠敬の業績や佐原の水運、尾利根川周辺の地形の現地測量調査を行いました。実際の研究現場を体験することにより、探究の方法を学び自分自身の課題研究につながるヒントを得ました。
(生徒の声)
「佐原の歴史について深く知れたのでもっと歴史に触れたいと思いました。」
「普段経験できないことをすることができてとても楽しかったです。インタビューするのは少し緊張したけれど上手く聞くことができました。」

12月24日(水)、木更津市の「サカタのタネ」君津育種農場で、育種について学びました。講義・育種場見学では、世代の異なる種子の生育状況を実際に見ることができ、育種シミュレーターによる育種体験では、収穫量を上げるための工夫を考えました。
(生徒の声)
「育種の方法や、どのように育種が進められていくのかを理解することができた」
「育種のシミュレーションを通して、この種を交配させるとどうなるのかを具体的に想像できた」
「品種改良はとても長い時間をかけ、多くの組み合わせを試した中から、わずかな成功例が生まれていることを実感した」

2月4日(水)、長生高校で行われたSENEC(東部地区理数教育推進連絡会課題研究発表会)に参加しました。1年間かけて行った課題研究の成果を発表し、他校の生徒との交流や情報交換を通して課題研究の活性化を図ることができました。
(生徒の声)
「質問してくれる人が他の学校の高校生だったので、千葉大学発表会のときとは雰囲気が違って勉強になった。」
「他の高校でタブレットを使った発表があり、参考になった。」


寄附金募集に御協力くださいました皆様に感謝申し上げます。

千葉大学国際研究発表会

 2026年2月8日(日)マレーシア海外研修に参加した生徒は、千葉大学西千葉キャンパスにて「第28回国際研究発表会」に参加しました。前日から降った雪の影響が心配されましたが、予定通りプログラムは進行し、午前は研究内容の口頭発表を、午後はSDGsに関するワークショップを行うことができました。

 口頭発表での質疑応答はマレーシア現地での経験もあり、みんなで意見を考えながら答えることができました。また、他校の高校生の発表や海外の大学生の発表を聞くことができ、研究に対する視野が広がったように感じました。

 午後のワークショップは、SDGs12番目の目標である「つくる責任使う責任」に注目し、木高生全員は別のグループに分かれ、千葉大学の学生や他校の高校生、海外の学生とともに意見交換をしながら最終的に簡易的なポスターを制作し、発表しました。

 海外での経験は、英語力はもちろんですが、積極的な意見交換ができる力に表れていたように感じました。

 

探究KISARAZU‐SⅡ SENECに参加してきました!

 2月4日(水)に、長生高校にて行われた千葉県東部地区理数教育推進連絡会(SENEC)に参加しました。本校からは、2年次理数科生徒36名が参加しました。

 理数科生徒は、この1年間行ってきた課題研究の成果をポスター形式で発表してきました。9月に参加した千葉大学の高校生理科研究発表会では、大学の先生方を前に発表しましたが、今回は高校生や教員向けに発表し、また違った雰囲気を感じたようです。

 今後は、3月に東邦大学で行われる千葉県課題研究発表会に参加する予定です。今年度最後の発表会に向けて、さらに研究を進めていきたいと思います。

 

【生徒の感想】

・質問してくれる人が高校生だったので、千葉大学発表会のときより雰囲気が違った。

・他の高校でタブレットを使った発表があり、参考になった。