木高の日々の様子

2022年10月の記事一覧

三年ぶりの開催 -PTA会員研修会-

 新型コロナウイルス感染予防のために2年間開催されなかった「PTA会員研修会」でしたが、今年度は今成PTA会長の意向もあって3年ぶりに開催され、10月12日(水)に東京大学と早稻田大学を見学してきました。
  重症化する人が減少しているとはいえ、全国的には毎日多くの感染者が出る状況なので、どのくらいの方に参加していただけるのか不安でしたが、予想以上に多くの方が参加してくださいました。
 午前中に訪れた東京大学では、ゴシック建築が立ち並ぶ趣のあるキャンパスの中、赤門・三四郎池・安田講堂などを巡って見学しました。
 昼食は、早稻田大学の隣にある「リーガロイヤルホテル東京」でのランチバイキングでした。食後には大隈庭園を散策する方も多くいらっしゃいました。
  午後は早稻田大学を訪問しました。入学センターの吉田氏から最近の入試の動向と学生のキャンパスライフについての説明を受けた後は、二組に分かれて学生の案内でキャンパス見学をしました。大隈講堂の時計台の内部に入ったときの、皆さんの感慨深げな表情が印象的でした。4時の鐘の音も聞くことができました。
 一日を通じて、参加した皆さんの笑顔が見られたのが収穫でした。来年度も多くの方の参加をよろしく御願いします。



会議・研修 進路指導に関する職員研修

 10月11日(火)、第3回定期試験の初日の午後に、進路指導に関する職員研修を行ないました。早稲田大学入学センター長の小森宏美教授を講師にお招きし、「新しい時代の高大接続に関して ~大学が求める学生と入学試験について~」という演題で御講演いただきました。
 新学習指導要領に基づく科目の変更、それに伴い大学入試においても様々な変更が進められています。今回の御講演では、入試改革が進んでいる私立大学の現状や、今後の見通しについて、お話しいただきました。講演後の質疑応答では、本校職員からの質問だけでなく、講師の小森教授からも現在の本校の学習状況等についてもご質問いただき、活発な意見交換ができ、たいへん有意義なものとなりました。
 この研修で得られた事を、日頃からの教科指導及び進路指導に生かしていきたいと思います。
   

学校 出前講座「せんせいっていいもんだ」

 10月14日(金)、第3回定期試験最終日の試験終了後に、教員志望の生徒を対象として、出前講座「せんせいっていいもんだ」を開催しました。当日は講師として、県教育委員会から矢野哲司先生、君津市立小櫃小学校から本校卒業生の大畑美月先生がお忙しい中来校していただき、講演と質疑応答を行ないました。
 矢野先生からは、「教員の魅力」や「教員採用の状況」等について、具体的なデータや資料を見ながらお話ししていただきました。また、大畑先生からは「こどもの成長を見守り、関わることができる教員の魅力」や「日頃の職務や実践」等について、写真などを見ながらわかりやすくお話ししていただきました。
 質疑応答の時も丁寧に答えていただき、普段知ることが難しい事も教えていただくことができ、参加した生徒達は目を輝かせながら有意義な時間を過ごすことができていました。この経験を、自分の進路実現に生かしてくれることを期待しています。
     

会議・研修 令和4年度理数科説明会

 10月1日(土)本校視聴覚室において理数科に興味を持つ中学3年生及び保護者を対象とした「理数科説明会」を実施しました。
 当日は、中学生、保護者合計47名の参加がありました。校長、教務主任、進路担当職員の挨拶や説明の後、理数科1年生4名及び2年生4名がそれぞれ、「理数科を志望した理由」「理数科の様子」「理数科に入る前の印象と入った後の感想」「理数科の特徴」について、自作のスライドを使いながら説明しました。
 続いて、SSH1期生(R元年卒業)2名と理数科1期生(R2年卒業)2名が、本校理数科の授業「課題研究」で身についたこと、理数科やSSHクラスの3年間について話をしてくれました。
 最後に科学教育部長から、今年4月からスタートしたスーパーサイエンスハイスクール(SSH)第Ⅱ期目についての説明がありました。
 在校生や卒業生から「課題研究では、自分の好きなことを自分で経験して知ることができるのは楽しい」や「3年間クラス替えはないが、自然とみんな仲良くなれる」、「それぞれの武器をそれぞれの形で発揮できる場がある」、「みんなでお互いの苦手を補い合い、その中で自分の新たな可能性を見つけることができる」などの話があり、参加した中学生や保護者の方々にはアットホームな理数科の雰囲気を感じていただけたと思います。
 
 
 

花丸 土井晩翠先生直筆の校歌色紙の寄贈式について

 10月7日(金)、本校応接室にて「土井晩翠先生直筆による「木更津中学校」校歌の色紙(4枚)の寄贈式」が執り行われました。
 御臨席いただいた本校同窓会長・山口 稔様からは「御高名である土井晩翠先生作詞である木更津高校の校歌は、同窓生や在校生にとって誇りである。このような貴重なものは、是非学校にお預けしたい。」とのお言葉をいただきました。
 また、卯月校長は「校歌は学校の顔であり、卒業後も心のふるさとになり得るもの。改めて、校歌制定や改訂に関わった先人に思いをはせるとともに、生徒には歴史ある伝統校に学ぶ誇りを醸成していきたい。」と挨拶されました。
 生徒昇降口前の掲示板に今回寄贈いただいた色紙の写真を掲示しています。これを機に、生徒の皆さんも「木更津高等学校校歌」について思いをはせてみてください。