木高の日々の様子

2021年12月の記事一覧

賞状伝達

令和3年12月23日(木)賞状伝達
 10月1日~12月23日までに、賞状を手にした生徒達に、各主催者に代って校長先生から、賞状伝達が行われました。例年ならば、体育館で行われ、全生徒がその栄誉をたたえるところですが、コロナ過であり、放送で行われました。
 第32回関東地区高等学校文化連盟
 将棋大会 個人戦 準優勝
 千葉県高等学校文化連盟
 将棋大会 個人戦 優勝
 1年次 渡邉 百々香
 千葉県高校囲碁秋季大会
 団体戦  2 位
 1年次 加藤 直征
    秋本 亨太
    渡辺 直毅
 千葉県高校囲碁秋季大会
 団体戦  3 位
 2年次  八角 瑠南
 1年次  古屋 栞南
      渡邉 百々香
 千葉県児童生徒・教職員科学作品展
 (科学論文の部) 
 千葉県教育長賞
 2年次  林 菜月

 東京学芸大学主催学芸書道全国展
 学長賞 
 3年次  赤井 友香
 硯心会理事長賞
 2年次  國吉 美成
 第72回千葉県高等学校英語
 スピーチコンテスト
 (リーディングの部)  5 位
 1年次  河野 煌士

関東地区高等学校文化連盟将棋大会(女子個)人戦

 12月19日(日)浦和コミュニティーセンター(埼玉県さいたま市)で、第32回関東地区高等学校文化連盟将棋大会が行われました。千葉県代表[1位]で出場した渡邉百々香さん(1年次)は、1回戦から準決勝までの4対局を快勝し決勝に進み、決勝戦で神奈川県代表[1位]の中澤秀佳さん(清泉女学院1年)に惜しくも敗れましたが、見事に準優勝に輝きました。中澤さんは7月に行われた全国高校総合文化祭で準優勝している強豪で、渡邉さんの友人であり良きライバルです。渡邉さんは「高校総合文化祭で果たせなかった入賞ができ、友人の中澤さんと決勝戦で対局できたことは嬉しいですが、勝てなかったので悔しい気持ちもあります。1月の全国新人大会まで練習(対局)に励み、好成績を残したいと思います。」との感想を述べています。渡邉さんは囲碁部に所属し、放課後生物講義室で将棋と囲碁を対局しています。将棋に興味のある方はぜひ対局しに来てください。お待ちしています。
 応援していただいた木更津高校の生徒・先生方に感謝いたします。壮行会を開いていただき、また立派な横断幕を作成していただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

木更津SEAコラボ「数学と資産運用」

 身近にある数字の一つであるお金を用いて,指数や対数の分野を用いて,様々な利率について何年後に元金の2倍や10倍のお金になるかを考えた。また,微分と近似式の分野を用いて,金利の条件を与えて元金が2倍になる近似式について考察し,72の法則を導き出した。加えて,確率・統計の分野を用いて,ドルコスト平均法について学び,架空の株式市場で実践する体験を行った。以上のように、実際に数学を活用する体験を実施した。

成果と課題
 1年生は微分をまだ学んでいないため,微分の基礎知識を得てから実施すべきところがあった。その他の活動や体験は生徒間で連携を取りながら目標や目的を達成していた。金融工学やアクチュアリーについて興味を持っている生徒がいたため,次年度は物理の先生と協力し,高校生に合わせた「経済と流体力学・量子力学の関係性」等の講座を作ることができないか模索している。途中のコンピュータ処理のエクセルが見えづらい生徒が多数いたため,次年度は改善をする。

生徒の感想
 数学的な考え方を用いてお金の稼ぎ方が学べるとなんて思ってもいなかったので,とても面白かったし,ためになった。(1年生普通科女子)
 自分の知らない新たな世界が広がった感じがしました。とても面白く有意義な時間でした。(1年生普通科男子)
 将来に大きく影響しそうなことを今回知れて本当に良かった。数学と資産運用について学ぶことに面白さを感じたし、日本の未来についても気になったので、これからも自分で調べたり、考えたりして理解を更に深めていきたい。(1年理数科女子)

木更津SEAコラボ「実験を通して学ぶ『確率』」

 令和3年12月21日(火),木更津SEAコラボ“実験を通して学ぶ『確率』”が本校で行われました。当日は1年次20名の生徒が受講しました。「画鋲」,「さいころ」,「トランプ」,「将棋の駒」,「カラーボール」,「くじ」などのグッズを用いた実験,「じゃんけん」や「ビュッフォンの針」(楊枝を投げて平行線と交わった本数を調べる)を実際に行うなど,何人かのグループで楽しく多くの実験を行いました。
  数学の授業中にはなかなか体験できない『実験』という形式の試みに生徒諸君も「新鮮な気持ち」で取り組むことができ,数学Aの「場合の数と確率」で学習したこと(計算によって確率を求めて、期待できる回数などを調べる)の理解を確認することもできました。今後の数学の学習へのモチベーションの向上にもつながったことと思います。
<生徒の感想>
・理論値通りに結果の出た実験もあれば,理論値通りにいかなかった実験もあって,すごく興味深く感じた。確率はあまり信用してい なかったが,今回の実験を通して確率のすごさを理解できた。家に帰ってもう一度実験してみたいと思います。(1年)
・協力して課題に取り組むことができて,充実した時間を過ごした。新たな疑問などを見つけることができ,嬉しかった。(1年)

SSH「プログラミング入門講座」

 12月18日(土)、1年生を対象に希望者13名が、ラズベリーパイという小型のコンピュータを使用してプログラミングの基本と簡単な実験を行いました。生徒たちに少しでもプログラミングの重要性を知ってもらい、興味を持ってもらいたいという講座でした。
 はじめにラズベリーパイとはどのようなものなのか、実際の使用例とともに、紹介しました。一見複雑そうな装置でも、自分たちで安価にできるということに生徒たちは驚いていました。次に、ラズベリーパイのセットアップをし、実際に動かしてみました。Pythonという言語を用いて、プログラミングの基本を学び、多くの生徒が真剣に取り組んでいました。
 ディスタンスセンサーを用いて簡単なプログラミング実験を実施しました。初めての人には難しいプログラムを自分たちで変えてみて、観測データの変動を見ました。科学的な探究活動にもなり、生徒にとって有意義な時間になりました

〜生徒の感想〜
「英語の勉強にもなりました。プログラミングへの難しそうという偏見がなくなった。」(1年)
「普段勝っている機械を自分でプログラムを入力して動かすのはとてもおもしろいし、楽しいものでした。」(1年)
「自分で入力したのでより理解が深まった。英語を頑張らなければならない気持ちが増しました。」(1年)