木高の日々の様子

2021年7月の記事一覧

晴れ 夏期課外はじまる

 先週21日より生徒は夏休みに入りました。恒例の夏期課外ですが、今年度は4連休を避けて、本日より2週に渡って開講します。約40の講座に各年次の希望者が参加し、朝から元気に登校して頑張っています。本校がこの時期を課外週間としている狙いは、講座で学んだことをベースに、以降の夏休みを計画的・主体的に過ごし、自身の希望する進路の実現に近づいて欲しいからです。暑さに負けず、頑張れ木高生!

関東高等学校水泳競技大会

 7月20日、21日に関東高等学校水泳競技大会が宇都宮市で開催され、県大会を勝ち抜いた水泳部の多田光成君が100mバタフライと200mバタフライに出場しました。
 全国大会出場には、関東大会で全国大会標準記録を突破することが必須条件で、惜しくも100mは突破できませんでしたが、200mでは標準記録を突破し、来月、長野市で開催される全国大会(インターハイ)の出場権を獲得しました。
 全国の舞台で泳ぐという長年の夢を掴むことができました。また、全国大会が多田君にとって高校での集大成となる大会です。これから大会まで、納得できる泳ぎ・タイムを目指し、最後の追い込みに入ります。
皆さんの温かいご声援、よろしくお願いします!!

花丸 賞状伝達

令和3年7月17・20日に賞状伝達が行われました。放送での実施となりましたが、各教室からは大きな拍手がおくられました。
 
 千葉県高等学校総合体育大会水泳競技大会  
  100mバタフライ 第2位
  200mバタフライ 第3位
  
水泳部:多田 光成さん
 
 千葉県高校総合文化祭将棋大会
       女子個人戦 優勝
     囲碁部(将棋):渡邉 百々香さん

 千葉県高等学校総合体育大会弓道競技大会
  
女子個人 第5位
  弓道部:松田 望愛さん

        

壮行会


全国大会、関東大会出場者へ、校長先生から激励の言葉
 関東大会出場  多田光成 君

 小さい頃から、来る日も来る日もプールで泳いできました。100m及び200mバタフライの二種目で県大会を突破し、一昨年に続き二大会連続で関東大会出場を射止めました。これまで何度も大舞台に立ってきたことと思いますが、高校生活の集大成として持てる力を存分に発揮し、さらなる高みを目指してください。

 全国総合文化祭自然科学部門出場 笹子陽音・梅津光咲 さん
 理数科で探究の学びの手法を身に付けながら、地学部でこつこつとダイヤモンドダストの研究に取り組んできた成果が認められ、全国総文祭自然科学部門において本県代表として発表することとなりました。本番では納得のいくプレゼンテーションができるよう、二人で力を合わせて準備を重ね、輝かしい歴史を持つ本校の理科研究に新たな1ページを加えてください。

 全国総合文化祭将棋大会出場 渡邉 百々香 さん
 一年生ながら千葉県高校総合文化祭将棋大会で6戦全勝という見事な成績で優勝し、全国大会への切符を手にしました。その後も、顧問の先生はもとより、数多くの対局を積んでさらに腕を磨いています。全国総文祭では、各地から集まった強豪にもひるむことなく、渡邉さんらしい指し手で旋風を巻き起こしてください。

NEW 校長メッセージ



夏に輝く皆さんへ

 菅義偉首相は、第99代目の内閣総理大臣、大相撲名古屋場所で優勝した白鵬関は第69代横綱。では、125代続いたものといえば何でしょう? 正解は木更津高校の生徒会役員です。改めてその歴史の深さに驚くばかりです。本日認証状を手にした新しい役員の皆さん、一年間よろしくお願いします。

 さて、生徒会役員だけでなく、ほとんどの部活動において3年生が引退し、学校の様々な活動の担い手が、1・2年生へと代わりました。4月の頃はコートの外にいることが多かった「緑のジャージ」がはつらつと動いているのを目にします。どの部活動にも、受け継がれてきた流儀やカラーがあり、次の舵取りを任されたキャプテンや部長は責任重大です。しかし、見方を変えれば、伝統校はそれだけ支えてくださる先輩方が多くいる、ということです。受け継いだ教えを大切にしつつ、さらに自分たちの工夫でよりよいものを目指す。代が代わるとはそういうことだと思います。これからセンターに立つのは、後輩の皆さんです。今できることを精一杯頑張ってください。

 一方、後輩にバトンを渡した3年生は、いわゆる「○○ロス」になっているのではありませんか。無我夢中で取り組んできたものが、「目の前から急になくなる」ことは、想像に難くありません。勉強していても、「気がつけば部活のことを考えている」こともあるでしょう。「力一杯やりきったから悔いはない」という人、「もっとやれたはずなのに」という人、それぞれでしょうが、共通するのは、次に踏み出さなければならないということです。部活動も、木高祭も、そして高校生活もやがて終わりが来ます。3年次の夏休みを迎え、次に力を注ぐのは何か、言うまでもないでしょう。覚悟を決めて、本気で取りかかりましょう。来週からは夏季課外も始まります。年次通信「千里の果て」には、各教科の先生から貴重なアドバイスが満載です。私も応援しています。

令和3年7月20日  
校長  卯月 睦彦