木高の日々の様子

2019年7月の記事一覧

さくらサイエンス交流事業

期日;令和元年7月16日(火)
主管;国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
協力団体;日本製鉄(株)君津製鉄所・かずさDNA研究所・海ほたる・久留里城
訪日団:中国・パキスタン・ネパール・カザフスタン・トルクメニスタン 
    5か国高校生91名・引率及び関係者27名 計118名   
目的;
中央アジア5か国から優秀な高校生を日本に招き、JSTが特別に企画した交流プログラムの一環で、本校生徒との交流、日本文化の体験等を通じて、日本の科学技術への関心を高め、グローバルな科学技術の発展に貢献できることを目的としています。
概要;
地域の特性を生かし、協力団体の理解と協力のもと、コース別の研修プログラムを実施しました。
A:日本製鉄(株)君津製鉄所(鉄の成り立ち 科学的な原理を踏まえて)
B:かずさDNA研究所(DNA抽出実験)
C:海ほたる(海底散策探検ツアー参加)
D:久留里城(城の成り立ち・当時の周辺の様子・里山)
参加生徒の感想;
・海外の同世代の高校生と会話するのは、今回が初めてでした。英語のスピーチが速くはじめは、何を言っているのか分からない場面もありましたが、最後の頃には、だいぶ慣れて会話を楽しめるようになりました。言葉が通じなくても諦めないことの大切さを学ぶ機会となった事や、英語の勉強をもっと頑張ろうと思いました。
・中国の生徒と久留里城コースの研修を行いました。当日までの事前準備は、大変なこともありましたが、交流を通じて、訪日団の皆さんが喜んでいただけた様子を見て、自分自身も嬉しくなりました。楽しく、とても刺激を受けた体験でした。
《開会行事・事前研修》


《コース別研修》

地学部の浦松さんが、千葉大教授より助言を受ける

 地学部の浦松彩乃さん(3年)は、1年次よりペットボトルの実験で生成する雲の研究を続けており、今年の夏、佐賀県で開催される第43回全国高等学校総合文化祭でその研究を発表することが決まっています。発表テーマは、「水蒸気でなくても雲はできるのか~エタノール、アセトン等による雲の生成条件~」です。
 6月26日(水)、木高祭の代休の日、本校OBでもある千葉大学大学院工学研究院の岸川教授に、研究について助言をいただく機会を得ることができました。“エタノールなどヒドロキシ基をもつ物質は、なぜ濃い雲を発生させるのか”、“空気中で分子がクラスターを作っているのか”、など専門的な質問も飛び交い、大変有意義なアドバイスを受けることができました。さらに、英文の参考文献もいただきました。これから、7月末の発表に向けて、さらに研究の完成度を高めていってくれるものと期待しています。
    

木更津第二小学校実習体験に9名が参加

 本校では、木更津第二小学校(校長 大木昌代先生)に協力をいただき、実習体験を行っています。今年度は2年次生5人、3年次生4人の計9名が参加しました。当日(6/25)は、木高祭の代休日でしたが、1年生から6年生のクラスに配属され、9名すべてが元気に実習に臨みました。たった一日の実習体験でしたが、参加者には貴重な体験となったのではないでしょうか。実習を終えての帰り際には、ずっと実習生に手を振っている児童の姿が印象的でした。教員目指して頑張ってください。