木高の日々の様子

2018年1月の記事一覧

合唱部がアンサンブルコンテストで金賞

 平成30年1月28日(日)、千葉市の京葉銀行文化ホールにて第28回千葉県合唱アンサンブルコンテストが開催されました。合唱部では、このコンテストに向けて冬休み前から練習を重ね、ハンガリーの作曲家バールドシュの「ヘンルーダの花が咲いたら」という曲を演奏しました。コンテストに先立つ1月26日(金)昼、校内において生徒の皆さんにこの曲を披露し、当日の演奏に臨みました。
 コンテスト高校の部には、全国大会で活躍している学校も含め40の団体が参加し、20人以下の合唱演奏を競いました。本校は23番目に演奏。部員全員が気持ちを一つにして心のこもった演奏をすることができました。結果は、何と金賞。部員たちは喜びに涙し、これからも練習に励むことを誓い合いました。
    

男子バレーボール部、新人戦地区大会第2位

 平成30年1月13、14日に袖ヶ浦高校で新人戦地区大会が行われました。
 シード校の本校は、初日のリーグ戦で市原高校と市原中央高校に勝利し、県大会の出場権を獲得しました。
 2日目の1位代表決定リーグでは、木更津総合高校のコンビバレーに序盤苦戦しましたが、しっかり対応しストレートで勝利できました。決勝戦は、同じく全勝で勝ち上がってきたシード校の袖ヶ浦高校と2年連続での対戦となりました。中学時代のキャリアは相手校が数段上ではありますが、何とかチーム力で勝機を見出そうと応戦しました。終盤まで粘り強く戦いましたが、最後は相手の高いブロックに攻撃が阻まれ、昨年に続き敗れてしまいました 。
 1位通過を目標に取り組んできたので悔しい結果となりましたが、県大会に向けて準備していきたいと思います。多くの保護者の皆様・OBの皆様にご来場いただき御礼申し上げます。

【リーグ戦結果】
木更津 2-0 市原、木更津 2-1 市原中央
【1位代表決定リーグ結果】
木更津 2-0 木更津総合、木更津 0-2 袖ヶ浦
       

和楽同好会 第4回定期演奏会

 学校が始まった平成30年1月9日(火)の昼休みに、お琴の演奏会として「第4回定期演奏会」を生徒棟2階踊り場で行いました。
 お正月恒例の「春の海」を、音楽部生徒のフルートと合奏することで「和」の演出ができました。また、1年生は「ハナミズキ」、2年生は「打ち上げ花火」、そして最後に全員で、半年間練習した「グリーンウインド」を合奏しました。「感動したよ」「迫力があった」「演奏を楽しんでいるのが伝わってきた」などの感想が寄せられました。
 和楽同好会は、結成して4年ですが、少しずつ活動が広がりました。当日は寒い中、多くの生徒や先生方に温かい拍手をいただき、ありがとうございました。
       

千葉日報書道展、生徒・顧問のダブル受賞

 書道科の時田博之教諭が、創刊60周年記念第44回千葉日報書道展における千葉書壇秀抜展で、最高賞である千葉日報大賞を受賞されました。出展にあたり、平日は部活後の書道室、休日は自宅の書斎で、300枚を超す練習を重ねたそうです。その上で、今回の受賞については、「今回の受賞は偶々だった。ただし、常の努力が無ければその偶然も起こり得なかった。」とコメントされました。また、この書道展では時田教諭が顧問を務める書道部部長の柴田菜々子さん(2年)が、創刊60周年記念賞を受賞しました。そのことについて、「指導者である以上、自分だけが評価されても意味が無い。生徒と一緒に受賞できたことが、だからこそ最も嬉しい。これからも生徒と共に学び合い、共に成長し合いたい。」と、師弟ダブル受賞に大いに喜ばれている様子でした。

SEAコラボ「太陽とまちをつくる」クリスマスイルミネーション点灯式

 平成29年12月21日(木)夕闇迫る16時50分、正門前にて生徒職員約150名の見守る中、クリスマスイルミネーション点灯式が行われました。
 これは、SSH講座「太陽とまちをつくる」の今までの活動成果を、「イルミネーション」という形で報告をし、一般生徒・職員、地域の皆様にSSHの活動を紹介することを目的としています。
 はじめに、合唱部が「もろびとこぞりて」などのクリスマスソングを丁寧にそして素晴らしい歌声で合唱し、場の雰囲気を盛り上げてくれました。
 そして、体育館の壁に映像を写してプレゼンによる活動報告を実施。これは2年間にわたり「太陽とまちをつくる」講座の5種類の活動にすべて参加した普通科の生徒が行いました。彼は「読み原稿無し」で全てを頭の中にいれてプレゼンに臨みましたが、自主的に継続して行うことで、多くのことを学んだ様子がその発表から滲み出来ていました。
 その後、1年生が木更津高専で学んだ「フレッドボートを利用し音楽に合わせたLEDの点灯」を発表。高専の先生から理論をしっかり教えていただいたので、学校に帰ってから再現し太陽光発電との連携もできました。
 続いて、「ペットボトルを利用した風力発電」。これは11月の木更津オーガニックシティフェスティバルにおいて発表した作品に、新たな生徒がイルミネーションの工夫を加えました。当日希望した生徒が、団扇であおいで風をおこし発電させました。
 最後に、「パンドラの箱」。鏡で作った箱に、太陽光パネルにより蓄電した光を入れて反射させました。ギリシャ神話によると、開けてはいけない「パンドラの箱」から災いが吹き出したのち箱の底に残っていたのは、希望の光だったそうです。その光を、未来の希望のエネルギー源である太陽光で表現しました。
 自然エネルギーによる発電は小さく、イルミネーションもささやかでしたが、参加してくれた生徒や先生方の温かい拍手がこれからの活動の源となると思われました。また、普通科の生徒が中心となり、活動を展開し継続できていることも特筆すべき事柄だと思います。
 これからも、SSHに関連する活動が、理数科の生徒だけでなく、多くの普通科の生徒も楽しみながら参加・継続し発展させられる分野を模索したいと思います。