木高の日々の様子

2015年12月の記事一覧

理化部、今年の活動終了

 SSHや理数科設置に向けて、例年以上に活動を充実させてきた理化部ですが、今日の集まりで今年の活動は終了、年末年始のお休み期間に入りました。大掃除の後に来年の抱負ともいえる各自の研究計画を発表し合いましたが、3月19日の課題研究発表会に向けて、やるべきことはたくさんあると感じました。休みの間によく勉強し、研究に打ち込む準備をしておいてほしいと思います。
 下の写真は、クリスマスの飾り付けとして丸底フラスコとスタンドで作ったクリスマスツリーです。
   

H27競技大会の結果

 12月17日(木)、体育行事実行委員会の主催で競技大会が開催されました。女子の種目はバスケットボールとバレーボール、男子の種目はこれにサッカーが加わり、年次対抗で優勝争いが行われました。
 寒空の下でしたが、天気にも恵まれ、グラウンドや体育館を行ったり来たりしながら自分のクラスを応援しに行く生徒の姿がたくさん見られました。負けると試合終了のトーナメント形式のため、クラスのチームが勝ち残るにつれて、応援の声も自然と大きくなっていきます。特に3年生はクラスで参加する最後の行事のため、一段と白熱した戦いが繰り広げられました。

 試合の結果は次の通りです。

3年(男子) バスケットボール  優勝 38R②  準優勝 37R
       バレーボール    優勝 35R   準優勝 31R
       サッカー      優勝 38R   準優勝 36R
3年(女子) バスケットボール  優勝 32R①  準優勝 31R
       バレーボール    優勝 35R②  準優勝 36R①
2年(男子) バスケットボール  優勝 25R   準優勝 21R
       バレーボール    優勝 25R   準優勝 24R
       サッカー      優勝 25R   準優勝 26R
2年(女子) バスケットボール  優勝 24R   準優勝 27R
       バレーボール    優勝 28R   準優勝 23R①
1年(男子) バスケットボール  優勝 12R   準優勝 16R
       バレーボール    優勝 17R   準優勝 12R
       サッカー      優勝 11R   準優勝 15R
1年(女子) バスケットボール  優勝 16R①  準優勝 15R①
       バレーボール    優勝 16R   準優勝 18R

          

特別教室への冷房装置の導入案を可決 -臨時PTA総会-

 平成27年12月4日に、本校視聴覚室において、臨時PTA総会が行われ、特別教室への冷房装置設置が決定しました。
 佐々木PTA会長からの経緯の説明の後、業者を交えての質疑応答があり、事前に出されていた賛成反対の票と出席者の票を合わせた結果、在籍数の87%以上の方が賛成され、導入が決定しました。
 今回採用されたのは普通教室等と同じ「ガスヒーポン方式」で、13年間のリース契約です。今後は、平成28年度からの稼動をめざして、手続きに入ります。なお、設置するのは授業で使用する16教室に限られることになりました。

設置される教室
 化学実験室、化学講義室、物理実験室、物理講義室、生物実験室、生物講義室、地学実験室、音楽室、器楽室、美術室、工芸室、書道室、被服室、調理室、社会科教室、LL教室

 その他として、佐々木会長から「第一体育館の暗幕の劣化がひどく、行事や部活動に支障をきたしているのでPTAの会費で交換をしてはどうか」という提案があり、承認されました。また、議事終了後根本校長から、「校内のトイレを改修してほしい」という要望にできるだけ応えていきたい、という話などがありました。
     

流星天文学セミナー(第2回)に参加

 今年度、日大理工学部の阿部先生と連携して実施している「流星天文学セミナー」の第2回として、平成27年12月6日(日)、流星のスペクトル解析実習を実施しました。
阿部先生の進めている“人工流星プロジェクト”は、テレビ番組でも取り上げられている夢のある計画で、番組では放映されなかった生の実験映像も交えて紹介して下さいました。さらに、流星の発光メカニズムとその観測方法を学び、“マカリ”というフリーソフトを用いたスペクトルの解析実習にも挑戦しました。今回は参加者が3名とやや少なかったものの、意欲的にPCを使った実習に取り組みました。今後、流星群のスペクトル観測に挑戦してみたいと考えています。
    

地球深部探査船「ちきゅう」の特別見学会

 平成27年11月23日(日)に、本校生徒5人と地球深部探査船「ちきゅう」を見学してきました。
「ちきゅう」は、国際深海科学掘削計画(IODP)の主力船として、2005年7月から運用されている探査船で、普段は海洋上で掘削しているためほとんど港に寄ることはないのですが、今回定期点検のため横浜港に寄港したところを、日本地球惑星科学連合教育検討委員会と地学オリンピック日本委員会からの要望により、特別に見学することができました。
 「ちきゅう」は世界最高の掘削能力(海底下7,000m)を持ち、巨大地震発生のしくみ、生命の起源、 将来の地球規模の環境変動、新しい海底資源の解明など、人類の未来を開くさまざまな成果をあげることを目指しています。
 今回見学できたのは、海底を掘り進むドリルビット、採取したコアを切断する装置、コアを分析する機器、掘削に使用するライザーパイプなどでした。
見学してわかったことは、
①海底を掘削するためには長期間に渡り、船を高い精度で固定する必要があること。
(「ちきゅう」では、海が荒れていても±90cm以内に固定できるそうです)
②採取したコアを直ちに調査・分析ができる「研究区間」があること。
③東日本大震災をはじめ、過去に発生した巨大地震の際の滑り面が見つかっていること。
などでした。
船の中は迷路のようでしたが、スケールの大きさに生徒共々感激しました。