木高の日々の様子

2014年4月の記事一覧

音楽 マンドリンコンサート

45thコンサートが開催されました。今年は「リスボンの恋人たち」「ドライブ・アローン」から始まり,軽快に進行していきました。第二部のポップスステージでは,ディズニーや古賀政男メドレーなど,様々な年齢の人が楽しめるよう工夫していて,観客の中には歌い出す人もいたほどです。そして第三部は「じょんがら抄」「杜の鼓動―欅の風景―」と魅力的な楽曲でした。渡邉部長の挨拶にもありましたが,今まで22人の演奏がまとまるよう多くの努力をしてきたのだろうし,うまく弾けるか不安も大きかったと思います。でも今日は保護者やOBもたくさん来てくださり,そして18名の1年生の加入が勇気となって,素晴らしい演奏ができたのだと思います。アイコンタクトと表情だけでタイミングを合わせる中で笑顔が輝いていました。7月には高文連全国大会茨城大会に出演することになっていますが,さらなる頑張りを期待します。
              

会議・研修 創立記念講演会

今年の創立記念講演は,昭和35年本校卒業で元大日本インキ化学工業常務取締役の飯田茂さんによる「受験と人生」でした。飯田さんは,勉強の計画を立てるものの,次々と新しい参考書を買って計画を立て直すこと頻繁だった経験から“計画は控えめに,実行は確実に”“継続は力なり”を実感したなど,私たちが身近に感ずる内容で親近感を覚えることができました。また,後悔には2通りあって,やってしまった後悔は教訓として残るが,やらなかった後悔は何も残らない,と積極的に活動することを勧めてくださいました。話の端々にジョークを織り交ぜ,笑いを誘いながら講演を進めてくださり,気がつけばアッという間に予定時間の90分を経過していたのは,御自身が落語好きだと説明してくださったので納得でした。興味を持ってくださった保護者の方も参加してくれました。
        

音楽 音部定期演奏会

木更津市民会館で開催された音部定演には,保護者や地域の皆様,卒業生など大勢の方が来てくれました。今年は熊野古道をテーマにした曲や,SPARTACUSという難曲に挑むなど,積極的でしたが,なかでもポップスステージと題して,70年代・80年代・現代と様々な年代の人に合わせた曲を演奏したり,歌ったり,そして踊ったりする新しい取り組みが目を引きました。「学園天国」「UFO」「パラダイス銀河」「セーラー服を脱がさないで」「世界に一つだけの花」「女々しくて」「あまちゃん」など,手拍子しながら一緒に歌えて楽しかったです。また,音楽劇「白雪姫の国のアリス」ではウィットに富んだセリフで観客を惹きつけました。この年頃だと,恥ずかしがってセリフが聞こえなかったり,小さく踊ったりして,しらけさせることが多いのですが,十分に企画を練って,よほど練習したのでしょう,今日は羞恥心を消し去って頑張りました。さて,3年生部員はこれで部活を引退します。でも顧問の町田先生が言っていたように,今日を音楽とともに豊かな人生を送るスタートの日として欲しいと思います。今日の感動を忘れずに,なにごとにも頑張りましょう。
              

会議・研修 高大連携講座

1・2回目は千葉大学で行われた高大連携講座ですが,3回目以降は本校に千葉大の先生が来て講義をしてくださいます。1コマ目は白川健先生の「図形の中心とその応用」でした。アルキメデスの話から始まり,平面図形の重心を解説してくださいましたが,生徒各自がボール紙をはさみで切り取って,重心を予想した上で,コンパスの針の先に乗せて釣り合うか試してみるという実験を行っていました。普段,高校の授業では解説はするものの,実際に試してみることはまずないだろうと思うことを,体験して受講生徒の顔はニコニコしていました。2コマ目は中井達先生の「数学を使ってみる」でした。電卓を使ってできる複数の対象を比較するという内容でした。2の4乗根を電卓で求めるときに,戸惑う生徒が多かったのですが,しばらくすると気付いたようです。この気付いた瞬間が数学を好きにさせるポイントでしょうか。
        

夜 和楽愛好会

「日本に伝わる筝曲の響きを味わうことを活動の柱とし,同時に様々な形の日本文化に触れて豊かな時間を創出したい」との目的で和楽愛好会が設立されました。今は主として被服室で筝を弾いていますが,これがまたチントンシャンといい音なんです。昨日紹介の浮世絵と同様,木更津の町おこしに活用していただけるのではないかと思います。もし,関心をお持ちになった方がいらっしゃったら,ぜひご連絡ください。さて,27日(日)は音楽部定期演奏会が木更津市民会館で午後1時から開演です。3年生部員最後の活躍をぜひご覧いただきますようお願いいたします。一般公開しており,入場も無料です。